食育【好き嫌いを改善させる方法と必要性】成長してから及ぼす悪影響NO.2
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食べ物に対する好き嫌いは、小さなうちから改善しておく必要があります。子どもが食べ物に対して好き嫌いがあると及ぼしてしまう悪影響を、以下のページからお話しています。

(まずはこちらからご覧下さい。:食育【好き嫌いを改善させる方法と必要性】成長してから及ぼす悪影響NO.2

食べ物の好き嫌いをなくす方法

前回は【食べ物や食べる事に対する感謝を教える】ことまで解説していますが、続きをご覧下さい。

食べものの美味しさを伝える

何を食べても「美味しいね。」という言葉をかけてあげて下さい。

子どもが、見た目が嫌だったり・口に入った時の舌触りが嫌だと感じても、親が「美味しい!」と言って食べていると、『食べたくないけど・・・もしかすると、そうなのかな?』と感じる場合もあります。

新生児の頃に親の笑顔から、笑うという意味を教えられる事と同様です。(参考:新生児が笑うのは何故?寝ている赤ちゃんの微笑みから声を出して笑うまで

そしてその食べ物がどんな役割を持っているのかを教えます。

  • 「このお野菜はね。〇〇ちゃんの身体の中をぐるーっと回って、とても可愛くしてくれるんだよ。ほら。お肌ツルツルで気持ちいいねー。」
  • 「このお肉を食べると、お腹が嬉しい!って喜んで、〇〇くんに元気パワーをいっぱいくれるんだよ!」
  • 「「美味しい!」と思って食べると、元気百倍アンパンマン!みたいに、強くかっこよくなれるよ。」

このように、子どもが『嫌いな食べ物でも食べるととってもいい事があるんだ。』という事を常に教えてあげて下さい。

そして、日曜日や時間がある時には、調理前の野菜を子どもに見せてみるのも良いかも知れません。

皮をむいた玉ねぎを見せて「玉ねぎさん触ってみて!ツルツルしていて可愛い!お料理すると、すごく甘くて美味しいね!」こうしたちょっとしたことでも充分な【食育】となります。

私の甥っ子は、幼稚園の頃牡蠣が大嫌いでしたが、母親が「栄養たっぷりな海の牛乳さん!」と言っているうちに、大好きになりました。

食事の時間を楽しい時間にする

一般的に食事の時間はテレビを見る場合が多いかと思いますが、できるだけテレビはつけずに会話をしながら食べるようにしましょう。

会話をして親子のコミュニケーションを取りながら、食べる喜びを共有するようにします。親子間で同じ感情を共有できる食事の時間は、親子の絆を深めるいい機会です。

日々忙しくしている中、食べる時間は喜びを分かち合う大切な時間です。

何でもないことでも笑顔で声をかけ、会話を交わすことも、食を通して重要な育児となる立派な【食育】です。

私の息子は食卓につくと必ずテレビをつける妹に対して、本当に時々ですがこう言っていました。「飯食う時は、家族がコミュニケーションを取る大事な時間なんだから、テレビは見るもんじゃない!」ちょっとふざけながら・・・。

もちろん自分からテレビをつける時もありますが、少しはそう思っているのだろうなと感じます。

そして何か注意することがあっても、極力食事の時間に叱ることは避けるようにします。

「おもちゃなんで片づけないの?」なんて注意をしてしまうと、子どもにとっては楽しい時間ではなくなってしまいますね。

そういう事を繰り返していけば、食事の時間は叱られる嫌な時間と感じてしまうことにもなります。

食べ物をまずいと言わない

子どもの前で、食べ物を不味いと言わないようにしましょう。

もし子どもが、「それは嫌!」と言っても、「まずくても、栄養があるんだから食べなきゃいけない。」と教えてしまうとします。すると、子どもは『それはまずい。』と思い込んでしまうことになります。

何となく見た目が嫌だから「食べたくない。」と思っている食べ物なら、親がまずいと言ったことで先入観を持ってしまうことにもなるのです。

感謝の意を教えるためにも、まずいという言葉を出したり、子どもの意見に同意しないようにした方が良いですね。

私が小さい頃は、両親ともに納豆が好きではなかったので、食卓に納豆が並ぶことがありませんでした。記憶は定かではありませんが、何度かどこかで食べたことがあったのでしょう。

『納豆はまずい食べもの。』と思い込んでいました。

ですが18歳の頃、友人が「あんな美味しいものないよ!小粒の納豆にネギとタマゴを入れて食べてみればわかる!最高だよ。」としつこく勧められ、『そうなのかな?』と思いながら食べると、一気に嫌いから好きに変わりました。今でも、3日に1回は食べているかも知れません。

『成長してからであっても、食べ物の好き嫌いが改善することもあるんだ。先入観って怖いな。』と感じました。

ですがそれは、ただの食わず嫌いだったからですね。

友人が、納豆を「美味しい!」と絶賛していなかったら、食べていなかったでしょう。「私は好き。まずいと思うかも知れないけど、食べてみたら好きになるかも?」なんて言葉で食べてみようとは思いません。

どんな食事メニューでも嫌がる園児

食育【好き嫌いを改善させる方法と必要性】成長してから及ぼす悪影響NO.2

私が保育所へ勤めていた頃の話です。

Aくんは、何か特定の食べ物が嫌いというわけではなく、その日の気分で料理の見た目だけで『食べる』『食べたくない』と決めているような3歳の園児でした。

お母さんの話によると、家でもほとんど食べない・食事よりもお菓子を好んでいるということで、大変心配していらっしゃいました。育ち盛りの子どもが、きちんとした食事を摂っていないと、成長にも大きく関わってしまいます。

子どもが大好きなお肉料理を見ても「僕食べたくない!」野菜のソテーを見ても「僕それ嫌い!」甘いゼリーのおやつを見ても「いやだ!」常にご飯しか食べないのです。

「Aくん、見て!これ飛行機さんだよ。Aくんのお口に飛んで行ってもいいかな?ほら。行くよ~。ブゥ~~ン!!」そう言って、スプーンに乗せた野菜を遠くから飛んでいるように見立て、ぐにゃぐにゃと動かしながら口元へ運ぶと、Aくんは大きな口を開けてくれました。

そしてその後どうするかは、その時によって違います。

  • 口に入った食べ物を吐き出す。
  • 嫌そうになりながらも、褒められたいから頑張って食べる。
  • 「これ美味しい!またそれが食べたい。ブゥ~~ンして!」と、笑顔で催促する。

その後お母さんから「家でも、飛行機して!と言って、以前よりは食べてくれるようになりました。」と嬉しい報告を聞くことができました。

時間はかかるかも知れませんが、地道に『とっても美味しい。』『食事を摂ることは、とっても楽しい。』という事を教えてあげると、食べることに対して興味がわき、好き嫌いも少しは改善できる可能性があります。

ちなみに私は18歳の頃に納豆が好きになってからは、嫌いな食べ物はたったの一つもなく、野菜が大好きです。特に、人参や生で食べるピーマンが大好物です。

昔から実家では、シチューやカレーが食卓に並ぶと、何故か私のお皿には人参がとても多いのです。それで、元々好きだからと考えていたのですが、「子どもの頃は人参嫌いで、どれだけ苦労したか・・・。」と母から聞かされた時は本当に驚きました。

母はいつも私にわからないように、ピーマンと人参を小さくみじん切りにして、日々悪戦苦闘していたのだとか。何故、嫌いだったものが好きになったのかはわかりませんが、親は本当に偉大な存在だなと感じます。

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