子どもに忍耐力を教えるのはいくつから?どうやって教えるべき?
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子育てのうちで、子どもに教えていきたい事は、人それぞれで様々なものがあります。その中でも『忍耐力』を育ませたいと思っているママも多いでしょう。

【忍耐力】と一言で申しましても、ただ欲求を抑えて我慢するという意味だけではありません。

  • 欲望を抑える【忍耐力
  • 粘り強く待つ【忍耐力

子どもにその忍耐力を養わせるために、最も必要なものをご存じでしょうか?それは、親の【忍耐力】です。

忍耐とは?

忍耐は、wikiではこう記載されています。

忍耐(にんたい、英語: patience)とは、苦しさ、辛さ、悲しさなどを耐え忍ぶこと。

出典:wiki

続けてこうあります。

自分に不都合なことなどをひとにされても、暴力的な仕返しをしたり、現実逃避したりしないなど。

例えば暴力を奮われたからと言って、同じように暴力をし返すのか?個人的主観によって、教え方は全く違ってくるでしょう。

強い精神力で切り開く忍耐力

昔、私の息子が小学校4年生の頃、いつも同級生であるBくんにいじめられているAくんがいました。そのイジメている同級生はみんなから『強い』と言われて少し怖がられている存在でした。その子は嫌がっているAくんに対して、突き飛ばして文句を言っている現場に遭遇した息子は、前に立ちはだかったのだとか。

「いやがっているだろう。」
「なんだよ!どけよ!」と頬を殴られた息子は、それでもAくんの前から離れず、Bくんはそそくさと退散したそうです。

ちなみに、息子がクラスのみんなから、『あのBを黙らせた。Bより強い。』と一目置かれるような存在になったのは、それからでした。

後に、その光景を見ていた担任の先生に話を聞かされたのですが、そこで手を出していれば息子もただ暴力で人を抑えつける同罪という事になっていたかも知れません。

自分が受けた害と同じ事をして復讐する「目には目を歯には歯を」ということわざがありますね。しかし、その言葉は、イエスキリストの復習に対する戒めの言葉であったとも、解釈されています。

暴力で人を押しのけるのではなく、強い精神力を人に訴えかける。それも【忍耐力】の一つです。

私の息子は『人をいじめるのは、良くないことだ。』ということを、殴られても忍耐心にて貫いたのです。

私が息子に教えてきていた事は「自分が変われば人も変わる。」という精神。正に【忍耐力】です。とは言え、実は「殴られたら3倍にして返せ!」とも時々言っていました。

息子が、後述したことを間に受けていなくて良かったと、本当にホッとしています。やはり、親の本心は伝わっていたのです。

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子どもに忍耐力を教えるには?

子どもに忍耐力を教えるために最も必要なことは【親の忍耐力】です。

一生懸命に取り組む親の姿勢を、子どもはしっかり見ています。

子どもは、親の背中を見て育ちます。(参考:【親の背中を見て育つこども】言葉で教えずとも自然にしつける大切なこと

親が何に対しても、忍耐力を持って取り組んでいると、おのずと子どももそれに習うでしょう。

親が飽きっぽい・忍耐力がない場合、子どもに忍耐力を培わせることは困難である場合が多かも知れません。

親の忍耐力って?

一番影響されるのが、子育ての場面です。

  • 子どもが頑張って着替えをしようとしているのに「早くしなさい!」と急かす。
  • 牛乳を飲んでいてこぼしてしまったからと言って「なんでちゃんと飲めないの?」と叱る。
  • 一つのおもちゃで長く遊べず、すぐに飽きてしまうからと言って「欲しいから買ったんでしょう?」と問いただす。

(関連:【おもちゃにすぐ飽きてしまう子ども】根気の無さは大人も同じという真実)大人であってもすぐに飽きてしまう状態なのに、たった数年しか人生を経験していない子どもに、何を求めるのでしょうか?

子どもがすることに対し、忍耐力を持って接しなければ、子どもの忍耐力を育むことはできません。

片づけやお手伝いをさせる場面でも、同様です。時間がかかってしまうから、最終的には親がさっさとしてしまう部分も、忍耐をもって見守ってあげます。(参考:子どものお手伝いで失敗しないさせ方とうまくさせるコツ

子どもが一生懸命やっている時に、口を挟んだり手を出してしまうと、忍耐力だけでなく考える力や行動力さえ、なくしてしまう可能性があります。

ただし、親がそういった忍耐力を100%持っていなければ、子どもも100%忍耐力が養われないのかと言えば、そうとも限りません。

実際に私は、子どもに片づけを教えることはできませんでしたが、今になって肝心な部分は届いていたと確信しています。(参考:子どもにも家の仕事を持たせる深い意味【お手伝いさせなかった後悔】

忍耐力はいくつから教える?

忍耐力は小さければ小さい程教えておいた方が良いと思ってしまいがちです。しかし、きっちりした区切りはありませんが、我慢する意味をわからない子どもに忍耐力を教えることはできません。

  • 自分がやりたいと思っているのに、なぜ抑制されるのか?
  • 興味があるのに、なぜかママは怒っている。

子どもは、こう考えてしまいます。

余りに褒め過ぎてしまうと、子どものやる気の芽を積んでしまうリスクがある事と同様で、興味あることに対し忍耐を強いると芽生えた自立心を失わせてしまう可能性があります。(参考:お手伝いで褒め過ぎは禁物!?逆効果になってしまう悪影響の元に?

だいたいの境目としては、約2歳を過ぎた頃から徐々に教えていくようにしましょう。

ただし例外として、小さなおもちゃや辺りに落ちているものを食べてはいけない事や、1人で飛び出すと危ないというように、危険につながることは厳しく教える必要があります。

無理やり忍耐力を強いても意味がない

子どもに忍耐力を教えるのはいくつから?どうやって教えるべき?

2歳を過ぎた頃から、少しずつ『我慢することの意味』を伝えたしつけをしていきます。

  • なぜ、自分を抑えなくてはいけないのか?
  • どうして、ママは怒っているのか?

忍耐を押し付けるのではなく、忍耐する必要性をきちんと毎回言葉で伝えていきます。(参考:『いい子に育てる』とはどういう子?子どもをコントロールしようとしていないか?

怒っても何をしても治らない!子どもの人に対する噛み癖にはどう対処すべき?

さらに、お菓子やおもちゃで言う事を聞かせたり、突き放したような言い方で叱ってはいけません。(参考:ご褒美によるしつけ『これをすればこれをあげる』交換条件は良いか悪いか

【絶対NG!】言うことを聞かない子どもに言ってはいけない言葉とその理由

子どもが、自発的に我慢するという忍耐力を培うことが最も重要です。

常に「我慢しなさい。」と抑えつけるのではなく、我慢しなければいけない理由を子どもが悟れるようにしていくのです。

上述した参考ページを見ていただくと、忍耐力だけでなくしつけは全て共通していることがわかっていただけるかと思います。

公園で親が話したいからと言って、「砂場でじっと遊んでいなさい。」というような親の勝手な都合で我慢させようとしても、子どもに忍耐力を教えていることにはなりません。(参考:【ママだけ大好き!】親と子どもの共依存?一緒に成長していこう!

スマホゲームがいいところだからと言って、遊んでもらおうと待っている子どもが、終わるまでじっと待っていたとしても、決してきちんとした忍耐力を教えている事にはなりません。

  • 親の欲望を押し付け、子どもをコントロールしようとしない。
  • 愛情を持って、心を伝えるしつけをする。

子どもだからわかっていない・親だから偉いと思ってしつけをしてしまいがちですが、人間としての差は全くないのです。同じ目線に立って見ると、親も子どもからさまざまなことを教えられていることに気がつくでしょう。

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