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もうすぐ夏休みです。勉強の計画は企てたでしょうか?
来春の受験生であれば塾や予備校の夏期講習へ参加するのでしょう。
もちろん独学でも勉強はできます。マイペースで頑張れます。
その際に、オススメの教材を紹介しましょう。

なお今からでも塾や予備校の夏期講習を申し込むことはできます。
その際のポイントは、下記を参照してください。

参考「夏期講習を選ぶ際のポイントは3つだけです

夏休みの教材・参考書を選ぶポイント

1.定番の教材・参考書を選ぶ

簡単に教材を見つける方法があります。それは、定番を選ぶことです。
本屋さんへ行けば、さまざまな参考書や問題集が売られています。どれがよいのか?専門家でも選ぶのが難しいです。どんどん新しいタイプが登場しているからです。

しかし、

  • 長く使われている
  • 現在まで生き残っている

このような定番の教材は、多くの人たちが利用してきた、つまり効果があった証拠なのです。

それでは、定番の教材を選ぶときにチェックするべき点を説明します。

(1)教材の奥付で初版の発行年をチェックしよう

定番の教材を探すには、本の奥付を見ましょう。
そこに初版の発行年があります。古いほど定番である証拠です。

(2)教材の奥付で改定年もチェックしよう

また一番新しく改訂された年を見ましょう。
平成24年に学校の教科書が改訂されているので、その前年もしくは以降に改訂された版を選びましょう。それにあった教材を使わないと、内容がずれることがあります。古本屋で探す際は注意しましょう。

2.学習範囲全体を含んでいて、基本の復習ができること

学習範囲全体を網羅している教材を選びましょう。夏休みに何をするか?それによっても異なりますが、まずは基本の復習ができる教材が必要だからです。基本がしっかりできていれば、応用問題も解きやすくなります。逆に基本がわからない状態で難問を解いても、実力はアップしません。

参考「【塾講師直伝】必ず受かる夏休みの勉強法とは?合格を左右する5つの心得

3.応用問題があること

狙う学校と今の実力を比べて、応用問題集を選びましょう。ちょっと難しい程度がベストです。なぜなら、実力をはるかに超える問題を解いても、意味はないからです。

数学や理科などでは、模範解答が詳しいタイプを選びましょう。単に答えだけ出ている問題集は、年末の仕上げ用や電車内でのチェック用には使えますが、夏休みには向いていません。

中学・高校・大学受験別、夏休みのオススメ教材・参考書

ここからは具体的に、受験別、科目別にみたオススメ教材を紹介します。もちろん本記事の執筆に際して、私は特定の出版社との関係は一切ありません。塾講師としての経験からの実感です。そういう意味では独断と偏見のみです。あしからずご了承ください。

一般的に参考書類は値段が安めに設定されています。とはいえ下記で紹介する教材は2000円以上するものもあります。それでも安い本を複数買うより一つに決めた方が、夏休みという短期戦を考えれば、コスパとして経済的だと思います。

なお小学校受験は特殊ですので、下記を参照してください。
参考「一発逆転もあるかも!?小学校受験に向けた夏休みの過ごし方は5つあります

1.中学受験のオススメ教材・参考書は『自由自在』

中学受験を考えたなら、一番のオススメは受験研究社の『自由自在』シリーズです。中でも高学年用です。国語、算数、理科、社会、いずれも内容のバランスがとれています。練習問題も充実しています。難関中学を目指す際も利用可能です。

理科や社会であれば、疑問点などを調べる際に事典的な使い方も可能です。そういう意味では4年生や5年生でも使えます。一家に1冊常備して損はありません。中学に入ってからの見直しにも便利です。関連の問題集シリーズと並行すると学力アップに貢献します。
参考「塾講師が問う!中学受験の理科はどこまで科学的に正しいのか<生物編>

なお中学受験の参考書は、出版社によって記載内容が異なることも多いです。そのためあれこれ読むのではなく、ひとつの本に決めましょう。ただし副教材として文英堂の『特進クラスの~』シリーズも悪くはありません。

自由自在

特進クラスの国・数・理・社

2.高校受験のオススメ教材・参考書は『自由自在』『パーフェクトコース』『教科書トレーニング』

高校受験に関しても受験研究社の『自由自在』がオススメです。国語、数学、英語、理科、社会いずれも基礎から応用問題まで網羅されています。事典的な使い方もできます。練習問題だけを繰り返し解く学習法も良いでしょう。


プラスアルファの知識を付けるには学研『パーフェクトコース』も侮れません。練習問題はありませんが、事典的な使い方に適しています。


一方で
「学校の勉強を復習したい」
「内申点を上げたい!」
そうしたニーズに対しては教科書に合わせた新興出版社『教科書トレーニング』シリーズがあります。基本的に穴埋め式です。教科書を読む練習にもなるでしょう。基礎固めに最適です

なお公立中学校の教科書は市区町村によって異なります。そのため自分が使っている教科書に合ったタイプを選びましょう。違うものだと全く使えません。また英語は違う出版社から出されていることもあります。わからない時は本屋さんで尋ねてみましょう。

※お持ちの教科書と同じ出版社用の『教科書トレーニング』を選んでください。
※各教科ごとの『教科書トレーニング』があります。

3.大学受験のオススメ教材・参考書は科目で違う

大学受験は科目によって、オススメの教材は異なります。

(1)国語は『実戦演習』シリーズ

問題集としてオススメなのは桐原書店の『実戦演習』シリーズです。こちらの優れた点は1冊が22~30問に分かれており、1日1題と区切りをつけやすい点です。また解説も充実しています。これだけでも参考書として利用できます。

さらに基礎・標準・完成とレベル分けされています。順番に解いていくのもよいでしょう。もちろん現代文・古文・漢文があります。苦手分野の克服にも向いています。なお、国語は時間を意識しましょう。問題文を5分または10分で読む!本番で生きてきます。(※完成は現代文のみ)

そして国語力のアップには、読書をしましょう。本を読んで何にになる?そう批判する若者も多いです。とはいえやっぱり読書習慣がある人ほど読解力や語彙力が高くなります。好き嫌いの問題ではなく、受験をまじめに考えるなら、今からでも遅くありません。毎日5分でも1ページでも良いので本を読みましょう。

国語『実践演習・現代文』基礎・標準・完成
国語『実践演習・古文』基礎・標準
国語『実践演習・漢文』基礎・標準

(2)数学は『チャート式』

数学は数研出版の『チャート式』です。受験生なら知らない人はいないほどのド定番です。こちらをすすめる理由は、レベル別に選べるからです。優しい方から白・黄・青・赤と色別になっています。本屋さんでも見つけやすいです。

数学が苦手な人は、白チャートで基礎固めをしましょう。慣れた人なら黄チャートです。難関大学を目指すなら青チャートです。いずれも問題文に劣らないほどの<解答編>があります。何度も繰り返し解けば、基本と応用力が身に付きます。

なお上述しましたが、数学は特に発行年が大切です。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bなどの内容が頻繁に変わっています。今はCがありません。次回の改定ではCが復活する?そのため最新版を買いましょう。

白チャート 基礎と演習
黄チャート 解法と演習
青チャート 基礎からの数学
赤チャート チャート式数学

(3)英語は『実戦演習』シリーズと『~問題精講』シリーズ

ひとつは桐原書店の『実戦演習』シリーズです。こちらは基礎、標準、完成といったランク別で選ぶことができ、かつ英語長文・英文法・速読英文などのタイプにも分かれています。自分にニーズに合わせた選択ができます。

英語長文
英文法
速読英文

もう少し量を増やしたいならば旺文社の『英語~問題精講』シリーズです。ちょっと小型のB6変型判です。『入門~』『基礎~』と『標準~』の3パターンあります。さらにそれぞれが英文、英文法、長文に分かれています。問題文の全訳、重要な語句の説明もあります。

長文問題を解く際は、時間を意識しましょう。速くかつ正確に意味を把握する練習をしましょう。初めは辞書を使わず、しかし解いた後わからない単語や熟語があれば、必ず辞書で調べましょう。そのひと手間が合否を左右します。

英文問題精講
英文法問題精講
英語長文問題精講

(4)社会は山川出版社

社会は分野が分かれます。とはいえ、山川出版社の問題集は外れがありません。

詳説ノート

日本史と世界史は『詳説ノート』シリーズです。値段も900円+税です。基本的に穴埋め式です。学校の教科書と一緒に解いてみましょう。

センター試験への道

地理、現代社会、倫理に関しては『センター試験への道』シリーズです。センター試験の過去問を基に構成されています。センター向けの学習が社会の基本です。まずはこれでしっかりと覚えることが大切です。

用語集

なお、同じく山川出版社の『用語集』を常備しましょう。地理、政治・経済、日本史、世界史、現代社会、倫理などに分かれています。いずれも税込み1000円以下で買えます。電車内で読むにも適した四六版です。こちらは古本屋で探しても良いかも。

(5)理科も『チャート式』

理科も数研出版『チャート式』です。生物・化学・物理、いずれもボリュームがあり夏休みで読破するのは難しいかもしれません。しかし復習には最適です。時間がなければ練習問題だけを拾って解く方法もあります。わからない語句を調べる事典的な使い方もできます。


もっと問題を解きたい場合には、同じ数研出版から緑色の問題集『リードLightノート』シリーズがあります。生物、化学、物理、いずれも基礎と応用の問題が充実しています。

リードLightノート生物
リードLightノート化学
リードLightノート物理

ただし地学に関しては『チャート式』がありません。全般的に参考書や問題集が少ないです。これは学習者数が少ないからでしょう。とはいえ旺文社『みんなのセンター教科書 地学Ⅰ』は内容も平易ですし、問題も付いています。

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本屋に入り浸ろう

受験は夏が勝負です。ここで培った能力が本番で生きてきます。もちろん上述以外の参考書であっても、自分に合った本を選ぶべきです。そういう意味でも本屋さんに入り浸りましょう。参考書を読んでいる学生を追い払う本屋はないはずです。

ただし座り読みは他のお客さんに迷惑です。立ち読みの方が血の巡りが良くなるので気分転換にもなります。冷房の利いた本屋は、第二の勉強部屋になりますよ。

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