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ある時、おかかとかつおぶしの違いがよく分からないとおっしゃる方が多いという話をお聞きしました。確かに、おにぎりを食べる時によく、”俺、おかか!”なんて言いますが、中身はただの削り節だったり、削り節を醤油などで調味したものにすぎません。さらには、「かつお」と表記されて売られているおにぎりも沢山ありますよね。という事は、おにぎりの中に入っている削り節は、かならずしもおかかだとは限っていないのでしょうか?あれはただのかつお!そうなると、益々かつおとかつおぶし、そしてかつおぶしとおかかの違いが分からなくなってしまいそうですね。
でも、安心して下さい。かつおとかつおぶし、そして、おかかの区別が付かなくても全然不思議じゃないんです。むしろ、それが当たり前!きちんと違いが分かる人の方が特殊だと言っても過言ではないでしょう。
何故なら、実はかつおぶしも、おかかも、ついでに言うと、ここで言うかつおも、初めから物体事態の違いがないからです。たとえて言うならば、母親の事を母と呼ぶか、ママと呼ぶか?あるいはお母さんだの、おっかあだの、さらにはおふくろだのと、いろいろな故障があって、人それぞれ、好みで使い分けていますが、正にそれと全く同じ!単に地方やレシピの作者によって、勝手に呼び分けているだけの話なのです。
従って、物はどれも同じという事ですから、固まりのままのかつおぶしも、細かく削ったけずりぶしも、人や地域によってはおかかであったり、かつおであったりします。特におかかについては、主に関西、それも京都の武家で、丁寧な女房言葉として頻繁に使われるようになったという噂もありますし、カッカ削るところから、通称として用いられるようになったという説もありますね。
いずれにせよ、おかかというのは、何となくほのぼのさせられる雰囲気があって、出来れば好んで使いたい日本の古き良き言葉の一つではないでしょうか。

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