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過激派テロ組織「イスラム国」のニュースが日常的に流れていますが、このイスラム国、国という名前がついていても、国家として認められているわけではありません。
イスラム国やアルカイダなど、イスラム教=テロリストというイメージが近年では強くなっていますが、これらのテロ組織について知るためには、まず、イスラム教という宗教について、理解しておく必要があります。

1.イスラム教はユダヤ教、キリスト教とも関係がある

まず、イスラム教の唯一神である「アブラハム・イサク・ヤコブ神」を信仰している宗教です。
知らない人も多いのですが、元をたどるとこのアブラハムという神は、ユダヤ教の神であり、キリスト教の神でもあります。
つまりイスラム教、ユダヤ教、キリスト教が信仰しているのは、同じ神で、その神に対しての解釈がそれぞれ違うため、宗教が対立していると言えるでしょう。

2.どんな戒律があるの?

イスラム教では、信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼の5つの戒律を最重視しています。
例えば、イスラム教では1日5回、聖地であるメッカに向かって礼拝をする事が義務づけられています。
この時間も自分で自由に決められるのではなく、起床時、午前中(昼前)、昼休み、日没、就寝前と決まっていて、イスラム教国では、仕事中でも、礼拝の時間が設けられているそうです。
また、イスラム教では、イスラム暦の第9番目の1ヶ月間は、日の出から日没までの間、飲食、喫煙、性交などが禁止されています。
これは食べ物のありがたみをしる為の風習で、日が出ている日中は、水を飲む事も、ツバを飲み込む事も禁止されているそうです。(ただ、断食は、病人や妊婦、子供などの場合には、一部免除されています。)

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3.イスラム教で禁止されている事は?

戒律が厳しい事で知られているイスラム教徒ですが、イスラム教徒の間では、他の宗教と異なる点も多いと言われています。
例えば、イスラム教では、神を偶像崇拝する事が禁止されています。
よく、神様と言えば、雲の上に居る特別な人間像が描かれる事が多いのですが、イスラム教の神は、肉体を持った存在ではなく、むしろ宇宙の全て、自然界全てを象徴しているため、架空の偶像を崇拝するという事はないそうです。
また、イスラム教について詳しく知っている「ウラマー」という知識人はいますが、キリスト教のような聖職者というのも、イスラム教では存在しません。
イスラム教で信ずるべきは「コーラン(聖典)」であり、宗派の指導者は、神の使いではないのです。
さらに、イスラム教と言えば、長いベールで体や顔を覆っている女性が多いのですが、これは、男性の視線から女性を守るためのもので、女性が夫以外の男性へむやみに肌の露出をする事は、厳しく禁止されています。

4.テロリストとの関係は?

近年のテロ事件で「イスラム教徒」=「テロリスト」というイメージを持っている人も多いのですが、なぜイスラム教から過激なテロリストが続出しているのでしょうか。
これには、色々な説がありますが、イスラム教の経典である「コーラン」には、聖戦(ジハード)といって、敵と戦うという章があります。
本来なら、この聖戦は、「自分の中の敵と戦うと」いう意味合いなのですが、この意味を曲げて、戦争や他宗教徒との争いに利用している事も増えています。
また、イスラム国などの影響で起こっている事件も多くありますが、世界のマスメディアの多くは、イスラム教と対立しているユダヤ教徒が力を握っている事もあり、その点でも、イスラム教に不利な情報を流しているケースも多いそうです。
もともと、家庭的・保守的で温かい人達であるイスラム教徒も、一部の過激派のせいで、差別や争いに巻き込まれているのが現状だと言えるでしょう。

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