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暖かくなりました。花見を楽しむ人もいるでしょう。
とはいえちょっと肌寒いですね。
暖をとるには何を使いますか。
バーベキューなどでガスコンロを利用しますか。
楽しいですが、ちょっと注意してくださいね。
一酸化炭素中毒に罹る人が、少なくないみたいですから。

一酸化炭素とは

一酸化炭素とは、化学式で表すとCOです。
炭素一個と酸素一個が結合した、単純な化合物です。
言い換えると二酸化炭素から酸素が一個とれた状態です。
空気中にも若干存在していますが、
無色、無臭なので見分けは付きません。
一般的に物が燃えると、二酸化炭素が発生します。
しかし酸素が十分にないと不完全燃焼を起こします。
そこで生まれるのが一酸化炭素です。

自宅でも石油ストーブやガスコンロ、風呂釜、タバコ!
発生する可能性はあります。

何が怖いのか

単純な物質である一酸化炭素の何が怖いのでしょうか。
つまり私たちの身体は、酸素が不可欠です。
この酸素を身体中に送ってくれるのは、血液中にあるヘモグロビンです。
ヘモグロビンが肺で酸素と結びついて、必要な場所まで運ぶ!
機能的なシステムが作られています。
しかし一酸化炭素は酸素の200倍!ヘモグロビンと結合しやすいようです
血中に一酸化炭素が増えるとヘモグロビンが酸素を運搬できなくなります。
結果として酸欠状態になる!

発見が遅れると、死を招いてしまいます。

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主な中毒症状は

一酸化炭素中毒に罹ると、どんな症状を示すのでしょうか。
初期状態であれば、軽い頭痛、疲労感、判断力の低下。
吐き気や実際に嘔吐する!
そして意識障害、ボーっとしたり気を失います。
痙攣を伴うこともあるようです。
時間が経過するに伴い肺水腫や脳浮腫を起こす!
昏睡状態に陥ることもあります。
酔って寝ている?
寒いからといって密室状態のテントや車内で、
練炭などを使ってはいけません。

前頭部の頭痛があれば注意

では一酸化炭素中毒の目安はどの程度なのでしょうか。
空気中の濃度として
0.02%だと2~3時間で前頭部に頭痛が起きます。
0.04%だと1~2時間で前頭部の頭痛や吐き気があります。
3時間を過ぎると後頭部に頭痛が起きます。
0.08%だと1時間以内に頭痛、めまい、吐き気などが起き、
2時間過ぎると失神します。
0.16%だと20分で頭痛、めまい、吐き気が生じ、2時間で死亡!
もちろん濃度を逐一チェックできませんが、前頭部が痛い?
いつもと違う感じがあれば、判断力が低下する前に対処しましょう。

二酸化炭素中毒はあるのか

地球温暖化で問題になるのは二酸化炭素です。
空気中に約0.04%存在しています。
一方で人間の呼気には約4%含まれているようです。
では二酸化炭素が増えても、中毒症状を起こすのでしょうか。
空気中の濃度4%の状態が続くと、頭痛やめまいが起きます。
同7%になると意識を失う可能性があります。
そして同20%を越えると数秒で死亡することもあるようです。
一酸化炭素よりは稀ですが、人の多い場所では注意しましょう。
なおドライアイスを使っている際も気をつけましょう。
つまりドライアイスは、二酸化炭素の塊です。

治療法はあるのか

本人に意識があるならば、外に出て新鮮な空気を吸うことです。
とはいえ重症化していれば、特別な機械を使います。
高圧酸素療法と呼ばれます。
早急に血液中から一酸化炭素を排出すると同時に、
低酸素状態に陥っている組織へ酸素を供給することです。
脳が長時間酸欠状態に陥っていれば、回復が難しくなります。
命が助かったとしても、機能障害などの後遺症が出るかもしれません。
楽しむのも良いですが、一緒にいる人の状態を常に確認しましょう。

換気をしましょう

一酸化炭素中毒を防ぐには、適切な換気をすることです。
そのため屋外でのバーベキューであれば、特に問題はないでしょう。
しかし寒いからと言って、テント内に閉じこもると危険です。
逆に暑いからといってエアコンの効いた締め切った部屋でも、
一酸化炭素中毒は起こりえます。
油断することなく換気に努めましょう。

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