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いずれの病気でも末期症状はあります。しかし呼吸器系疾患の末期は壮絶です。
特に肺気腫は呼吸ができなくなる病気であり、呼吸困難状態、つまり窒息死は、この世のものとも思えないような断末魔の叫びが轟くようです。
そのため看取る家族としても、末期状態では已むに已まれず延命治療よりも安楽死を求めるケースが多くなりますが、法律上の制約や、医師と遺族との意思疎通が上手く行かないケースでは医療訴訟に発展することも少なくありません。
肺気腫の治療法は薬物療法が基本であり、外科手術によって肺の容量を減少させる方法が執られることもありますが、根本的に肺気腫は回復することが期待できないため、確実に症状は悪化の一途を辿り、時間の差はあれ末期状態を迎えます。
重症の肺気腫では酸素ボンベを常に側に置く在宅酸素療法が実施され、外出時は携行可能な酸素ボンベが利用可能ですが、行動が制限されるのは仕方のないことでしょう。
肺気腫の末期状態では、過度な運動を避けるべきですが、適度に体を動かして呼吸筋が衰えないようにすることも末期のケアとして大切です。
なお最末期状態では食事をすることもできず、流動食や栄養注射などに頼るケースも稀ではありません。

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