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人間などの哺乳類は肺胞と呼ばれる肺の一部で酸素と二酸化炭素の交換を行っていますが、タバコの煙などの有害物質による炎症が原因となって肺胞が破壊されると肺気腫と呼ばれる病気になります。
原則として一度破壊された肺胞は再生されないので、肺気腫は治療が困難な病気であり、早期発見・早期治療に努めることが大切です。軽症の肺気腫のケースでは薬物療法や呼吸リハビリテーションなどの治療法がありますが、重症の肺気腫では治療法が限定されます。
例えば外科手術も治療法のひとつですが、その効果に個人差があるのも事実です。ちなみに肺気腫に対する外科手術として肺移植があります。これはそっくり肺を取り替える手術なので、肺気腫はなくなります。
一方肺容量減少手術もあります。この手術は、破壊されて膨らんでしまった肺の一部を外科手術によって除去し、肺周辺に余裕を作り横隔膜や呼吸筋の動きを回復させて、呼吸を楽にさせようとする手術です。
肺容量減少手術により肺気腫の症状が緩和されるケースも多々ありますが、肺高血圧症の患者や、気管支拡張症や肺炎を合併しているケース、さらに肺気腫であるにもかかわらず喫煙を続けているケースでは適用できません。

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