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3月30日の話ですが、オランダの下院議会において2025年までに化石燃料を使用する車の販売を禁止するという法案が出ているとの事。
ガソリンを使う車すべてが法案の規制範囲になるのでガソリン、ディーゼルだけではなく、ハイブリッドカーもこの規制対象になるとか。
それだけ欧州では環境問題がより大きな関心事となっているのでしょう。
一方で4月26日の東洋経済オンラインには、今後登場する自動運転車は保険ビジネスに大打撃を与える事になるだろうとの記事を掲載。
確かに、自動運転車が当たり前になれば事故の確率は大きく減少しますので、任意保険に加入する必要性が一気に低下します。
結果、自動車保険というジャンルそのものが停滞していくとも言われています。様々な意見があって然るべきですが、自動運転は世界的な流れです。国内だけであれば「保険団体が反対しているから」と、自動運転の普及にブレーキをかける事も出来たかもしれません。
ですが、国内だけではありませんので国内の保険業者がどれだけ騒いだとしてもこの流れは消えないでしょう。
一方では燃費不正問題に揺れている三菱は身売りも囁かれていますが、身売り先はappleやGoogleなど、大手ITメーカーの名前も出ているとか。もちろんまだまだ噂段階ですが、今後自動車業界はどのような方向に進むのでしょうか。

産業の曲がり角に来ている

自動車業界は産業の大きな転換期に来ています。我が国では自動車離れが叫ばれていますが、世界的に見るとやはり環境問題です。
環境問題は世界的にも大きな関心事です。この問題と真剣に向き合うためにはやはり何かしらの対策が必要になってくるのは言うまでもありません。
そのため、それまで当たり前だった事が通用しなくなっていくのです。
冒頭でお話したオランダの法案もあくまでも提案されただけであって、正式に決まった訳ではありません。
ですが、今後はこれに類似する法律やルールが生まれるようになっていくのは間違いありません。

新進気鋭のメーカーにチャンスが来ている

老舗と呼ばれている自動車メーカーにとってはあまりよい事ではないのですが、近年の自動車はIT化が進んでいますので、既存メーカーだけではなく、新新気鋭のメーカーにも進出のチャンスが広がっています。
その代表がテスラです。ガソリン車を作るノウハウとなるとさすがに老舗メーカーにはかないません。ですが電気自動車です。ガソリンエンジンではなく、モーターで良いのです。
これにIT技術を加えれば、それなりに「自動車」になるのです。事実テスラの売り上げはとても高くなっています。
appleやGoogleなどそれまで自動車とは無縁だったメーカーが自動車業界にまで進出してきている事からも分かるように、それまではいわば老舗自動車メーカーだけで作っていた「縄張り」に新進気鋭のメーカーも登場するようになったのです。
この流れは今後もさらに増えていくのではないでしょうか。参入のチャンスがあるのです。

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新興国需要も…

それまで自動車の世界は、先進国のメーカーが新興国で…という流れでした。
ですが新興国も安定し、需要も沈静化してくると、どうすれば良いのかという問題になってくるのです。
例えば中国市場。販売市場としてはまだまだ見込めるものの、既に人件費は高騰していますので、中国での生産はそこまで割の良いものではなくなっているのです。
安く作って高く売る。これは自動車だけではなく、ビジネスの基本でもあるのですが、その環境が難しくなりつつあるのです。
それらを考えると今後どうなるのかというのはどのメーカーにとっても懸念すべき材料でしょう。

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