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インターネットのおかげでマスコミの信頼感が急激に低下しています。真実ではなく、湾曲した事を伝えている。あるいは伝えるべき事を伝えていない。それまではテレビの影響力があまりにも大きすぎました。インターネットがないので仕方ない部分もありましたが、テレビから流れてくる事はすべて「真実」だと思わされていました。ですがインターネットの登場により、ニュースソースを自分自身で調べる事が出来る時代になりました。

そのため、マスコミの「本質」が次々と露呈する事になりました。奇しくも4月18日、熊本大地震でのガソリンスタンド割り込みでは関西テレビが割り込みで給油。さらにそれを擁護していたtwitterアカウントも実は仙台テレビの人間だったなど、マスコミの「お粗末さ」がよりクローズアップされるようになってきました。

この話は自動車メディアとて例外ではありません。4月18日のcarWatchにてナビの特集記事がありました。いろいろな事が書かれつつ、結論は「タブレットは据置型カーナビに勝てない」という締めでした。今の時代を考えると思わず苦笑いせざるを得ない記事ですが、事の真理に迫るとしましょう。

フォルクスワーゲンの排出ガス不正問題にて

まだまだ記憶に新しいフォルクスワーゲンの排出ガス不正問題。その際、とあるジャーナリストが「フォルクスワーゲンから国産メーカーを貶す記事の依頼を法外な値段で受けた。貶したくないから断った」といった暴露がありました。フォルクスワーゲンが「悪者」になっているおかげで、そのような事を言っても良いと踏んだのでしょう。

しかもこれ「受けた人もいる」と明言しているのです。自動車雑誌等を見ると、不自然な程に国産メーカーを落し、ドイツ車を上げるジャーナリストもいますが、この暴露によって点と点が線になったと感じた人もいるのではないでしょうか。

マスメディアと言えども「ビジネス」

マスメディアというと「公平な存在」と思ってしまいがちですが、マスメディアとてビジネスの中で動いている存在です。テレビを見ても分かるように、スポンサーに不利になるような事は報道しません。パナマ文書によるタックスヘイブンの件も日本企業の名前も多々記載されているのはホームページを見れば誰でも確認出来るものの、テレビでは一切報じません。

スポンサーが含まれているからに他ならないのですが、スポンサーからお金をもらっている以上、「投資してくれている人」に対して不利になるような事は出来ません。今回の記事も、タブレットと据置型カーナビの純粋な比較ではなく、据置型カーナビの広告記事でしかないのです。

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読み手のリテラシーが問われている

このようなメディアの姿勢は、結局は以前から変わっていない部分です。つまり、問われているのは我々のリテラシーなのです。今回のcarWatchの記事も、何も考えないで読めば「そうか、タブレットよりもやっぱり据置型カーナビの方が良いのか」となるでしょう。

据置型カーナビはタブレット、スマートフォンの登場によって市場が壊滅状態になっているのは少し自動車に興味がある人であればご存知かと思いますが、このような記事を掲載する事によって、少しでもその動きに歯止めを…と思ったのでしょう。つまり、この記事を「広告の一環」と感じるか、「やっぱり据置型カーナビも良いな」と感じるかは、結局は読み手次第なのです。

自動車メディアだけの話ではない

インターネット時代、このような話は自動車メディアだけの話ではありません。どのメディアから流れてくる情報に対しても、自分自身で取捨選択しなければならない時代になってきているのです。「ステマ」なる言葉もあるように、広告だと知らせずに広告・宣伝の類の行動をしているメディアは数えきれない程あります。

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