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三菱自動車の燃費不正問題を受け、国が自動車メーカー各社に改めて調査と報告を求めていましたが、どうやらスズキもまた、国が定める方法と異なる形でデータの測定を行った事が判明。スズキは18日午後、国土交通省に報告しました。
スズキといえばダイハツと共に、軽自動車業界を牽引してきたメーカーです。最近でこそ落ち着いているものの、2000年代に入り、軽自動車が「ブーム」と言える程に売り上げを伸ばしていったのはスズキとダイハツの競争があったからこそ。
トヨタ資本となったダイハツに対し、独自に戦うスズキに対してエールを送る人も多かったですし、エネチャージなど独自技術を生み出し、近年ではインドで大きなシェアを獲得していたスズキなだけに衝撃も大きいです。

三菱との違いは…

まだまだNHKが速報としてニュースを出しただけですので、どのような不正が行われていたのかは分かりません。
ですが、三菱との違いは、スズキが大きな信頼を集めていた点です。三菱というグループは日本を代表する企業ですが、三菱自動車に関しては日本の自動車業界で決して大きな存在感を発揮していた訳ではありませんでした。
ましてやかつて大きな過ちを犯していただけに、まだまだあまり信用していないというユーザーも多かったのですが、スズキは別です。
スズキは軽自動車業界を引っ張って来た「主役」と言っても過言ではないメーカーです。そのスズキがまさか…という衝撃はとても大きいのです。

どこもやっているのではないかという疑惑

スズキがやっているとなれば、結局どのメーカーでも燃費不正をやっているのではないかという、いわば「自動車業界全体」に疑惑の目が生まれる事になります。
三菱自動車だけであれば「まぁ…前もやらかした三菱自動車だし」という感想を抱いた人の方が多かったでしょう。
ですがスズキとなると「堅実経営」とも言われ、フォルクスワーゲンにも屈しなかった会社なだけに、「まさか…」という声も多いです。
つまり、スズキまでそのような事を行っているのであれば、自動車業界全体で慢性的に行われているのだろうとの声が出てくるのも仕方ないでしょう。

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燃費問題に「しらけている」オーナーも

三菱自動車の件も含め、今回問題になっているのはあくまでも「測定方法」であって、実燃費の話ではありません。むしろ実燃費の数値を何とかしてもらいたいと思っているオーナーはとても多いです。
例えばトヨタのプリウス。カタログ燃費では40.0km/Lですが、実際に運転すると20.0km/L前後と言われています。もちろんそれなりに良い燃費ではありますが、カタログ燃費とのかい離が激しいのも事実です。
それらを考えると、三菱では国が計算したデータでは提出されていたデータと15%程違うと公表されていましたが、プリウスのようにカタログ燃費と50%も違うのはありなのか?という気持ちもあるのです。

「勤勉」なイメージはどこに…

かつて日本人と言えば「勤勉」なイメージがついていたものですが、近年では「バレなければ良い」という事で様々な悪事を働いていた事が公になりつつあります。
「ごく一部の話」とは言えないレベルにまで、とにかく様々な醜態を耳にする機会が増えているのではないでしょうか。
今回の燃費問題も、「バレなければいいだろう」との思いだったのは容易に想像出来ます。
近年、国際市場で日本は大苦戦を強いられています。スマートフォン市場等、もはや日本産の物は相手にされないレベルにまで落ちています。それらは、技術力はもちろんですが、そのような姿勢も影響しているのかもしれませんね。

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