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5月18日の昼間、NHKの昼のニュースでスズキが燃費不正をしているかもしれないと速報が入りました。
その後、午後4時からスズキが記者会見。要約すると、燃費を不正する目的ではなく、テストコースだと風の影響が強いので屋内で行ったとの事。
三菱自動車の燃費不正は本来テストしなければならない物を机上で少々低めに計算したデータを提出していたものです。
一方、スズキに関しては本来屋外でテスト走行しなければならないものを、屋外だと風が強いので正確なデータが出せないので屋内のテストコースで行ったのであって、不正目的ではないと強調。
スズキの社長も今回の件に関して、販売停止や制裁等は現段階では何も考えていないとの事。カタログに関しても変えないと名言。三菱自動車とは違う対応となりましたが、実際の所今回はどうなるのでしょうか?

国土交通省が納得するかどうか

スズキの言い分はあくまでも「スズキの言い分」であって、これに納得するかしないかは行政側です。管轄している国土交通省が「なるほど、そうだったんですね」と言えばこれで今回の問題は終わりです。
一方、「いや、そうは言っても正しい方法じゃない以上、不問という訳にはいかない」と言えば何かしらの対策を講じなければなりません。
18日にスズキが行った記者会見は、あくまでも「スズキとしての見解」であって、問題が収束した訳ではありません。

実際の所はどうなのか

スズキの見解としては「不正ではなく、風が強いので屋内で試験した。特に軽自動車の場合風が強いと正確なデータが取れないから」というものです。
真理なような気もするのですが、風等をなんとかすべくフェンスを設置する事とて出来ます。さらに、当初からそのような形で行っているのであれば話は別ですが、屋外ではなく、屋内でデータを取り出したのは燃費競争が激しくなってきた2000年代に入ってからとの事。
「燃費を良くみせるためではない」というのであれば、別に燃費の数値が悪くなる屋外でのテストでも良いはずです。
悪気がなかったというのであれば、当初から国土交通省等に「うちはこういった環境でテストを行いたいけど良いか」とお伺いを立てておけば良かったのです。
ごもっともらしい理由ではあるものの、冷静に考えると「?」と思う部分が多々あるのも事実です。

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客観的に考えると…

客観的に考えると、さすがに音沙汰無しとはいかないのではないかとの予測が強いです。
どのような理由であれ、本来であれば外で行わなければならないテストを屋内で行っていたのです。「屋内でやっていた」という部分がクローズアップされていますが、屋内であれ三菱自動車のように机上での計算であれ、「本来のテストを行っていない」という点は共通しています。
仮にですが、国土交通省が今回の件でスズキに「お咎めなし」となってしまったら、各々の事情で、屋外ではなく、良い環境の元でのテストが許されてしまう事になりますので、さすがにお咎めなしとはいかないでしょう。
更に三菱自動車との決定的な違いとして、スズキはいわばこのような醜聞は初です。言葉は悪いですが、「初犯」です。「再犯」だった三菱自動車とは訳が違います。
この辺りから、今回に関しては罰則そのものは設けないものの、とりあえずという事で注意等はあるかもしれません。

燃費競争が過酷だからこそこのような状況になったのは容易に想像出来るのですが、自動車の事をあまり知らない人からすると「また自動車業界は…」と映った事でしょう。

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