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裁判員に選ばれても辞退する人が65%もいる?
2016年5月21日の日本経済新聞夕刊、社会面に、
衝撃的な記事が掲載されていました。
当初は、義務だから絶対に辞退できない!
言われていましたが、実態はどうなのでしょうか。
市民として辞退したくなる理由があるようです。

裁判員制度とは

裁判員制度は、2009年5月21日に始まりました。
丸7年が経過したことになります。
導入における主旨としては、
刑事裁判に市民感覚を取り入れよう!
腑に落ちない判決内容が少なくないからです。
法律上はそうであっても、理解し難いことも多いです。
そもそも現在の法律は、犯罪者の人権を重視しています。
もちろん人が人を裁くことはできるのか?
根本的な命題はあります。
誰もが納得できる結果はありえないでしょう。
それでも市民感覚に近づけよう!
だからこそ、原則は辞退できない!
そう思っていたはずですけどね。

裁判員制度を辞退したくなる理由とは

裁判員制度は「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」
によって定められています。
同法に従えば、様々な辞退理由が想定されています。
とはいえ実際に辞退する理由は、どうなっているのでしょうか。

1.仕事を休めない

最も大きな理由は、仕事を休めないことです。
導入当初の審理期間は、平均3.7日でした。
しかし2015年になると、同9.4日間です。
事実上裁判は平日の日中に行われます。
実質的に2週間仕事を休むことになります。
有給休暇の消化にはよいのかもしれませんが、
会社側に理解がないと、まず難しいですね。
そもそも会社としては多大な損失です。
ちなみに裁判員を務めると、
日当1日当たり1万円以下、プラス交通費が支給されます。
専業主婦、高齢者、学生などにはよい「バイト」かも。

2.介護や育児がある

昨今増えている辞退理由は、家族の介護です。
特に認知症や寝たきりの高齢者を抱えていれば、
自宅を空けることはできませんね。
さらに育児もあるでしょう。
ちなみに、上記のように日当は支払われますが、
裁判員になったことにより発生する
ヘルパーさんへの支出や保育所に預ける費用は
支給されません。

3.持病を抱えている

こちらも多い理由です。
中高年になると持病を抱えている人がいます。
長時間、裁判に参加する、座っているのは億劫です。
一方で刑事事件であるため証拠として、
どぎつい映像や写真を見せられることもあります。
それで体調を悪化させる?
トラウマになることも稀ではないようです。
何のために参加しているのか、わからなくなってしまいます。
逆に健康が優れない人は、辞退すべきなのでしょう。

4.参加することに意義がない

積極的に議論へ参加しようとしている人にとって、
残念なことも多いですね。
市民感覚を取り入れるはずでしたが、
結局は過去の判例に従うべし!
つまり凶悪犯罪なら、市民としては死刑にしろ!
とはいえ死刑の判断をするには、基準があります。
だったら市民をわざわざ呼ぶ必要はないでしょう!
突っ込みたくもなりますね。
制度自体が本末転倒になっている!
これでは真面目な人ほど、ストレスが溜まります。

5.誰にメリットがあるかわからない

裁判員制度に参加するメリットがわかりません。
真剣に議論した挙句、自分の意見が採用されない。
穿った見方をすれば、
適当にやって日当をもらえれば良い?税金ですけど。
裁判所としても、言い訳になる?
会社員が参加しても、それが社会に反映されているか?
逆に嫌な印象をばら撒かれると?
それでまた辞退者を生む!
悪循環になっているのも、否めない事実です。
中には犯罪者に逆恨みされることもある!
この制度は誰にメリットがあるのか?

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