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梅雨時はカビが生えたり食中毒が心配です。
とはいえもうひとつ、レジオネラ菌についても要注意です。
呼吸器感染症の一種であり、油断すると危険です。
2005年頃から患者数が増加し始めており、
最近は毎年1000人前後の感染が報告されています。
特に7月は、患者数が最も多いみたいですよ。

レジオネラ菌とは

レジオネラ菌とは、あまり耳慣れないかもしれません。
とはいえ沼や河川、土壌中などにいる常在菌です。
アメーバ体内に寄生したり藻類と共生している?
様々な生育環境で生存している事例が報告されています。
しかし人工培養は難しい?
特定のアミノ酸が必要である反面、脂肪酸で阻害される?
pH6~7、36℃が適した条件だとか。
言い換えると人間の体内は、ベストな場所と言えそうです。
ただし日頃健康な人にとっては、何らの危険はありません。
言い換えるなら高齢者などは注意したい細菌です。

主な感染源は

レジオネラ菌は、飛沫感染が指摘されています。
つまり水中や土中で繁殖したものが、何らかの原因で空気中を漂い、
それを吸い込んでしまうようです。
昨今問題視されているのは、お風呂、共同浴場、プールなどです。
お湯を循環利用している場合、レジオネラ菌が繁殖します。
もちろん殺菌していれば心配ないのでしょうが、
細菌は、意外な場所に残っていることが稀ではありません。
掃除が行き届かないと、細菌の温床が生まれます。
特に家庭用の循環型24時間風呂の普及によって患者数が増えた?
ちょっと心配なニュースが伝えられています。

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どんな症状になるのか

レジオネラ菌に感染すると、具体的にどんな状態になるのでしょうか。
基本的には気道や肺へ入り込み呼吸器症状を現します。
主に2つのタイプがあり、レジオネラ肺炎ポンティアック熱です。
前者は、10日以内の潜伏期間を経た後、一見風邪のような症状?
高熱や悪寒、咳、頭痛、そして筋肉痛などが出てきます。
悪化すると呼吸困難に陥り、死亡率は15%とも報告されています。
後者は2日以内の潜伏期間を経た後、頭痛や咳、倦怠感などです。
とはいえ数日で回復するようです。

予防法は何か

基本的な予防法は、レジオネラ菌を増殖させないことです。
完全な無菌状態にすることは不可能ですが、
一定量に留まっている限りは、心配ありません。
そのためお風呂は、特に梅雨時は念入りに洗いましょう。
塩素消毒することにより、殺菌できるようです。
まず浴槽を隅々まできれいにしましょう。
配管やシャワー、温水設備なども見落とさないように。
なおジャグジーなどで泡を作ると菌が空気中へ飛び出し、
吸い込んでしまう可能性が高まるようます。
あまり神経質にならないことも大切ですが、
乳幼児や高齢者がいる家庭では、注意したいですね。

加湿器にも注意

梅雨時は使わないでしょうが、加湿器にも注意です。
タンク内の水にレジオネラ菌が繁殖するようです。
使わなくなった加湿器は、きれいに掃除し乾燥させましょう。
秋以降に使い始める際、菌が残っていると、
感染してしまう可能性も否めません。
なお韓国で問題になっていますが、
加湿器タンク内の水は毎日交換しましょう。
下手な薬を使うより、水道水で洗浄した方が安全です。

治療法は何か

レジオネラ菌による症状が出た場合には、
抗生物質による治療が行われます。

とはいえペニシリンやセフェム系は効果がありません。
マクロライド系、テトラサイクリン系が用いられます。
とはいえ耐性菌の問題があります。
治療を始めた際は、医師の指示に従いましょう。
中途半端に治療を止めると、取り返しのつかない事態に陥ります。

健康管理に努めましょう

体力があれば問題のない細菌類であっても、
梅雨時は、体調が衰えがちです。
健康管理に努めましょう。
適度な運動とバランスのとれた食事をしましょう。
お風呂で汗を流す際にも、新しい水を使いましょう。
日本の水道水は、世界に誇れる清潔な水です。
もちろん浴室、浴槽、配管のお掃除も怠りなく。
シャワーヘッドは見落としがちですよ。

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