スポンサーリンク

6月10日、東証がLINEの上場申請を受諾しました。LINEに関しては6月1日に一部メディアが上場すると報じましたが、親会社のNAVERはそれに対して否定も肯定もしていませんでした。そのため、今回の上場申請報道が流れても一部では懐疑的な声がありましたが、今回は本当に上場となりました。もはや現代人にとって必須のアプリともいうべきLINEが上場した事はどのような意味を持っているのかを雑学がてら考察してみるとしましょう。

お金を欲しがっている?

上場するという事は、単純に考えれば資金調達という事でもあります。投資家たちが銘柄を購入すれば、その分のお金はもちろんLINEのものになるのです。
「お金が欲しいのだろう」と聞くと少々下品に聞こえてしまうという人もいるかもしれませんが、そもそも企業であれば当然の話であって特に悪い事をしている訳ではありません。
どの会社であれ資金調達しなければやりくり出来ませんが、LINEは資金を調達する事によって新しいビジネスを企てているのかもしれません。何をするにせよ、先立つものは必要なのですから。

見栄という点もなくはないでしょう

見栄を張りたいだけという訳ではないにせよ、見栄もまた、あるかもしれません。どの会社であれ、東証に上場しているという点はステータスになります。お金を欲している気持ちもあれば、やはり「東証上場企業」というステータスが欲しかったという面もあるかもしれません。
LINEほどの大企業であれば必要ないという声もあるのですが、東証に上場する、という事はそれなりに審査が必要になりますので、信頼感も出てきます。上場しているという事は、言い換えれば東証がLINEという会社を「問題ない会社」だと認めたようなものです。これから何かしらの取引をする際、財務状況が分からなかった会社から、東証が財務を保証してくれている会社としていろいろと交渉出来るようになるのです。

スポンサーリンク

独自経営に限界が見えた…?

株式上場というのは決して義務ではありません。それなりの利益を挙げている会社であっても敢えて上場していない企業も沢山あり、珍しい話ではありません。
かつてのLINEがそうであったように、別に自分たちだけで資金をやりくり出来るのであれば、それで問題はありません。ましてやLINEは既に知名度抜群の会社です。投資家という外部からの資金調達に頼る必要などなかったのです。
ですがここに来て急に上場。しかもその際の財務を見てみると、売り上げ高はそれなりの数字ではあるものの、実は営業赤字に陥っている事も露呈してしまいました。
つまり、LINEとしてはもはや自分たちだけでの資金繰りに関しては難しいと判断せざるを得ない状況になっていた可能性もあります。
上場するとなれば財務のチェック等もありますが、通れば投資家達からの資金調達を得る事が出来ます。

東証の事情も?

邪推ではありますが、東証側の思惑もあるかもしれません。
昨今、目ぼしい銘柄もなく、世界経済の不安定さを受けて株式市場も停滞感が溢れています。
日銀、行政共に様々な形で市場に刺激をもたらそうとはしているものの、それ以上に世界経済の不安定さの方が勝っているのか、なかなか思うような結果を挙げられずにいるのです。
そこでかねてから申請していたLINEです。上場させれば久しぶりに話題を振りまけるのは目に見えています。実際、多くのマスコミも報じていますので、投資市場が再び盛り上がるかもしれません。やはり投資市場が盛り上がってこそ景気の上昇も実感出来ますしね。
その狙いもあるかもしれませんね。

スポンサーリンク