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イギリス国内のみならず、全世界を巻き込んだ話題となっていたイギリスのEU離脱か残留かという話題。国会議員の殺害問題にまで発展するなどとにかくいろいろな動きがありましたが、日本時間の6月24日に国民投票が行われました。事前の段階で「かなり僅差」だとは報じられていたものの、開票後も一進一退。そして13時過ぎ、BBCが「EU離脱確定」と速報を出しました。EU離脱は初めての事ですが、今後どのような問題が考えられるのでしょうか。また、日本にとっても無関係ではない部分もあります。

EUという枠がなくなる

イギリスは今後、EUという枠の中の国ではなくなります。独立した一つの国になりますので、それまでEU内で当たり前のように行えていた事が出来なくなります。

例えば関税。それまでEU内であれば関税はありませんでしたが、今後イギリスがEU枠内の国と貿易する際には関税がかかります。また、外国人労働者に関してもEU内であれば問題ありませんでしたが、これからは「外国人労働者」になります。例えばサッカーでも、これまでEU枠内であれば「外国人選手」ではありませんでしたが、今後はイングランド以外の国の選手は「外国人選手」になりますので、一度の試合で出場できる人数も限られるかもしれません。これはプレミアリーグそのものの衰退につながりかねません。

日本への影響は?

日本への影響はというと、すぐにも影響が出ています。そうです、為替です。円というのは国際的な信用度がとても高いため、何かあった際、「とりあえず円を買っておこう」という動きになります。今回も例外ではなく、EU離脱におけるポンドの動きを睨み、円が買われています。結果、24日には驚きの1ドル99円台を記録。円安政策をとっていた我が国にとって、この為替レートは死活問題になりかねません。

また、イギリスには日本系企業が1,000程進出しているとも言われています。それまではイギリスに会社を構えておけばEU圏内で自由にビジネス出来ましたが、これからは関税等がかかります。日本企業の多くは早い段階で離脱に対しての懸念を表明していましたが、国民投票で離脱が決まってしまいました。今後はイギリスに会社を構えていた日本系企業はイギリスからの撤退を余儀なくされるでしょう。イギリスに残るという事は、それまで何ら支払っていなかった関税を支払う、つまりは「新しい出費」が必要になるのです。

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