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ウナギが高くなったので、何年食べていないでしょうか。
とはいえウナギを食べる目的もよくわかりません。
もちろん美味しいからでしょうが、
夏にウナギを食べる根拠はどこにあるのでしょうか。
ついでに栄養価や食べ合わせについても調べてみましょう。

土用とは

まず土用とは何でしょうか。暦に現れる雑節(ざっせつ)のひとつであり、
節分や彼岸などと同じです。ちなみに6月10日は入梅、7月1日は半夏生でした。
今では雑節もほとんど意味をなしていませんが、農事暦としては重要です。
一方土用ですが、季節を春夏秋冬の4つに分ける四立、
すなわち立夏、立秋、立冬、立春の直前18日間のことです。

科学的に見ると、太陽の位置が黄経297度(1月18日)、27度(4月16日)、
117度(7月19日)、そして207度(10月20日)に来た時から四立までです。
国立天文台では、土用の入りになる正確な日時を公表しています。
とはいえ近年は、夏の土用を特別視するようになりましたね。

なぜウナギを食べるのか

土用になぜウナギを食べるのか?
とはいえウナギの日は、土用の中でも丑の日です。
2016年は7月30日、ちょうど土曜日です。
諸説ありますが有力なのは、江戸時代に平賀源内が、
夏に売り上げが落ちるウナギ屋へのアドバイスとして、
「土用の丑の日にウナギを食べよう」と宣伝させたとか。

丑のウだからウのつくもので夏を乗り切ろう!
つまりウのつくもの、梅干し、ウリ、ウドン、
当時はウサギやウマ肉、ウシ肉もあったようです。
ただし現在まで残っているのは不思議とウナギだけです。
だから土用も夏だけが特別なのです。

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ウナギの栄養価は

単なる語呂合わせだけなら、ウナギも普及しなかったでしょう。
しかしウナギには、裏付けとなる栄養がありました。
例えばタンパク質が豊富です。免疫力向上に役立ちます。
またビタミン類は、A、B1、B2、D、Eと多彩です。
さらに日本人に不足しがちなカルシウムや鉄分も含まれています。
最近では血液をサラサラにしてくれると評判になっている
不飽和脂肪酸の一種であるDHAやEPAも多いと考えらえています。
これだけの栄養価が揃う食品も少ないですね。
特に食欲が落ちやすい夏場の栄養補給には最適です。
ちなみにウナギの血液は、人間にとって有毒です。
故に、ウナギの刺身は食べられないのです。
とはいえ60度以上に加熱すれば、毒性を失うようです。

ウナギの食べ合わせに根拠はあるか

ウナギを食べたいですが、一方で気になる話もあります。
つまり食べ合わせです。これらに根拠はあるのでしょうか。

1.ウナギと梅干し

第一に思いつくのは、ウナギと梅干しです。
どちらも健康的であり、医学的には問題がないようです。
逆に梅干しが胃酸の分泌を促し、ウナギの脂を分解します。
ただし食欲を増進させる?贅沢を戒めるためだったとか。
一方でウナギが腐り酸化していても、梅干しの酸味でわからない?
食中毒を予防する意味もあったようです。

2.ウナギとスイカ

こちらはちょっと問題がありそうです。
つまりスイカは水分の塊です。そのため胃酸を薄めるようです。
ウナギの消化が悪くなる可能性はあります。
胃腸が弱っている時には、注意した方がよさそうです。

3.ウナギと山椒

悪い食べ合わせではありせんが、ウナギと山椒?
魚の定番ならワサビや大根おろし?なぜ山椒なのか。
山椒の風味がウナギ特有の泥臭さを消したり、
脂っこいウナギの消化を助けると考えられています。

特に山椒とこだわる必要もなさそうですが、
かつてはタレではなく山椒醤油や山椒味噌で焼いたとか?
その名残があるようです。

ウナギは絶滅が危惧されています

ここ数年で、ウナギの値段が急騰しました。
つまり乱獲によって漁獲量が激減したためです。
国際的には絶滅危惧種に指定する動きもあります。
そもそもウナギの生態はよく知られていません。
さらに産卵、孵化を経る養殖技術がありません。

そのため当分は、値段が下がらないのでしょう。
新しい技術の登場に期待したいですね。

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