スポンサーリンク

7月4日、サンフレッチェ広島のFW、浅野拓磨選手が正式にアーセナルに移籍する事が発表され、記者会見が行われました。無類の勝負強さを誇り、Jリーグの新人王を獲得し、さらにはリオデジャネイロ五輪代表にも選出された同選手。
イングランドはおろか、ヨーロッパサッカー界にもその名を轟かす「超」名門からのオファーは素晴らしいものですが、一方では「浅野は今後どうなるのか…」という不安を抱くサッカーファンも多いです。
なぜこのような超名門への移籍が危惧されているのでしょうか?

いわゆる、青田買いだから

アーセナルに限らず、ヨーロッパのクラブチームはいわゆる「青田買い」を行います。若手を安く買い叩き、より高く売る。もちろんこれは悪い事ではありません。当事者としても実力があれば移籍金が高くなり、ステータスになるからです。
つまり、浅野選手がアーセナルから将来性を高く評価されているのは間違いないのですが、一方でイングランドは少々複雑なルールがあります。
イングランドのサッカーリーグ、「プレミアリーグ」に選手登録されるためには、フル代表の実績がなければ、登録手続きが難しいのです。特例が出されるケースもあるのですが、浅野選手は「これから」に関しては無限の可能性を秘めている一方、「これまで」に関してはJリーグではともかく、国際的に見た時、これといった実績がないのも事実です。

選手登録出来ない場合…

リオデジャネイロ五輪で素晴らしい活躍を見せれば特例が出て選手登録が可能になる可能性もあるのですが、もしも選手登録が無理だった場合、保有権はアーセナルが持ったまま、他のヨーロッパのチームにレンタルされる可能性が非常に高いです。
そして、現実的にはおそらくそうなるだろうとの声が強いです。アーセナルとしては、若手をとりあえず獲得しておき、他のチームにレンタルに出して経験を積ませる。戦力になるようであれば自分のチームに戻すのもよいですし、戦力にならないのであればレンタルのたらい回し…。
すべては浅野選手の実力次第ではありますが、「いきなりレンタルに出されるくらいなら、ドイツの中堅くらいの方が良い」という声もあります。
実際、アーセナルはかつて稲本潤一や宮市亮といった選手が若手だった頃に獲得し、結局は同じように他チームへレンタルさせたという「過去」があります。シビアな意見を言えば、稲本も宮市もアーセナルのお眼鏡には叶わなかったという事ですが、果たしてこの移籍がどうなるのか。
まずはリオデジャネイロ五輪でインパクトを残したい所です。

スポンサーリンク