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11月24日、日産はマイナーチェンジしたノートが、発売後およそ3週間で20,348台受注したと発表しました。フルモデルチェンジであればいざ知らず、マイナーチェンジでここまで大きな販売台数を記録するのは驚異的です。

このノートに搭載されたのがe-POWERという技術です。3週間での販売の内訳をみると、88%がe-POWER搭載グレードのものだったのです。

元々ノートは売れ筋モデルですが、この車に搭載されいているe-POWERは、もしかしたら日産はおろか、これからの自動車業界の主役に躍り出る可能性もあるシステムなのです。

e-POWERとは?

日産リーフ
※出典 http://www2.nissan.co.jp/NOTE/

e-POWERとは、ガソリンエンジンで発電した電力で自動車を走行させる技術のことです。これは、日産が長年苦心して研究に取り組んできたEV(電気自動車)であるリーフで培われた技術をフィードパックしたものです。

ノートはガソリン車です。EVの技術をガソリン車に応用した、と聞けば、どういうこと?と思うでしょう。

e-POWERにはハイブリッドカーのようなモーターは搭載されていません。ブレーキ等の回生エネルギーを電気として蓄え、その電気を運転の補助に使うのです。大きく分類するならスズキのマイルドハイブリッドに近いのですが、これによりノートのe-POWERグレードの燃費は34.0~37.2km/Lの低燃費を実現しました。

ちなみに、e-POWER非搭載のガソリン車の燃費が18.2~26.2km/Lだったことを考えると、大幅な燃費向上です。しかも、車体価格も高いとはいえ、ハイブリッドカーのようにモーターを搭載しない分軽量です。

e-POWER開発による日産のメリットとは

日産はEVの開発に力を入れていたがために、ハイブリッドカーの開発は他社の後塵を拝していました。ですが、この技術によりハイブリッドカーに負けない低燃費車の開発が可能になりました。まずはノートに搭載されたe-POWERが他の日産車に導入されるのは時間の問題です。国内の販売台数では苦戦を強いられている日産ですが、e-POWERにより低燃費への訴求も可能になることでしょう。

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今後の自動車市場の行方は

低燃費が求められる我が国の自動車市場を考えると、もしかしたら日産はこれが起爆剤となって一気に盛り返す可能性もあります。e-POWERはハイブリッドカーの様にモーターを積む面積を考えてなくて良いので、他のクルマにも導入しやすい技術とも言われています。それだけにノートの登場が日本の自動車業界に様々なものをもたらす可能性は高いです。

e-POWER導入車の売り上げが高まればハイブリッドカーに取って代わる存在になるかもしれないのです。まずは今後の売り上げにも注視したいところですね。

参考:日産ノート [ NOTE ] 電気自動車 (e-POWER) Webカタログ トップ

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