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パナソニックは日本が世界に誇る家電メーカーです。とはいえ最近は家電に限定されません。もっと広く電化製品を作るようになっています。言い換えるなら究極の家電?それは自動車です。電気自動車なら、電機メーカーでも参入可能です。

そんなパナソニックが着々と準備を進めているようです。将来的にガソリンエンジン車がなくなるならば、勝算は十分にあるでしょう。そんな日は、実際に来るのでしょうか。パナソニックファンのみならず期待が高まります。

パナソニックとは

中高年であれば、松下電器の方がわかりやすいでしょう。もちろん創業者は松下幸之助です。大阪に本社を置き、三洋電機などを傘下に持っています。余談ですが、ラグビーファンにとってチーム名が混乱することもあります。かつての東京三洋だからです。

旧社名は松下電器産業株式会社です。こちらも細かく言うと面倒です。つまり本家と同じ1935年に設立された松下電器株式会社は、戦後、松下電工株式会社となり、現在はパナソニック電工になっているからです。

なお松下全体としては、2008年10月1日にパナソニックへと社名を変更しました。この際にナショナルNationalのブランドもなくし、ブランド名もすべてパナソニックへと統一したのです。

事業統合によってSANYO(サンヨー)のブランドも段階的に終了していきましたが、2016年8月、インドでSANYOが復活したとのニュースもあります。

持ち味は何か

パナソニックと言えば、テレビも有名です。もちろん代名詞は電球などの照明器具かもしれません。そして洗濯機や冷蔵庫などの白物家電、最近ではPanasonic Beautyなど美容製品にも力を入れています。とはいえ車に関する持ち味は何があるのでしょうか。

1.カーナビ

わかりやすいところから始めると、カーナビでしょうか。今やカーナビは、運転する上で不可欠のツールとなっています。まさにナビゲーション!タクシーにも付いている時代です。

例えば最新型、2016年秋モデルのCN-RX03WD/RX03D、愛称はストラーダStrada、なんとブルーレイ搭載です。
参考

ウェブページを見た時、一瞬間違えたかな?と思いました。つまりカーナビにブルーレイ?とはいえ統合されているのです。カーナビは、もはや単体では意味がないのでしょう。カーオーディオ、カーAVと一体化です。

もちろんナビ機能はしっかりあります。単なるエンターテイメント商品ではありません。地図上を矢印が動くだけではなく、立体的なランドマークも表示され、ドライバーに対して瞬間的なイメージを作ってくれます。

さらに速度超過した時は音声と表示で警告してくれます。ライト点灯のアドバイスももらえます。欲を言うなら、白バイが隠れている!教えてくれるとありがたいですけどね。

2.車載用リチウムイオン電池

何かとお騒がせだけど、誰にも批判されずに使われているのがリチウムイオン電池ですね。もちろん電池自体が問題ではなく、過充電に気を付ければリスクは少ないようです。とはいえその制御が本当にできるのかが疑問視されています。
参考「リチウムイオン電池とは何か?なぜ問題視されないのか

そこでパナソニックはどうでしょうか。車載用リチウムイオン電池を開発しています。同社が製造する電池の詳しい内容は、リンク先を参考にしてください。なお素人が扱える製品ではないので、あくまでも法人向け商品です。

知る人ぞ知る技術ですが、パナソニックの車載用リチウムイオン電池は、業界でスタンダードとなっています。パナソニックは電気自動車やハイブリッドカーに対するリーディングカンパニーなのです。実際に電気自動車で有名なアメリカのテスラモーターズ社との量産計画が進んでいます。

ちなみに2016年12月16日の日本経済新聞には、パナソニックがテスラモーターズ社に太陽光パネルを供給する旨の記事が掲載されていました。今後はさらにどんな展開が待っているのでしょうか。

3.センサー技術

将来的には、段階は別として自動運転車が一般化するでしょう。そこで重要となる技術はセンサーです。前後左右の車間距離を測る、飛び出しなどをキャッチするニーズが想定されるからです。
参考「自動運転車にも保険適用?交通事故の示談交渉が解決しやすくなるか

もちろんセンサーは非常に身近な技術です。お店の自動ドアが開くのもセンサー技術が使われています。また住宅では、人が通ると自動的にライトが点滅する装置、防犯カメラが作動するパターンもあります。

パナソニックは、連結子会社にしていたパナソニックセミコンダクターソリューションズの中にある車載モジュール事業を、パナソニック本体へ取り込むことを2015年11月に発表しています。車載カメラと統合して先進運転支援システム(ADAS)に生かすためとされています。

4.モーター

ガソリン車ならエンジンが必要です。では電気自動車なら?モーターを使います。パナソニックはどうでしょうか。もちろん電機メーカーです。モーターも作っています。言い換えるとモーターを使わない家電は、逆に限られます。

とはいえ車用のモーターは簡単ではありません。安全性と確実性が求められます。不具合で動かない?反対に止まらない!それでは困るからです。家電ならプラグを抜けば止まりますが、慣性の働く車はどうでしょうか。

最終的にパナソニックが自動車メーカーになれるかは、この点にかかっているのでしょう。プラモデルならマブチのモーター!そんな代名詞になれるのか?マツダならロータリーエンジン!そんなキャッチが欲しいですね。

ちなみにパナソニックは、車載関係の売り上げを2018年度に2兆1000億円!ターゲットにしているようです。

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着々と買収を続けています

パナソニックは独自技術を多く抱えていますが、それでも足りない部分はあるのでしょう。最近は海外の技術系企業をどんどん買収もしくは事業提携しています。

1.ヘッドライト

例えばオーストリアの自動車用ライト製作会社であるZKWグループを買収する予定だと2016年12月5日の日本経済新聞で報じれています。ZKW社は、発光ダイオードを使い、省エネかつ明るい、遠くまで見渡せるライトが主力製品です。

2.ミラー

サイドミラーに関して、スペインの大手、フィコサ・インターナショナル社と2014年に資本提携しています。ミラーとは、あまり技術的に関係ないような気もします。とはいえ単に反射するだけではなく、車載カメラと連動させることにより事故防止に役立つ重要な技術です。小さな部分も疎かにしていない?将来を見据えた投資です。

3.空調機器

今の車で空調機器は当たり前ですね。もちろんパナソニック自身も家庭用エアコンなどを作っています。とはいえ車用の空調機器は違うようです。コンパクトさ風通しなどが求められるからです。エアコンをかけているのに後部座席で熱中症?ありがちです。

この分野に関しては中国の北京汽車集団と部品工場を建設するとのニュースが2016年6月にありました。特にカーエアコンのコンプレッサーを生産するようです。電気自動車の省エネ対策、航続距離を延長させる可能性が生まれます。

Xデーはいつか

パナソニックは、2016年度に自動車関連分野へ1000億円の投資をすると発表していました。日本では車離れが進んでいるとは言いますが、電気自動車が世界的に主流となれば、市場は爆発的に広がります。電機メーカーでも十分に勝算はあります。

さらに自動運転車、無人自動車などが一般化する未来を想像すれば、旧来の自動車メーカーである必要はなくなります。それよりPanasonicの名前こそ、世界で信用されているブランドです。Xデーを楽しみに待ちましょう。

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