好きと嫌いは【固定観念】もあるという事実。思い込みの怖さ
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好きと嫌い

全く正反対の感情である「好き」と「嫌い

自分の意志に反して、瞬間的に裏と表がひっくり返ってしまう事があります。(関連:好きと嫌いは紙一重。凄く苦手な相手なのに気になってしまう理由

そして、その「好き」「嫌い」の感情を持ってしまうのは、「思い込み」という可能性が大いにあります。(関連:【好き】と思い込みだけの恋愛?冷静に自身の心を見つめ直してみよう

人間なら、誰でも感じる「思い込み」=「固定観念」は、脳の機能の問題なので、そう簡単に振り払えるものではありません。

「思い込み」の気持ちは、それまでの自身の経験上に成り立っています。頭の中で、今までに経験した事を思い出すことで、固定観念が生まれています。

  • 火にかけたやかんでも、このくらいの時間冷ましておいたから、もう熱くはないだろう。
  • 以前、感動する程美味しかったから、また同じように美味しくて感動するだろう。
  • この人はいい人だから、自分の事は決して裏切らないだろう。

充分冷ましたつもりが、まだ冷えてなくて「あつっ!」と感じる事もあれば、あれ程食べたくて仕方なかったものなのに、食べても以前と同じような感動がなかった・思っている程美味しくなかったとか、ケースは様々ですが、固定観念を感じる場面は多々あるはずです。

怖いと感じるのも固定観念

女性の場合に多いかと思われますが、真っ暗闇の中を歩いたり、深夜に自宅で一人きりになった時、急に理由もなく怖くなってしまうことはありませんか?

家がきしむ音や不気味な風の音が鳴ると、「ラップ音が鳴った!」「何かがいる!?」などと感じ、ますます怖くなります。最終的には、シャワーの際に下を向いて髪を洗うのも怖いし、電気を付けたままでないと眠れない場合もあるでしょう。

深夜の帰宅途中、「後ろから誰か歩いてくる・・・」「いや。つけてきている?」「襲われてしまうかも!?」と考えることもあります。

これは実際に私も経験した事ですが、人通りの少ない夜道で、後ろを歩いている人物に気づいて何だか怯えてしまい、急に足早になったことありませんか?

こう感じてしまうのも、【夜中に女が出歩くのは、危険!】という意識があるからです。

どれも、固定観念あっての事で、自分の知識や経験したことを頼りに思い込んでいるだけなのです。

  • 暗い場所は、怖いという固定観念
  • 真っ暗闇に一人きりでいると、映画のように何かが出るかも知れないという思い込み。

そういった知識や経験を持っていないのなら、「暗い場所は怖い。」という、思考は浮かんできません。

誠実だから好きだった彼氏に浮気をされた

付き合っていた彼氏は大変誠実。私だけを見つめてくれて、いつでも優しいし、女っ気など今まで全くありませんでした。ところがある日、そんな彼の浮気現場を発見してしまいます。

まず「何故!?」と、必ず感じるはずです。

「今までは〇〇だった。」という、相手に対する想いは、ただの【固定観念】=【思い込み】=【決めつけ】です。

「魔が差す」という言葉もあるように、人は1分1秒必ず変化しているものです。昨日まで優しかったから、明日も優しいだろうと思うのは、ただの固定観念なのです。

昨年起きた成宮寛貴氏のコカイン疑惑の場合も同様です。彼は、「信頼していた友人に裏切られ・・・」と語ってはいました。しかし、信頼できると思っていた、その考えが固定観念だった可能性も否めませんね。

もちろん、裏切る側・寝返る側に非があるのは確かです。しかし、成宮氏は「相手がどうだったから、自分がこうなった。」という、言い訳染みた事を発表していません。それは、彼の友人に対する考えが固定観念であった可能性を理解していたと同時に、彼の真の誠実さを表していると言えます。

(関連:裏切りの奥底に秘められた真実とは?「ぎられた」?「ぎった」?の違い

大嫌いという固定観念

些細な例でお話します。納豆が大嫌いな女性がいました。

あの臭いを嗅ぐと、「食べ物だと思えない。」そう感じていた彼女の実家でも、家族全員が納豆嫌い。納豆が食卓に並ぶことはありませんでした。

ある日、「超小粒の納豆をもっと細かく刻んで卵とネギをたくさん入れて食べたら美味しいんだよ。一度やってみて。」と、友人が教えてくれました。彼女はそれを実践すると「納豆ってこんなに美味しいものだったんだ!」と感動したそうです。

大嫌いな納豆が大好きになった瞬間です。

見た目が苦手・臭いが苦手。こういう場合でも、ただ「まずいだろう。」という考えは、固定観念=思い込みであっただけだと、彼女は感じたと言います。

嫌いな人の全く意外な優しい面を知って、好きになることだってあるはずですし、大好きだった人の嫌な面を見て、大嫌いになることもあります。

(関連:いくら好きでも一瞬で冷める恋!?これだけは絶対許せない言動

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固定観念ではなく本能で感じる感情もある

感情は、自身の知識や経験に基づいた事ばかりではなく、本能的に感じる場合もあります。

例えば、オーストリアの精神医学者として有名なジークムント・フロイトの説では、赤ちゃんが眠る際に泣く事が多いのは、この世から消えてしまうかも知れない恐怖心を本能的に感じているためと、言われています。

ある光景を見て、「寒そうだな。」「暑そうだな。」と感じるのは、固定観念の場合が多くあります。しかし、実際に寒い場所で「寒い。」暑い場所で「暑い。」と感じるのは、固定観念ではありません。

フラれた時 固定観念を振り払えない心理

好きだった人から、ひどい裏切りにあい、フラれてしまったとします。その人に対して自分の中には、「親切で、思いやりがあって、私の事が大好きで…等々」という固定観念が確立されていました。

さんざんひどい事をされ、大きく傷つけられました。それでも、どうしても諦めきれず、いつまでも悲しみから抜け出せない。そんな時、人には防御反応が現れる事があります。

今までの「ステキな相手である」という相手への固定観念が捨てられない上に、今起きている事実も認められない。そのせいで「相手は、そんな事をする人ではない。」という固定観念から逃れるられなくなるのです。

実際に起きた現実をただ受け入れ、手放すと心がスッと楽になるはずです。にも関わらず、その夢から覚めたくないという潜在的な防御をしてしまうのです。

  • フラれた現実
  • 相手の取った行動

それらを「起きてはいないんだ。」と思い込み、固定観念を含む自分の心を誤魔化して守る事で、自分の心に蓋をしてしまうのです。

そこが【固定観念】=【思い込み】の、最も怖い部分です。

誰でも、何でも自分の都合の良いように考えてしまいます。ですが、恋愛でも友人でも、人間関係に必要な事は、現実を受け入れ・その感情をいつまでも胸にしまって置かないことが必要なのです。

「いい人」に対する固定観念

好きと嫌いは【固定観念】もあるという事実。思い込みの怖さ

誰もが皆から好かれる「いい人」になりたいと願っています。

(関連:すすんで優しくされよう!素直に思いやりを受ける優しさ

例えば、嫌な時でも、良い顔をしたり、自分の感情を隠すことがあります。それも「いい人」に対する固定観念です。

「いい人」でありたいという気持ちの元に、自分を押し込んでしまうのは、「いい人」はこうであらなければいけないという、ただの【固定観念】であるのです。

(関連:優しい人はいい人?都合の良い存在?見え隠れするエゴ

  • 好きな彼氏に嫌われたくないから、すっぴんは見せられない。
  • 自分が好意を持っている人には、好きだと言ってもらえる存在になりたいから、無理に優しくする。

誰もが持つ感情ではありますが、あなたを見た目やその時の気分だけで判断するような人に、嫌われたっていいではないですか。

そんなことをせずとも、手放しで好きになってくれる人がいるのです。

(関連:「可愛い顔」が選ぶ基準?男がタイプじゃなくても好きになる心理

心の底から、見つめる・見つめてもらう。これこそが本当の人間関係を築いていける要素であると言えます。

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