自分とは違う彼氏の【お金の価値観】許容範囲?それとも許せない?
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価値観には様々なものがあります。

人は価値観の違いにより、恋人同士が別れてたり、『そこまで気にする価値観なの?』と疑ってしまう場合もありますね。

(参考:そのこだわり本当に必要?真の価値観?本当に大切なものは何か)

6つに分類される価値観

ドイツの心理学者であるシュプランガーは、人間の文化的価値は以下の6つに分類されると唱えています。

  • 理論型の価値観
  • 経済型の価値観
  • 審美型の価値観
  • 宗教型の価値観
  • 権力型の価値観
  • 社会型の価値観

出典:著者:山崎 英則 『シュプランガー教育学の研究―継承・発展過程と本質理論をたずねて』

上記の分類のうち、人はどの価値観を根本に置くかで、それぞれの考えや行動に大きな違いが生じます。

例えば、ある宗教が最も正しい思想であると信じ、生きる糧とする人もいます。良いと感じるか悪いと感じるかは別として、女優の道を順調に進んでいたにもかかわらず、『科学の幸福』へ出家した清水富美加さんは今大きな話題となっていますね。

地位や名誉といった権力があれば、必ず成功できると思う人もいれば、顔やルックスが良く、美しければいいと思っている人もいるでしょう。

ですが、決して個人の全てが、上記の価値観一つだけに囚われているわけではありません。

それは、様々な価値観が織り交ざって、個々の人格が形成されているからです。ここでは、経済的な観点の価値観について例を挙げて考えていきます。

夫のお金の価値観がわからない

ある夫婦がいました。妻は長い結婚生活の中で、たくさんお金を使いたがる、夫の金銭感覚に不快感を覚えていました。

一方で、二人の子どもを授かり、長男は社会人にまで成長しました。

問題は中学生の次男。公立高校へは行けそうになく、進路は私立高校一択といった成績でした。

今では、一部地域で公立私立関係なく授業料無償補がありますが、当時私立では補助金が下りる事はありませんでした。

次男を私立高校へ通わせるとなれば、当然お金がかかります。

そんな状況なのに、夫は妻が『いらない。』と言っている物を、妻のためだと色々購入してきたのです。

「これからお金がもっと要るのに、なんでこんな無駄なものを買ってくるの!?」と妻はいつも怒っていました。

そんなある日、夫は冷え性の妻のためにと、自宅で簡単に足湯ができる40万以上もするフットバスを買ってきたのです。

彼女は、夫の金銭感覚に全く理解することができませんでした。

いくら自分の事を考えてくれているのだとしても、そんな高額なものを買える現状ではない。夫婦の家庭に、そこまでの余裕は全くなかったのです。

「私のことを思ってくれてるのなら、湯たんぽでもいいでしょう!?その方が嬉しいよ!」夫の行動は【思いやり】でも何でもなく、彼女にとっては理解できないものでした。

ですが、夫は夫で、妻が大切で仕方なかったのでしょう。

結局、それ以外にも解決できない問題があって、とうとう二人は離婚してしまいました。

金銭感覚が違う恋人

あるカップルの男性は、彼女から見た限りでは、そこまで高給取りとは思えない人物でした。

ですが、彼は彼女に、事あるごとにプレゼントをし、逢うたびに毎回ホテルへ行き、美味しいものを食べさせました。

滞在時間にもよりますが、ホテルへ1回行くと安くて5000円。それを毎週続けると、月に2万円もの出費です。

更に、食事が毎回1万円だったので、月額4万円。これらを合計すると、デート代は毎月最低でも6万円の出費でした。

さすがにお金を使いすぎではないか?と彼女は思っていましたが、男性はお構いなし。

二人で吞み歩いても、男性は『雰囲気が良くないから・・・。』と、呑み直すために二度・三度と、違う店へはしごしていました。そんな彼を見て、彼女は『金銭感覚が全く違うな。』と感じました。

もちろん、彼は自身の収入から計算した上で、恋人とのデートにかけるお金を使っていたのでしょう。

なぜなら、収入と支出のバランスが伴っていないと、彼のような行動はできないからです。

ですが、この金銭感覚の持ち主が恋人ならともかく、配偶者だったら…と考えると彼女は納得できませんでした。

彼女は、自分の理解できない金銭感覚の持ち主である彼とは『一緒になることはできないんだろうな。』と感じました。

彼女としては、二人の時間や自分へのプレゼントなど、お金を使ってくれるのはとっても嬉しいものでした。

それが、愛情の証なんだと思えました。

でも、『それに慣れることはいけない。』と彼女は思いました。

なぜなら、自分の金銭感覚とは全く異なる彼の基準に合わせてしまうと、自分の価値観がおかしくなってしまうからでした。

自家用車で揉めて婚約破棄

結婚目前だったカップルの話です。

彼の実家は車を所有していて、どこへ行くにも車で移動する家庭でした。

一方、彼女の実家は車を持っておらず、どこへ行くにも電車で移動する家庭。彼女は、何かあればタクシーに乗る、という幼少期を過ごしてきました。

そんな二人が結婚することになったとき、自家用車を買う・買わないで揉めたのです。

彼は、毎月車の高い維持費は支払えるけど、タクシーに乗るなんてもったいなくてできない、という意見でした。

しかし彼女は、駐車場・車検・保険・買い替えが要らないから、トータルで見ればタクシーの方が絶対に安いよ!という意見。

話が折り合わなかった二人は、それぞれ友人などに相談しますが、これも育った家庭の環境によって意見は真っ二つ。

これがきっかけで、残念なことに二人は婚約を破棄しました。

実はこの手の話は、どちらの価値観が間違っている・正解というような問題ではないので、答えが出なくて当然なのです。

金銭感覚が一致しなかった夫婦

結婚したばかりの夫婦がいました。

結婚前の妻は、手作りの料理で家計をやりくりする人。そう思っていた夫は、二人のお金の価値観に全く相違はない、と感じていました。

ですが、出産後に様子が変わりました。育児が忙しいと、妻は、ほぼデパ地下の出来合いの料理ばかりを食卓へ並べ始めたのです。

もちろん、デパ地下の商品なので近所のスーパーと比べれば、高額で頻繁に買える金額ではありません。

なのに、妻は夫の金銭感覚をよそに、毎日デパ地下の惣菜を常に購入してきました。

我慢が出来なくなった夫が「何故、家で作らないんだ?」と尋ねると、妻は「面倒だ。」と答えたそうです。

このように、金銭感覚という【価値観】の違いは、恋人や夫婦の破局を招く結果を引き起こす原因となるのです。

金銭感覚の価値観の違い

金銭感覚には、かなりの個人差があります。

  • 毎日モーニングを食べに喫茶店へ行き、1回で400円払うのに、珈琲が何十杯も飲めるインスタントコーヒーに千円を払うのはもったいない。
  • アルトバイエルンの2パックはもったいないと感じるのに、お祭りやイベントで、たった1本なのに300円するウインナーは買える。
  • 自分には1000円の洋服が『高い!』と思うのに、自分の子どもの洋服なら、3000円でも『安い!』と思う。
  • 自分の趣味や呑み代にお金は使えるけど、電気代はケチってしまう。

このような感覚になった経験は、誰でもあるでしょう。

交際や結婚において、別々の家庭環境で育った他人同士のお金の価値観は、把握したり、すり合わせたりしておくべきの、大変重要なものです。

先にも申した通り、金銭感覚の相違は、恋人や夫婦を破局に追いやるほどの大きな壁となるからです。

こちら⇒(好きなのに価値観が違いすぎる?別れた後で後悔しないために)で、お話した『信じられない物を買う彼』も金銭感覚が原因で1度破局しています。

価値観の違いは、生まれ育った環境に大きく左右されますし、交際している関係性でも理解の仕方が変わってきます。

ですが、それを二人がどう話し合い・譲歩するのかで、金銭感覚の壁であっても乗り越えられる可能性がないわけではありません。

(併せてご覧下さい。好きなのに価値観が違いすぎる?別れた後で後悔しないために

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