価値観の決めつけ精神は嫌われる?好かれる人が持つ柔軟な思考
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常に人の気持ちを考えて、気遣いしているのに、何故か避けられているような気がする・・・

そんな悩みを、時々耳にします。

一方〇〇さんは、ズケズケと言いたい放題なのに、誰からも好かれている。

何故気遣いしているのに私は嫌われて、〇〇さんが好かれるのだろう。この違いっていったい何?

自分の価値観と人の価値観

どんな人でも、自分の価値観に縛られてしまうものです。

人はつい、『自分自身が正しい。』と思い込み、『他者は間違っている。』と思う傾向にありますね。

とは言っても、人が揺るぎない価値観を持って信念を貫く姿勢は、大変素晴らしいものです。また、そういう人は必ずと言えるほど好かれます。

実は、自分の価値観と人の価値観をどう考えるかが【嫌われる】と【好かれる】の分かれ目なのです。

押し付け・決めつけは嫌われる

『常に人の気持ちを考えて気遣いしているのに・・・』

まず、この気持ちとそれに伴った言動は、全て自分の価値観ですね。相手が本当にそれを求めているとは限りません。

  • 彼氏にフラれ落ち込んでいるから、元気づけようと一生懸命慰めた。でも相手は、本当はそっとしておいて欲しかった。
  • 仕事が大変そうだったから、優しさから手伝った。→でも本当は、相手は自分だけの実力でやり遂げたいと思っていた。
  • 友達が髪型を変えたので、気を良くしてもらおうと褒めた。→相手は全く気に入らない変な髪形と思っていたから、褒め言葉を聞いてイラついた。

『こうすれば相手は喜ぶだろう。』と思う気持ちは自分だけのもので、相手は全く逆の事を考えているかも知れません。

良かれと思ってしたことであっても、相手がありがた迷惑だと怒ってしまう場合もありますね。

その時「せっかくしてあげたのに!」と怒る人がいますが、それはただの慢心です。

ある意味、お節介と言えますね。

自分の価値観を押し付け・『相手も絶対こうだ。』と決めつけると嫌われてしまうのです。

それを『優しさ』だと思い込むのは、ただの自己満足にしか過ぎません。

好かれる人の特徴『自分は自分』『人は人』

ズケズケと、何でも言いたいことを言っているような人でも好かれる理由は、自分の価値観を人に押し付けるようなことをしていないからです。

ただ純粋に、自分の価値観を信じ『自分はこうなんだ。』と思っていることを発言・行動する人が、好感を持たれます。

自分の価値観と人の価値観をきちんと別物として考えることができているのです。

だからそういった人は、親切心で何かしてあげ相手にそれを拒絶されても、「してあげたのに!」という考えが浮かんできません。

なぜなら、ただ「自分がしたかった。」だけですから。相手はただ「して欲しくはなかった。
それだけで解決しますね。

柔軟に人を受け入れる

もちろん、人間関係はそんな簡単なものではありません。

仮に、喜んでもらえると思って一生懸命選んだプレゼントを、「なんか好みとは違う。そんなの要らない。」なんて言われたら、『せっかく、あなたのために選んだのに!』と誰でも感じます。

腹も立ちますし大変悲しくなり、いい気はしません。

プレゼントをもらった側も、同じことを考える必要がありますね。

  • 「気にいらない・要らない。」と自分の価値観だけでものを言わない。
  • 自分は気に入らないけど、相手の「これがいいと思った価値観を受け入れる。
  • 自分のためを思って一生懸命選んでくれた想いに感謝する。

それを考えると、つっけんどんなヒドイ言い方はできないはずです。

一人一人が、柔軟に他人の価値観を受け入れる事ができれば、お互いに尊重し合える仲になれるのです。

言いたいこと言っているのに好かれるのは何故?

ある女性が、夫とのささいな喧嘩を愚痴った時、2人の友人はそれぞれこう答えました。

  1. Aさん:「馬鹿じゃない。あんたが悪いんじゃないの?」
  2. Bさん:「そんなの旦那さんが悪いよね。絶対変だよ。」

Aさんは、誰に対してでも態度を変えることなく、自分の意見を主張できる人でした。そして、皆から大変好かれていました。

一方Bさんは、自分があまり他人から好かれてないと感じており、いつも好かれたいと思っていました。Aさんに対し、何故好かれるのか疑問を感じていましたし、嫉妬心もありました。

まず、こんな言葉を発するAさんが好かれるのは、ただ自分の感じた思いを口にしているだけだからです。

『自分はこうじゃないかと思う。』という言葉を発するのは、その価値観を押し付けているわけでもなく、人に媚びることでもありません。

Bさんが好かれていないのだとすれば、相手の価値観に無理に同調しているに過ぎないためかも知れません。

嫌われたくない一心で、人の顔色をうかがい、媚びているように思われている可能性があるでしょう。

とは言え、断言することもできません。

  • Bさんは相手を気遣う本当の優しさがあるのかも知れません。
  • また、本当にそう思ったのかも知れません。

それは、Bさん自身にしかわからない気持ちです。

実はこのように第三者の立場で考えた場合でも、勝手にBさんのことを決めつけ、自分の価値観だけでものを言ってしまうのは、人から好かれない原因となるのです。

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子どもに対するしつけから学ぶ

価値観の決めつけ精神は嫌われる?好かれる人が持つ柔軟な思考

些細な事ですが、私が5.6歳の頃、母から言われた言葉を鮮明に覚えています。

夕飯時、好物のクリームシチューの2杯目を食べ終わった時「おかわりは?」と声をかけられ「もういらない。」と答えました。

母は「そんな時はね。『ありがとう。でももうお腹いっぱい。』と返事するんだよ。」と教えてくれました。

  • 自分はもう欲しくないと思っている。
  • でも、母は好物だからもっと食べたいだろうと思い尋ねた。

その時に、どういった気持ちを持って相手に接するのかは、とても大切ですね。

どうでしょうか?このようなしつけは、多くの人が受けているのではないかと思います。

相手を思いやって行動すること。これは本当に、とても基本的なことです。ですが、欲求や価値観など自分の都合が入り混じることで、人はそういったことを忘れてしまうのでしょう。

母は、元々口うるさく言う人ではなく、大変穏やかで、言葉数の少ない人でした。

なので、それ以上は何も言われませんでした。母のしつけは『子ども自身の経験により、肌で感じていくことが一番必要』と思っていたようなので、それも要因かもしれません。

また、母は常に「子どもから教えられることが沢山ある。」と言っていました。

だからでしょうか。親子間のしつけと言えども、自分の価値観を全面に押し付けるような事はほとんどありませんでした。

手前味噌のような話になりましたが、柔軟に相手の気持ちを汲み取り、決めつけない・押し付けないという思考を常に持つ人は、大抵好かれます。

また、人の価値観を柔軟に受け入れることとは、人からその考えを学ぶことです。

親が子どもに対して、学ぶものがあると感じるように、私たちは他者から多くのことを学ぶことができるはずです。

自分が決めつけていたものであっても、『こういった考え方もあるんだな。』と、人の感じ方を受け入れることで、人はその分大きく成長していきます。

自分だけの偏った考えに凝り固まっている人には、溢れる魅力はないと言えるのではないでしょうか?

誰にも譲れない信念は固く持ちつつ、それ以外の他者の価値観は柔軟に受け止め、新しい発見をすればそれを取り入れていく。

そういう人間性に厚みのある人が、誰からも好かれるのではないかと感じます。

(こちらの体験談も併せてご覧下さい。価値観よりも大切なことってある?ハッとして思わず逆転した経験

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