【何でも八分目】怒りに任せた本音が取り返しのつかない喧嘩になる危険性
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『喧嘩をするほど仲がいい』ということわざがあるように、気心の知れた相手には本音を言うこともできます。

ですが、気の許せない相手には本音を言おうと思わないので、喧嘩になることはありません。

しかしいくら仲がよくても、喧嘩をしている間はお互いにヒートアップしています。自分が何を考え、何を言いたかったのかさえ分からなくなっていることもあるでしょう。

そんな状態で考えた本音とも言える感情。それをもし、相手に全て曝け出してしまったとすれば、どうなると思いますか?

大体予測がつくと思いますが、友人・恋人、時には家族でさえも、心が離れてしまう危険性があります。

果たして、ケンカで言い争っている時に本音は言うべきか言わざるべきか、どちらなのでしょうか?

本音ではなかった。ただの親子喧嘩

とても仲の良い親子がいました。

成長と共に口が達者になり、中学1年生になった娘は反抗期に差し掛かりました。

ある日の喧嘩の最中。余りにも聞く耳を持たない娘に、母親はとうとう言ってはいけない言葉を発してしまいました。

「出て行きなさい!もう知らない!」

もちろんその時は全くの本音ではなく、怒りに任せた言葉でした。ですが、娘は飛び出し何時間経っても戻ってこなかったのです。

暗くなっても帰ってこない我が子。心配した母はあちこち探しに行きますが、一向に見つかりません。

母親はとてつもない後悔の想いでいっぱいでした。

『ただのけんかをした勢いだった。本音ではなかったのに、何故あんなことを言ってしまったのだろう。』

そして、ついに警察へ相談し、捜索願を出しました。

結局、無事警察に保護された娘。対面したときに娘が言ったのは「『もう知らない。』なんて言葉だけは言わないで。見捨てないで。」の一言でした。

その後、母は二度と「出て行きなさい。」「もう知らない。」と言ったことは無いそうです。

「怒りに任せた言葉は、決して本音ではない。」「でもそれは、親子の絆で分かってもらえている部分があるでしょう。」と彼女は言いました。

家族であるからこそ、お互いの胸の中から、徐々に取り返しの付かない断絶を生む可能性があったケンカを無かったことにできたのです。

ちなみに、親子は今では笑顔で「あんなこともあったよね。」と語り合えているそうです。

怒りに任せた本音はもう戻せない

次は、別の女性のことも好きでとても悩んでいる彼氏と、その彼女の話です。

自分でも自分の気持ちや本音がわからない

彼はどちらの女性も大切だ、と思っていました。むしろ、どちらに【情】があるのかと言えば、元々付き合っていた彼女の方でした。それまでの付き合いがあるので当然の事です。

そんなある日、彼は彼女に浮気の現場を目撃されてしまいました。そして、それを見た彼女は、怒りの余り「最初から、私を騙していたのね!?私を平気で騙していたなんて最低!」と言い放ってしまったのです。

しかし彼は、彼女のことを騙すつもりなんて全くありませんでした。彼は大変迷っていたのです。自分の本心・愛しているのはどちらなのかと。

本音ではないが言ってしまった言葉

もちろん彼女の言葉は、まるっきりの本音ではありませんでした。

本音では無いと言えども、浮気されたのは事実。彼女は、彼が迷っていたと胸の内の本音を明かしても「嘘だ!」と言って信じませんでした。

事細かく事実を突き詰め、浮気の証拠を集めようとする彼女に対し、『最初から騙していた。』という言葉は、彼の胸に残ってしまいました。

もちろん、「初めから騙していたのでは。」と思われる行動をとった彼が一番の原因ではあります。ですが、その時発した言葉は何をしても取り返しのつかない言葉となってしまいました。

結局彼の中から『彼女は本音では、自分をそんな風に見ているんだ。』という感情を取り除けなかったのが決定打となり、二人は分かれてしまいました。

つまり、恋人同士とはいえ、元は家族ほど絆が強くない他人同士。こんな喧嘩が起きたら、本音でない言葉のせいであっても、今までの関係を全て壊してしまうことは十分可能なのです。

互いの本心や本音を完璧に知ることなど、誰にもできません。この二人も、お互いにどう思っていたのかなど、知る由もないのです。

ですが、彼女が『あなたは最初から人を騙すような人間だった。』と言っていなければ、回避できた別れだったかも知れません。

でも、一度言った言葉は何をしても取り返せません。

そして、一度離れてしまった心は、もう元には戻りません。

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少しの喧嘩で「もういい!」それって本音?

女性の多くが彼氏との喧嘩中、つい言ってしまう言葉がありますね。

それは「もういい!」という言葉です。

ですが、本音では「もういい!」なんて考えてはいません。

この言葉は、こんな感情の裏返しです。

  • 「お願い。もっとちゃんと話して。」
  • 「もっとちゃんとわかって。」

もっと言えば、「お願いよ。私のことを構って。」というのが本音でしょう。

ですが、その本音に男性が気づくことはありません。

もちろん、逆に男性が「もういい!」と言ったとしても、女性はそんな本音に気づくこともないのです。

喧嘩で冷静な判断ができなくなったときの投げやりで一時だけの本音は、抑えなければなりません。

でないと、親子はもちろん、赤の他人同士ならなおさら取返しのつかない【終わり】を迎えてしまう可能性があるからです。

喧嘩する時は言いたい気持ちを抑えるべき

【何でも八分目】怒りに任せた本音が取り返しのつかない喧嘩になる危険性

喧嘩する時は、どんな相手でも、どんな関係でも、怒りに任せた言葉をぶつけるのはいけないことなのです。

けんかをして本音を言えるような仲は、大変大切です。

ですが、自分でも本音かどうかわからない精神状態で、感情のままに相手を罵倒したり、全て完璧に証明させるような行為をしてはいけません。

だって、自分自身でも本音かどう判断できない状況ですよ?ならば、なおさら相手にはあなたの気持ちが伝わるはずがないのです。

(参考:喧嘩するたび開いていく溝?深くなる愛情?【好きな人との言い争い】

その後、どれだけ『ごめんなさい。本音は違うの。』と謝罪したって後の祭りです。

腹八分目と同じように、本音八分目。日頃からそれを頭に入れて、気をつけてケンカしていただきたいと思います。

(併せてご覧下さい。好きなのにいつも喧嘩ばかり?【女なら要領よくこなせ計算・握れ手綱】

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