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今回、ネタバレを含めご紹介する2.5次元舞台は、dアニメストアで配信が開始された弱虫ペダル
2012年に公演された舞台の初演です。

弱虫ペダルって?

弱虫ペダルとは、少年チャンピオンで連載されている渡辺航原作のロードバイク漫画です。

この漫画を機に、ロードバイクに興味をもつ方も多いそうです。

大まかなあらすじは下記の通り。

ロードレースの強豪校として有名な総北高等学校に入学した主人公、小野田坂道
彼は秋葉原が大好きなオタク少年です。彼が総北に入学したのはアニメ研究部があるからでした。
一緒にアニメや漫画について共感できる友達を作りたい!
そんな希望を胸に入学した高校で、実はアニメ研究部が人数不足により廃部という事実に直面します。そこに現れた同じく1年の今泉俊輔。
実は通学中の小野田に峠で追い抜かれた事を気にしていた今泉は、レースを挑んできます。
ママチャリに乗った、こんなド素人に負けるわけがない。
負けたらアニ研入ってやるという約束で、小野田もやる気を見せます。
結果は、もちろん今泉の勝利。でも、こんなに楽しいことがあるなんて!と、小野田もロードバイクに目覚めます。
今回ご紹介するのは、そんな彼の入部から新入生対抗レースまでを脚本とした2.5次元舞台です。

筆者はアニメ、原作共に勉強をしていない状態だったんですが、せっかくなので舞台の配信から弱虫ペダルに入門してみました。

自転車を舞台でどう表現する?

弱虫ペダルといえばロードバイク。

ただ、2.5次元舞台でそれを演じるとなると、どうやって?

と疑問に思っていました。

答えはこうでした。

舞台が始まると、ロードバイクを持った俳優がステージに立ちます。

ところがロードバイク乗るのかと思いきや、バイクは後ろの黒子が回収。

役者たちは、バイクのハンドルを模した持ち手に持ち替え、ロードバイクに乗っているかのように舞台を走り始めるのです。

走るといってもステージの広さは限られていますから、足踏みのような状態ですね。

中腰の状態で足踏みをし、そのままフォーメーションを組んでそれを崩さないように、舞台上をぐるりと回りします。

単純に見える動作もとても大変だろうな、ということが分かります。
ただ、見た目がすごくシュールでした。

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大人気の若手俳優を中心に揃えたキャスト!

キャストを確認してみると、当時から若手俳優として人気の高い俳優陣が揃っていました。

  • 小野田 坂道 役  村井 良大
  • 今泉 俊輔 役   太田 基裕
  • 鳴子 章吉 役   鳥越 裕貴

  • 金城 真護 役   郷本 直也
  • 巻島 裕介 役   馬場 良馬
  • 田所 迅 役    大山 真志

  • 福富 寿一 役   森本 亮治
  • 荒北 靖友 役   鈴木 拡樹
  • 東堂 尽八 役   玉城 裕規

  • 寒咲 通司 役   倉貫 匡弘

私は今回、キャストで弱虫ペダルの2.5次元舞台を観ると決めた、と言っても過言ではありません。

つまり、現在も2.5次元で大活躍されている、鈴木拡樹さん目当てなのです。

もちろん鈴木さん以外にも、鳥越裕貴さん、太田基裕さん、玉城裕規さんも、弱虫ペダルを観ると決めた理由です。

もともと私は、俳優さんがどういう演技をしているのかを観るのが好きで、5年前の皆さんの演技を観たかったんです。

新鮮で、思い切りのある彼らの演技が見られて、楽しかったです。

少ない人数で多い配役!遊びが多いギャグパート!

この舞台のキャストは演技の他に、舞台セットの坂道を動かす役目等、他の役割も兼ねています。

その中で、私が気づいたモブキャラの配役は、以下の通りになります。

舞台セットを動かす黒子
通行人のカップル
総北の女子高生、男子高生、先生
総北 自転車競技部の新入生
他校 自転車競技部の部員
秋葉原のオタク達、メイドさん
秋葉原のフィギュア、ガチャガチャの機械

このように、配役以外の出演が見られるという演出がありました。

特に、モブキャラを演じている間はアドリブが多く、それぞれキャストが振り切った演技でギャグパートを演じていました。

モブキャラの中で、観客から大きな拍手が起こるほど笑わせてくれたのは、寒咲通司役の倉貫匡弘さんでした。

筆者イチオシの倉貫匡弘さんのシーン

とても面白かったのは、倉貫さんが他校の生徒として登場したレースシーンの、下記のようなアドリブのやり取りです。

倉貫さんが、

「アーユーハッピー?アイムハッピー!」

という掛け声で登場したかと思うと、金城には笑顔が足りない!と懐からハッピーターンを取り出して食べさせようとします。

そして、ハッピーターンを受け取った金城は、巻島の口元へお菓子を持っていき、あーんで食べさせてました。

金城が巻島と分けた残りのハッピーターンを食べた後、

「かーらーのー?ハッピーターン!」

と倉貫さんはもう一枚ハッピーターンを取り出します。
それを無言で受け取り、食べる金城。
そんな金城へ一言。

「アーユーハッピー?」

その質問に答える金城も、

「アイムハッピー!」

という答えで、堪えきれない笑いと拍手が観客席からあがりました。

ここのやりとりの中で、3回ほど拍手が起こっていました。

本当に観客のツボを押さえるのが上手な役者さんですね。

熱気が伝わってくるほどの運動量!

先ほど、舞台で自転車を漕ぐシーンは足踏みだ、と言いましたが、ステージ上をゆっくり移動しているわけではありません。

全力疾走しながら、ロードバイクのペダルを回しているように見せるのです。

これは足と腰に結構きそうだな、と冷静に観つつ、この運動量は半端無いと感じました。

走り方によっても、その時々で舞台を走る速度は変わります。

更に、ステージの端から端を駆けてぐるりと回ったり、坂を上ったりと、走行シーンが過酷であることは一目瞭然です。

それを稽古から続け、ステージ上でもしっかり見せてくれる俳優陣。彼らの熱量がひしひしと伝わってきますよね。

2012年から続く2.5次元舞台なので、機会があれば、ぜひ会場に足を運んで観てみたいと思います。

今回紹介した弱虫ペダル 初演の配信は、2017/7/31の18時までです。
気になる方はぜひチェックしてみてください!

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