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地球の表面積を考えた場合、約7割は海です。
そのため水惑星と称されることがあります。
とはいえ世界的に水不足が指摘されています。
人類が争う理由のひとつに、水があるとも言われています。
なぜでしょうか。
そこには大きな理由があるようです。

日本は恵まれています

日本は地理的、そして地形的に恵まれています。
まず第一には降水量が多いことです。
日本の年間平均降雨量は、地域によって差もありますが、
1700ミリ程度あります。これは世界平均の2倍です。
東南アジアなどの熱帯圏を除けば、極めて豊富な量です。
一方で山が面積の7割を占めています。
雪も含めて地下水が蓄積されています。
それが湧き水となり川となって流れています。
結果として農業用水も豊富です。
だからこそ水田が日本各地で作られたのです。
これを世界の常識と考えてはいけません。

水が不足する理由とは

世界的に水が不足する理由は何でしょうか。
大きく3つの視点から眺めてみましょう。

1.地球にある97%が海水です

地球上に水は、約14億立方キロメートルあると推計されています。
とはいえその97%は海水です。直接利用できません。
また残り3%の大半は、南極やグリーンランドにある
氷河として蓄えられています。
すなわち実質的に使える水は、僅か1%しかないのです。
それを人間のみならず動物や植物が融通し合っています。
世界的に見れば、水ほど貴重なものはないのです。

それを工場排水などで汚してしまうのは、言語道断です。

※海水はなぜ直接飲めないのか

海水を直接飲むことはできません。
飲めば飲むほど喉が渇きます。なぜでしょうか。
この理由は、海水の塩分濃度が高すぎるためです。
例えば平均的な海水の塩分は3.5%と言われています。
一方で人間の望ましい塩分濃度は0.9%前後です。
つまり体内の塩分濃度を薄めるために、水分が必要です。
脳が、水を飲め!指令を出します。
これは高血圧の原理と同じです。
植物にとっても同様です。
海水を畑に撒くと?作物は枯れてしまいます。
そこで現在は、塩水でも耐えられる栽培作物の研究が
各地で進められています。

2.淡水化するにはコストがかかります

水不足を解消する方法として、海水の淡水化があります。
淡水化とは、海水から塩分を除去する技術です。
例えば海水を加熱蒸発させて水蒸気を作り
これを冷やして真水にする手法があります。
しかし加熱にエネルギーを要したり、時間がかかります。
また逆浸透膜の利用があります。
つまり塩分が通過できない微細な膜を使って海水を濾し取ることです。
もちろんこの場合も強い圧をかける際にエネルギーを必要とします。
さらに膜の目詰まりを防ぐためにメンテナンスも不可欠です。
結局はコストがかかります。
加えて飲用に適するまでの塩分濃度に下げるのが難しい?
様々な課題も指摘されています。
そもそも内陸では輸送コストも関係してきます。
技術はあっても、経済性の観点から実用化は難しいようです。

3.地下水利用の問題点

地下水を利用する方法もあります。
日本でも地下水を飲用水にしている地域はあります。
ただし海に近い地域では、海水が混じることもあります。
また採水しすぎると、地盤沈下の危険があります。
もちろんミネラルウォーターなどの利用はありますが、
成分的に飲用不適のことも稀ではありません。
例えば温泉を考えてみればわかるでしょう。
温泉水も地下水です。
とはいえすべてが飲用に適するか?難しいですね。
逆に流しっぱなしにしている源泉を活用すべき?
工夫の余地はありそうです。

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災害時にも活かせます

日本は雨が多い?逆に災害も多くなります。
地震や台風なども含めて、避難時に水をどう確保するか?
日頃から水を調達する手段を考えておくべきでしょう。
大地震なら井戸が使えなくなる可能性も大です。
サバイバルキットで作った水を飲む勇気がありますか。
綺麗な水に慣れすぎているのも、問題かもしれません。

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