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2016年2月26日、福井県立恐竜博物館は、
同県にある約1億2000万年前の地層から2007年に見つかった
恐竜の化石について、新種である旨を発表しました。
二本足で歩くタイプであり獣脚類に入ります。
夢がありますね。
とはいえこの辺で、恐竜に関する誤解もなくしておきましょう。
今の大人が子供時代に学んだ常識とは、大きく違っているようです。

恐竜とは

そもそも恐竜とは何でしょうか。
主に中生代を中心として栄えた爬虫類の一群です。
とはいえ大きさや形態、生態は様々です。
厳密には直立歩行ができた陸生爬虫類のことを意味します。
そのため空を飛べた翼竜や水中生活に適応した魚竜などは恐竜に含めないのが一般的です。
また分類学的には、現生爬虫類であるワニなどよりも、鳥類に近いと考えられています。

恐竜に関する誤解とは

恐竜に関する誤解は少なくないようです。
とはいえ多くの化石が発掘され、科学的知見が増えたために常識が変わった?
そう捉えた方が良さそうです。
子供からバカにされないためにも、一度、現状における常識を理解しておきたいですね。

1.羽毛が生えていた

恐竜は爬虫類です。そのため体表は鱗で覆われている!
かつてはそうイメージされていました。
しかし1990年以降、中国などで羽毛を持ったと思われる恐竜の化石が多数発見されています。
今回福井で同定されたフクイベナートル・パラドクサスも羽毛が生えていたようです。
その結果、昔の図鑑であったような、地味な体色ではないようです。
もっと赤や黄色などカラフルだった!まさしく鳥に近い!
両生類から鳥類への移行型と捉えた方が
納得しやすいのかもしれません。

2.恒温動物かも

羽毛とも関係するのでしょう。
爬虫類という思い込みから、恐竜は変温動物!思いがちです。
もちろん現在でも完全に否定されているわけではありません。
しかし脳の発達具合や骨に年輪がある!
いくつかの状況証拠から、温血性を示唆する研究者もいます。
一方で現世のワニも、体温変化の緩やかな種がいます。
逆に哺乳動物であるナマケモノは変温動物である!
いくつかの例外もあります。
ならば恐竜は恒温動物かも?期待を抱いてもおかしくないですね。

3.前傾姿勢だった

ゴジラやウルトラマンの影響もあるのでしょう。
ティラノサウルスなどの大型肉食恐竜は直立二足歩行をしていた!
イメージがありますね。
しかし昨今における骨格の研究から、身体を前後に伸ばし、大きな尻尾でバランスをとり、全体として前傾姿勢だった!
こちらの説が有力です。
前足が異常に小さいので、まさしく鳥のような形態です。
股関節の状況からも、ガニ股ではない?
かなり速く走れたようです。
そのため、人間ほどではないでしょうが、股関節は前後に動かせたようです。
ガニ股では不都合ですからね。

4.翼竜は鳥じゃない

図鑑を見ると、空を飛ぶ翼竜が描かれています。
例えばプテラノドンが有名です。
とはいえ上述のように、厳密には恐竜ではありません。
またそこから鳥類に進化したけでもありません。
さらにティラノサウルスなどとは異なり、大量絶滅期を経験したわけでもないようです。
つまりその前に死に絶えていた?
図鑑はあくまでもイメージのことが多いです。

5.首長竜はトカゲに近い?

ネス湖のネッシーをイメージさせる、水中生活に適応した首長竜も、厳密には恐竜ではありません。
恐竜とはかなり前に分岐し、どちらかと言えばトカゲに近いと考えられています。
なおトカゲと恐竜は一見似たような気もしますが、ワニやカメ以上に遠い祖先としかつながっていません。
ちなみに福島県のいわき市で、首長竜の一種であるフタバスズキリュウが見つかっています。

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