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2016年2月13日から14日にかけて
九州から本州の広い範囲で春一番が吹きました。
異常な暖かさ?暑さをもたらしました。
一転して15日は寒くなりそうです。
とはいえ春一番とは何でしょうか。
そもそも何故風は吹くのでしょうか。
基本的なことを知っていれば、
危険を避けることができそうです。

春一番とは

春一番とは何でしょうか。
明確な定義はないようです。
例えば気象庁では
立春から春分までの間に、広い範囲で初めて吹く、
暖かく強い南よりの風
」と説明しています。
また高校の地学の教科書(啓林館)では
温帯低気圧が日本海に入り急速に発達すると、
この低気圧に向かって暖かい強い南風が吹き込むようになる。
立春以降の最初に吹くこの南よりの強い風を特に春一番という

記述されています。
一部に秒速8メートル以上との指摘もありますが、
あくまでも目安です。
なお気圧配置の関係上、
春一番をもたらした低気圧が太平洋側に抜けると
大陸から高気圧が来ます。
この際は冷たい空気を持ち込みます。
したがって春一番が吹いた翌日は寒くなる!
健康管理には注意しましょう。

風はなぜ吹くのか

素朴な疑問です。風はなぜ吹くのでしょうか。
もちろん風について細かく調べていくと、非常に複雑です。
とはいえ基本的な仕組みを知っておきましょう。

1.高気圧から低気圧に向かって吹く

風の向きは気圧が大きく関係しています。
気圧とは空気の圧力です。
まず高気圧とは何か。
周りよりも気圧が高い場所です。
気圧が高いということは空気が密に詰まった状態です。
地表に近いほど圧が強くなります。
そのため空気が下に流れる、つまり下降気流が発生します。
空気が詰まってくるので外側に空気を押し出そうとします。
一方で低気圧は空気が疎の状態です。
空間的に余裕があるため、空気を受け入れようとします。
この結果、風として空気が高気圧から低気圧に向かって流れます。
空気が集まってくるため低気圧では上昇気流が生じます。
これが風の吹く基本的な原理です。
ちなみに高気圧で吹く風は時計回りです。
逆に低気圧では反時計回りの風が吹きます。

2.偏西風とは

天気予報でよく耳にするのが偏西風です。
これは日本などの中緯度地域で流れる西風のことです。
地球全体で考えると熱帯地域は暑いですね。
すると空気が温められて上昇します。
北半球の場合には上空で北向きに流れていきます。
しかし地球は西から東に向かって自転しています。
この関係で相対的な見かけ上の力が発生します。
これを転向力もしくはコリオリの力と呼びます。
この力は風を右向きに向けようと働きかけます。
そのため北へ進んできた風が右(東)向きになる、
つまり結果として西からの風になる!
これが偏西風の大きな仕組みです。

3.台風は風速で決まる

風が関係する気象用語として台風があります。
では台風とは何か。
北太平洋西部、つまりフィリピンから太平洋諸島辺りの
熱帯圏で発生した熱帯低気圧の中で、
10分間の平均風速が最大秒速17.2m以上になったら、
台風と呼ばれます。
したがって熱帯低気圧であっても、
風速が弱ければ台風になりません。
なぜ17.2mなのか。
これは単位を変えれば34ノットになります。
また風力8に相当します。
このレベルになると船舶の航行に支障を来す!
そう考えられています。
注意を促すという意味が大きいようです。
ちなみにメキシコ湾などアメリカ大陸近くであればハリケーン、
インド洋などで発生すればサイクロンと呼びます。
しかし状態としては同じ物です。
台風も英語ではタイフーン(typhoon)です。

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風は危険ですよ

風は空気の流れです。
しかし大きく重い物体も飛ばすくらいの力を有しています。
思いもよらないものが飛んで来ることもあります。
風を侮ると非常に危険です。
そのため風が強い日の外出は控えましょう。
一方で自宅の周りに飛びそうな物はないですか?
天気予報で風が強くなる!
そう言われた際には、屋外の整理整頓に努めましょう。

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