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昭和の時代は、大量の粉石鹸を洗濯機に入れて洗ったものです。
しかし昨今の洗濯は、少量の液状洗剤が主流です。
メーカーは儲からないのでは?余計な心配をしますが、
それでも消費者は、よくわからずに洗剤を使っているようです。
そもそも洗濯物の汚れはどうして落ちるのか?
その仕組みを詳しく学んで無駄を省きましょう。

洗濯の頻度はどの程度ですか

基本的な話として、洗濯の頻度はどの程度でしょうか?
どれくらい汚れたら洗濯をするのでしょうか?
そもそも何をもって汚れたと思うのでしょうか?

もちろんケチャップなどが付いてしまえば即洗濯機行きですね。
しかしジーンズは、脱いだら直ぐ洗いますか?
よく話題になるのは、バスタオルやシーツです。
細菌やカビの観点で言えば、濡れていると大増殖します。
健康面を考えれば、毎日洗った方がよさそうです。
とはいえ数時間着ただけの衣類は本当に汚れているのか?

汚れが落ちる原理とは

汚れの落とし方は、汚れの原因によって違います。
目に見えない細菌やカビを気にするのか?
明らかな食べ物の汚れ、泥やシミなのか?
基本的な汚れが落ちる原理を考えてみましょう。

1.油系の汚れは石鹸で丸めとる

いわゆる汚れの多くは油系の物質と考えられています。
例えば食べ物のシミや身体から出る皮脂です。
この場合には一般的な石鹸でも十分に落ちます。
お風呂の石鹸で身体の汚れを落とす要領です。
つまり石鹸には、油と相性の良い疎水基があります。
ここが油汚れとくっつき、衣類から丸めとってくれます。
もちろん洗濯機であれば専用の洗剤が良いでしょうが、
昔ながらの洗濯石鹸だけでもほとんどの汚れは落ちます。

2.タンパク質はアルカリ洗剤で分解する

タンパク質系の食べ物汚れにはアルカリ洗剤が有効です。
つまりアルカリ成分がタンパク質の構造をほどいていくからです。
昔から灰汁(あく)や消石灰などを洗剤として利用していました。
とはいえ羊毛など繊維に含まれるタンパク質も壊してしまいます。
そのため最近は、酵素系洗剤がタンパク質分解にはおすすめです。

3.物理的な刺激も重要です

物理的な刺激も、汚れを落とす方法として重要です。
洗濯機が登場する前は、洗濯板などでゴシゴシしました。
シミついた場所も、揉み洗いをしますね。
また泥汚れも、乾かせば揉むだけでボロボロ落ちます。
洗濯機も、ぐるぐる回ることで揉むのと同じ効果があります。
ただし最近の洗濯機は、この物理的刺激が弱いようです。
もちろん繊維を傷めない工夫なのでしょうが、
だからこそシミやワイシャツの襟汚れなどは落ちにくいですね。
なお物理的な刺激という意味では、水流も重要です。
そのため洗濯物を詰め込みすぎない方が賢明です。

4.温度で溶け方が違います

冷水と温水では、物質の溶け方が違います。
特に油分は、60度を超えると水に溶けやすくなります。
そのため少量の洗剤、極端にはお湯だけでも、
かなりの汚れを落とすことができます。
ただし高温にすると、衣類を傷めることがあります。
また60度を超えると洗剤が機能しなくなる可能性もあります。
洗濯時の火傷も心配です。注意しましょう。

5.漂白剤の原理とは

シミを取ったり白くしたい場合は漂白剤を使います。
漂白剤には、酸化型還元型がありますが、一般的なのは酸化型です。
また酸化型の中にも、塩素系酸素系があります。
塩素系の成分は次亜塩素酸ナトリウムなどです。
こちらは酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するので注意しましょう。
一方で酸素系は過酸化水素水や過炭酸ナトリウムなどを使用します。
酸化型漂白剤は、いずれにしても、物質を酸化させる、
つまり酸素と結びつくことによって脱色させる仕組みです。

そのため色物衣類は、元々の色も落ちる可能性があります。
必ず衣類の表示を見てから洗剤を選びましょう。

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適量の洗剤を使いましょう

洗濯の基本は、適量の洗剤を使うことです。
洗剤を入れすぎると、逆に汚れが落ちにくくなります。
また濯ぎが不十分になり、それが黄ばみの原因になる?
洗濯機にカビが生える理由にもなります。

洗濯機の説明書と洗剤に書かれている使用上の注意点、
それぞれをしっかりと読みましょう。
もちろん衣類の洗濯表示も、意外な盲点ですよ。

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