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地球から4光年離れた先に、生命体が住めそうな惑星がある?
英国ロンドン大学クイーンメアリー校などのチームが
2016年8月24日付英科学誌「ネイチャー」で発表しました。
4光年なら何となく近そうなイメージではありますが、
知的生命体がいるなら、UFOに乗って来てほしい気もします。

発表された概要

今回発表された概要をまとめてみましょう。
まず太陽系から最も近い恒星が4.2光年先にあります。
プロキシマ・ケンタウリと呼ばれ、大きさは太陽の1/7程度です。
この星自体は、1915年に発見されています。
ここからが本題です。
この恒星には、重さが地球の1.3倍ほどになる惑星がありそうです。
惑星の公転周期は11日程度とされていますが、
恒星と惑星との距離は約750万キロメートルです。
太陽と地球の距離と比べると1/20しかなく近すぎるような気もしますが、
恒星自体が小型で弱いので、温暖な環境にあると考えられています。
つまり水が液体として存在する条件が揃うため、
これなら地球と同じように生命体が進化する可能性がある!

小さな事実から大きな想像が膨らみます。

4光年とは、どのくらいの距離か

宇宙の話をする際は、私たちの生活スケールとは違う尺度を使います。
そのひとつが、光年(こうねん:light year)と呼ばれるものです。
つまり、光の速さで何年かかるか?そういう単位です。
アインシュタインによれば、光より速いものはありません。
ではどのくらいのスピードか?秒速30万キロメートルです。
よく言われるのが、1秒間に地球を7周半回ることができます。
だから地球の裏側とも電話、メールが簡単にできるのです。
とはいえ太陽の光が地球に届くまで、約8分20秒かかります。
つまり4光年とは、このスピードで4年かかるということです。
言い換えると今見た4光年先の光は、4年前に発せられたものです。
具体的には、30万×60×60×24×365×4=38兆キロメートル
時速60キロの車で走ると、約7200万年かかる計算です。
より現実的な宇宙ロケットでも3万年かかるようです。

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天体は4種類に区分できます

宇宙に散らばる天体は、大きく4つに分かれます。

 1.恒星:自ら光り輝く星であり、夜空に見えるほとんどの星です。
2.惑星:恒星の周りを公転する星であり、自ら光ることはありません。
3.衛星:惑星の周りを公転する星であり、こちらも光りません。

※ちなみに人工的に惑星の周りを回る物体を人工衛星と呼びます。
 4.その他:さらにいくつか分かれます。
(1)冥王星などの準惑星、
(2)火星と木星の間に多く分布する小惑星、
(3)太陽の周りを楕円周期もしくは双曲線軌道で動く彗星、などです。

最近は冥王星以外にも似た星が発見されたので、太陽系外縁天体とも呼ばれ、
それぞれの定義が面倒になっています。
なお流れ星は、宇宙空間に散らばるチリやゴミです。
それが地球の大気圏に突入する際に燃えて光って見える現象です。
ただしその元をたどれば、彗星の置き土産です。
だから特定の季節、特定の場所で、多く見ることができるのです。

なぜ惑星があるとわかるのか

行くこともできず直接見えないものを、どうやって発見するのでしょうか。
基本的に私たちが利用できる情報は、光学望遠鏡で見える光
そして各種の電波望遠鏡によって受信できる電波などです。
なお電波には赤外線、紫外線、X線などがあります。
さらに先日、重力波も確認できました。これで大きく観測技術が進歩します。
それぞれの特徴を生かして、あらゆる可能性を探していくのです。
とはいえ惑星は自ら光を発しません。なぜそこにあるとわかるのでしょうか。
例えば今回の発見は、プロキシマ・ケンタウリが僅かに揺れている?
その揺れを説明できる理論を考えます、例えば、
周りを岩石質の惑星が回ることにより引っ張っている!
もちろん違う可能性もありますが、
これまでに行った他の天体に関するデータなどを総合すると、
確率的に信頼できそう!ということです。

どうやったら行けるのか

上記の計算で考えると、現状における人類の科学技術では、
たかだか4光年でも、現代人が生きながらえている間には到達できない!
非現実的な話になってしまいます。
ウルトラマンならひとっ飛び?番組が終わるまでに帰ってきそうです。
つまりウルトラマンが実在するなら、宇宙はつまらないものになるかも?
閑話休題!
100年も前の話ですが、アインシュタインは考えました。
光の速さに限りなく近いスピードで進めば、時間は遅くなる!
浦島太郎の物語を説明する原理、双子のパラドックスです。
もう一人の天才物理学者ともいえるホーキング博士は、
光速の1/5のスピードで飛行するならば、約20年で到達できる!
関連する話として、2016年8月30日、火星探査の実験が終わった!
そんなニュースが報道されました。
これは長期間人間が宇宙船のような狭い空間に閉じ込められる実験です。
参加者は研究者ですが、相当ストレスを感じたようです。
仮死状態を作り出すようなSFの実現も求められるでしょう。

生命体がいる条件とは

地球外生命体に対する期待は膨らみますが、あくまでも想像です。
では生命体が地球のように進化する条件とは何でしょうか。
地球上の生命体に限定すれば、液体の水と酸素が不可欠です。
例えば金星では暑すぎて水は蒸発します。
逆に火星では寒すぎて、水は氷になってしまいます。
とはいえ酸素は、地球や生命体の活動によって作られることもあります。
なお現在、火星で探査が進んでおり、
氷の下には液体の水があるかも?南極をイメージすれば理解できます。
一方で土星や木星の衛星にも似た環境があります。
近場でも生命体の存在が、100%否定されたとは言えないのです。
ただしこれはあくまでも地球上の生命体を仮定した場合です。
地球であっても深海では理解不能な生命体が多々見つかっています。
生命体の定義を柔軟にすれば、もっと可能性は広がります。
そもそもUFOを作る科学技術は、人間の想像を超えているからです。

衛星に住むことはできないのか

惑星と衛星の違いは何か?
簡単に言えば、どちらが中心にあるか、公転しているか、です。
材質的に見ても、例えば地球と月はほぼ同じです。
過去に巨大な隕石が地球へ衝突し、その破片で月ができた?
ならば何故、月で生命体は進化しなかったのでしょうか?
言い換えると、衛星に生命体が住むことはできないのか?
地球の周りを回っている以上、太陽との距離は十分です。
ただし現在、月の最高気温は+110度、最低気温は-170度です。
これだけ温度差が激しいと、地球上の生物は住めそうもありません。
もちろん酸素も液体の水も確認されていません。
この理由は大気がないため、太陽の光をダイレクトに受けるからです。
そういう意味でも、大気の存在はありがたいのです。
とはいえ大気はどうやってできたのか?
生命活動の産物なのであれば、月では偶然的にできなかっただけ?
もしかしたら月にも生命体がいるかもしれませんね。

科学技術のさらなる進歩に期待です

2016年8月30日、ロシアの電波望遠鏡が宇宙からの信号を検知した?
単なる雑音だろう、との説が有力ですが地球外生命体からのメッセージ?
約95光年先にある恒星HD164595の方向から届いており、
そこには惑星が少なくとも1つはあるそうです。

これまでは地球の科学技術レベルが低かったので、
拾えない、解読できない電波も多かったようです。
最新機器を使って、上手く信号を理解できるようになれば、
宇宙の謎が一気に解明されるかもしれません。

科学技術のさらなる進歩に期待しましょう。

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