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高齢化問題は人間だけの話ではありません。家族の一員とも言えるペットでも深刻化しているようです。品種改良が進み餌もよくなったので長生きできる犬が一般的になりました。しかし長寿になれば人間と同じような病気に罹るケースが少なくありません。

がんや糖尿病なども頻繁になりましたが、犬もここまできた!認知症が増えているようです。お宅のワンちゃんは大丈夫ですか?直ぐにチェックしてみましょう。怪しいと思ったら対策を講じましょう。一方で進行を止める?予防に努めてあげましょう。

認知症に罹りやすい犬の特徴

どんな犬でもリスクはありますが、中でも認知症に罹りやすい犬にはどんな特徴があるのでしょうか。

1.8歳以上であること

人間でも若年性の認知症はありますが、基本は老化に伴い発症する病気です。であれば犬でも同じことです。よく言われるのは、人間の年齢で例えると50歳に該当する8歳以上になると、認知症が発症しやすくなると考えられています。

日本獣医生命科学大学の調査によれば、8歳以上の飼い犬の約2割がアルツハイマー症に類似した認知障害症候群の疑いがあったとか?もちろん文字を書かせたり記憶力チェックはできませんが、心配されるデータではあります。

ちなみに一般的な犬の寿命は10歳前後と推定されています。それでも人間に換算すると70歳程度であるとか。また小型犬ほど長寿の傾向があり15年生きることも稀ではないようです。逆に大型犬は10年に満たないケースが少なくありません。

2.日本犬は認知症に罹りやすい

日本犬は認知症に罹りやすいと言われています。例えば柴犬や秋田犬などです。日本犬系の雑種も同様です。逆に外国犬は罹りにくいとか。これは食生活が関係しているとも指摘されています。

つまり日本犬は、かつての餌と言えば、いわゆるねこまんま?人間の残飯を与えていました。炭水化物プラス魚という内容です。そこに近年は食の欧米化?肉や脂が多いドッグフードが増えました。こうした食の変化が一因とも考えられています。

認知症が疑われる特徴は

犬の認知症ではありますが、基本的な仕組みは人間の場合と同じです。とはいえ言葉を話すことができないので、確認することはできません。しかし日々の行動に違和感があれば、次の点をチェックしてみましょう。

1.見当識障害

空間認知、周辺環境などを認識できなくなる状態です。例えば室内で迷子になっている、回り道をして障害物をよけることができない、階段を昇れなくなった、ぬいぐるみなどに対して吠えている!

人間でも徘徊行動はありますが、変に室内をウロウロする、ぐるぐる回っている。外につないでいる場合でも落ち着きがなくなったり、散歩コースを間違えるようになれば注意しましょう。

2.社会的交流障害

犬は元々好奇心旺盛ですが、遊びや散歩に興味を示さなくなります。一方で散歩中に毎日出会う犬やその飼い主に対して突然吠え出すことがあります。極端になると噛みつく!凶暴になるケースも稀ではないようです。

また飼い主の言うことを聞かない!お座り、お手!そうした指示が理解できなくなってしまうパターンも知られています。さらに同居している犬に対しても攻撃的になる!ちょっと心配です。

3.睡眠サイクル障害

人間も老化すると眠りが浅くなったり睡眠時間が短くなります。そもそも犬は長時間眠ることは少ないでしょう。それでも夜寝なくなった、夜になると元気になって騒いだり吠え出す!逆に日中眠るようになることもあります。

一方で昼夜を問わず眠る、すぐに横になりたがることもあるでしょう。もちろん他の病気が隠れている可能性はありますが、夜中にウロウロしていることが増えたなら、獣医さんと相談してみましょう。

4.排泄調整障害

人間の認知症でもありがちですが、排泄が正しくできなくなることが多いようです。室内犬の場合には、トイレを教えたにも関わらず、最近変な場所でおしっこしていませんか。突然おもらしすることも稀ではありません。

この場合は単に怒ってはいけないようです。原因を確かめましょう。もちろんトイレに何か異常がある可能性もあります。トイレシートを変えるだけでも、臭いが違うなど、犬にとって違和感を覚えるケースがあるようです。

5.活動性障害

いわゆる異常行動です。上述のように何に対しても無関心になることもあります。散歩を嫌がるのが典型例かもしれません。一方でボーっと一点を見続けている。何もないのに噛みつこうとする?

食欲の低下、逆に旺盛になるケースもあります。今まで嫌っていたものも食べるとか?好き嫌いが変わる!さらに何かを一心不乱に舐め続ける、噛み続ける?よだれが垂れることも珍しくありません。

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認知症に罹ったと思ったらすべき対策は

認知症の疑いがあれば、どうしたらよいのでしょうか。もちろん人間と同様に完治させる薬はありません。それでも対策はあるようです。

1.獣医と相談しましょう

どんな些細なことであっても、これまでと異なる行動を示したら、まずは獣医さんと相談しましょう。認知症に限らず、何らかの病気を訴えている可能性があります。道端の雑草を食べてしまうのも注意したいですね。

上述したように、飼い主の言うことを聞かなくなった、無暗に吠える!そして散歩コースを間違える?食欲がなくなる、逆に旺盛になる!放置していると症状が悪化するので気を付けましょう。

凶暴化した場合にはで抑えることも可能です。食が細ってきたら栄養剤による補給なども考えてあげたいですね。

2.ストレスを与えないようにしましょう

ストレスが脳に負荷をかけている可能性もあります。飼い主の何気ない、犬のためと思っている行動でも、犬にとっては嫌なことかもしれません。それが原因で切れてしまった?可能性は否めません。

なるべくストレスが溜まらないように、リラックスできる状況にしましょう。外で飼っている場合、犬小屋は快適でしょうか?寒かったり暑くないか?ノミや虫がいないでしょうか。そうした気遣いも大切です。

意外にもストレスとなるのが、散歩の時間が日ごとに変わることです。犬を含めて動物は規則正しい生活を好みます。犬にも人権?はあります。なお真夏の日差し、アスファルトの照り返し、そんな時間帯の散歩は最悪です。

3.運動させましょう

外で飼っている犬の場合、自由が利きません。それがストレスになっているかもしれません。散歩の際にはある程度自由にさせましょう。もちろん犬が嫌いな人もいるので、適度な長さのリードを付けましょう。

巷では、犬の行きたい方向を遮って無理やり引っ張っている光景を見かけます。飼い主の都合もあるでしょうが、なるべく犬の気持ちも考えてあげましょう。数少ないストレス発散の機会だからです。

4.餌を変えてみましょう

上述のように、肉や動物性油脂が認知症に関係している可能性が示唆されています。ならば餌を変えてみるのも一法です。生活習慣病も予防したいですね。人間でも糖尿病と認知症は関係しているとか?

新しい外来種であっても、原産の食生活に合わせてあげたいですね。日本犬、それも雑種であれば、かつてのような残飯の方が合うのかも?とはいえ人間が生活習慣病になるような食事をしていれば?犬も病気になるのは当然です。

柔らかい食べ物ばかりではなく、骨や犬用のガムなどを与えてみる。人間も噛むことを止めると、頭の老化が進むようですから。

5.ゲームなどで脳を刺激する

定年を過ぎてやることがないと、人間も認知症になりやすいでしょう。犬も同じことです。適度に脳を刺激してあげましょう。だらだら甘やかしすぎてもいけないようです。

例えば知的玩具などを与えてみましょう。犬も考えさせることが大切です。また新たな芸を教え込むのも、脳のトレーニングになるようです。

一方で散歩コースを変えてみる?こちらも違った刺激になります。新しく出会うライバルと縄張り争いをして、緊張感のある生活ができるかも。とはいえ小型犬や気弱い性格であれば、ストレスになるようなことは避けましょう。

前兆を見逃さないように

人間と同様にイヌも老化します。見た目は元気そうですが、確実に老いは訪れます。体力が衰えてきた?足腰が弱くなったような気がしたら、少しは気にかけてあげましょう。

認知症に限りませんが、前兆を見逃さないことが大切です。早期発見であれば対策はあります。少しでもおかしな行動があれば、まずは獣医さんと相談してみましょう。

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