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記事では、

  • 恐竜とは何か
  • 北海道で見つかった恐竜の全身化石の解説
  • 恐竜が人気の理由
  • 恐竜は復元できる?復元したらどうなる?
  • 全国の恐竜博物館一覧

を解説します。

2017年4月27日、北海道むかわ町において恐竜の全身化石が公開されました。
最初に見つかったのは2003年ですが、そこからコツコツと発掘作業を続け1000点以上の化石が集まり、ほぼ全身を現わすことができたようです。

もちろんゴールデンウィーク直前を狙っていたのでしょう。
東京都内でも恐竜に関するイベントがあります。
大人も子どもも魅了される恐竜が、いつまでも変わらず人気者であり続ける理由は何でしょうか。

恐竜とは

恐竜は、約2億5千万年前の中生代三畳紀に現れた大型爬虫類の仲間です。

諸説ありますが、約6600万年前に突如として全種が絶滅しました。
ネッシーなどの逸話もありますが、現存種がいない点はミステリーです。

ワニやトカゲなどの現生爬虫類との直接的な関係はありません。

そして骨盤の一部である恥骨の向きによって

  • 竜盤類(りゅうばんるい)
  • 鳥盤類(ちょうばんるい)

に分かれます。

竜盤類はさらに

  • 肉食竜の代表とも言えるティラノサウルスなどの獣脚類(じゅうきゃくるい)
  • 首が長く体長30メートルにも達するような竜脚形類(りゅうきゃくけいるい)

に分かれます。

なお獣脚類の一部から鳥類に進化したと考えられています。

鳥盤類は3つに分かれます。

  • 背中に板状の骨を持つステゴザウルスのような装盾類(そうじゅんるい)
  • 襟巻や角を持つトリケラトプスなどの周飾頭類(しゅうしょくとうるい)
  • 今回見つかった種が含まれる鳥脚類(ちょうきゃくるい)

などです。

むかわ町で見つかった恐竜の概要

今回公開された恐竜の化石は、体長8メートルに相当します。
草食性のハドロサウルス科に属すると考えられています。
約7200万前である白亜紀後期の地層から発見されました。
当時は海岸近くで暮らしていたようです。

ハドロサウルス科とは、中世代白亜紀に存在した鳥脚類の仲間です。

体長は10メートル前後が多く、大型恐竜の一種です。
アメリカやカナダ、そして中国やモンゴルなどで多数の化石が見つかっています。

口先がカモのように平べったくなっているのが特徴であり、そこからカモノハシ竜とも呼ばれています。
四つ足歩行が基本であり、草をすりつぶしやすいような細かい歯を持っていたようです。

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恐竜が人気者である理由とは

過去の遺物であるはずの恐竜がなぜ、大人も子どもも惹きつけるほどの人気になれるのでしょうか。
そこにはいくつかの理由があるようです。

1.科学は変わる

約40年前、小学生だった私も恐竜に熱中した一人です。
友達の間でも、それなりの知識があると自負していました。
とはいえ最近の恐竜図鑑を見ると驚きです。
自分が当時読んでいた図鑑とは大違い?

そもそも科学は時代に応じて変化します。
矛盾した話ですが普遍的な科学などないのでしょう。
天動説が地動説になったし、冥王星が惑星から外されました。
まさにコペルニクス的転回!
恐竜も同じことです。
科学技術の進歩にともない恐竜の姿も変わります。

恐竜に関する常識が多く変わっています。
例えば

  • 羽毛が生えていた
  • 前傾姿勢だった
  • 恒温動物だった?

古い知識しかない40歳以上の人は、最新の図鑑を読みましょう。
その違いに衝撃を受けるかもしれません。
参考「福井で見つかった恐竜は新種?恐竜に関する誤解をとこう

2.わからないことが多い

科学が変わる?
関係しますが、恐竜について未だわからないことだらけです。
毎年のように新種が見つかっています。
そこから新しい事実が見出されています。
今後も、違った恐竜像が現れる可能性も否めません。

もちろん採掘や分析の技術進歩があります。
これまで到達できなかった地層の奥まで探すことができます。
残存する色素を分析することにより、当時の色を再現できるようにもなっています。
X線によって卵化石の中身を見ることもできます。

つまり今の恐竜図鑑に出ている絵は、あくまでも想像図です。
新しい化石の発掘や分析技術によって10年後の図鑑には、違ったティラノサウルスが描かれているかもしれません。
化石にはまだまだ未知の情報が隠されています。

3.誰でも発見者や専門家になれる

日本は地震大国です。
それによって新しい地層が表面に現れることもあります。
もちろん断層で化石が分断されるリスクもありますが、突然河原で化石が見つかった!
誰でも発見者になれる意外性があります。
身近な場所に化石が埋まっている可能性も否めません。

子ども達にとってもがあります。
自分が研究者になることも可能です。
まだまだ未解明の点も多いので、大人になるまで謎はたくさん残っているでしょう。
謎が解明されるたびに新しい謎が生まれます。
諦める必要はありません。

一方で日本には恐竜学者、古生物学者は意外と少ないようです。
そのため専門の勉強をするには海外留学が必須だとか?
つまり頑張れば日本で、もちろん世界的な第一人者になることも十分にあり得る話です。

4.恐竜が絶滅した原因も不確か

恐竜が絶滅した原因は?
諸説ありますが、巨大隕石の衝突というのが定説です。

とはいえ確定したわけではありません。
化石でみるような巨大生物が、一瞬にして絶滅してしまった?
考えてみれば地球史上最大のミステリーかもしれません。

そうした謎解き、宇宙からの隕石という現代的なテーマと絡めて想像できる点も多くの人を惹きつけるのでしょう。
意外に単純な理由から絶滅したかもしれません。
科学の不思議とあわせて考えてみると、夜も眠れません。

ちなみに進化は本当に起きていたのか?
誰も進化の瞬間を見たことがないからです。
化石は神様が作った生命の失敗作だった?
聖書に出てくる話のように、大量絶滅期は超自然的な力が作用した?
そうした面からの研究も面白そうです。

5.巨大生物が存在した不思議

恐竜には様々な種類があります。
もちろん小型種も多いですが、現生動物であるゾウやキリンをはるかに超えるような巨大種も複数いました。
そんな大きなものが、どうやって陸上で生きていたのか?
そうした壮大さも魅力のひとつです。

人間は、大きなものに対する憧れがあります。
また大きなビルを見上げて唖然としボーっとする?
そんな経験は誰にもあるはずです。
逆に征服欲もあるでしょう。
これが子どもの夢を育むのかもしれません。

大きな骨格標本を見上げた時、圧倒される迫力がありました。
ジュラシック・パークやゴジラなど映画の影響もあるでしょうが、実際に自分がその場にいたらどうなるか?
ありえない話ではありますが、こうした想像力をかき立てる楽しみもありそうです。

恐竜を復元させることはできるのか

科学技術という点で誰もが期待するのは、恐竜を復元させることはできるのか?

絶滅危惧種の保存に適用されているような遺伝子操作技術を使えば、近い将来に可能かもしれません。

これも興味をそそる一面です。

シベリアからほぼ完全な凍結マンモスの遺体が発見されています。
そこから得られた遺伝子をゾウの受精卵に移植すればマンモスを復元できる?
できない話ではなさそうです。
恐竜の遺伝子をワニの受精卵に組み込む?
試してみる価値はありそうです。

とはいえ映画なら良いですが、地上で巨大恐竜が暴れ出したらどうなるか?
自衛隊は出動できるのか?
一方で生命を勝手に操作して良いのか?
違った意味の問題もあります。
技術の応用に際しては倫理的、リスク管理など多くの課題があるのも事実です。

博物館へ行きましょう

かなり具体的な恐竜像を描けるようになりました。
とはいえ今でも研究者による想像にすぎません。
実物を見た人がないからです。
そのため誰でも、新しい恐竜のイメージを創ることができます。
そこから本当の真実に近づけるかもしれません。

  • 子どもの創造力を生み出す!
  • 大人も発想力を豊かにする?

そのために博物館へ行きましょう。
恐竜は子どもだけの楽しみではありません。
大人も堂々と知的好奇心を高めましょう。

全国の恐竜博物館、恐竜関連の展示がある博物館

群馬県・神流町恐竜センター

http://www.dino-nakasato.org/

東京都・国立科学博物館

http://www.kahaku.go.jp/index.php

神奈川県・神奈川県立生命の星・地球博物館

http://nh.kanagawa-museum.jp/index.html

静岡県・恐竜のはくぶつかん(東海大学海洋学部博物館)

http://www.sizen.muse-tokai.jp/

福井県・福井県立恐竜博物館

https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

兵庫県・兵庫県立人と自然の博物館

http://www.hitohaku.jp/

島根県・奥出雲多根自然博物館

http://tanemuseum.jp/index.html

福岡県・北九州市立いのちのたび博物館

http://www.kmnh.jp/

熊本県・御船町恐竜博物館

http://www.mifunemuseum.jp/index.php

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