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2017年も10月下旬となり、今年も残りわずかとなりました。11月1日から首都圏では小学校受験がスタートです。

12月からは中学受験の一部、そして大学の推薦入試なども始まります。そろそろラストスパートの時期です。

とはいえ、どうすればよいのでしょうか。ここで間違えると、今までの苦労が台無しです。

そこで、受験生の具体的な秋と冬の過ごし方を解説します。

基本的な考え方は逆算です

ラストスパートをかける時期は、人によって異なります。

つまり、基本的な考え方は、ゴールを基準に逆算してラストスパートをかける時期を決めるからです。

たとえば、東京の私立中学受験日は2月1日なので、その日に合わせて計画を企てます。

この場合には冬休みが最後の準備期です。

以降1月は時事問題や基礎知識の確認、時間の許す範囲で弱点克服と得意分野を伸ばす方に焦点を当てます。

中には学校へ行かず、塾の自習室にこもる事例もあるでしょう。

ただし私立中学などは受験生の欠席日数を合否判定の材料にすることもあります。事前に情報取集をしましょう。

つまり難関中学では「そこまでしないと受からない生徒」に来てほしくないからです。

ラストスパートを成功させる5カ条

ラストスパートを成功させるためには、守るべき事項がいくつかあります。備えあれば憂いなしです。

1.受験日を明確化する

上述しましたが、受験日を明確化します。いくつかの学校を受験するでしょうが、第一志望校の受験日に備えます。

たとえば東京都の高校受験であれば、都立高の前に私立高の受験があります。滑り止めとして重要ですが、気持ちは都立高に合わせるべきです。

小学校や中学校なら連日受験があります。場合によっては午前と午後に分かれます。

それでも自分はどこを目指すのか?そこを明確にしておかないと、大切な時に気が抜けてしまいます。

最も避けたいことは、滑り止めに受かって油断することです。

安心と言う意味では有効ですが、第一志望校に対しては背水の陣で挑まないと、思わぬミスを犯しがちです。

2.過去問で傾向と対策を練る

さまざまな考え方はあります。教科によっても異なりますが、過去問は12月くらいから取り組みましょう。冬休みでも遅くはありません。

特に理科や算数・数学は応用問題なので、基礎知識がないと全く点が取れません。それで自信を失うと意味がありません。

過去問を解く目的は、目指す学校の傾向を知ることです。

つまり、過去問に出題されるレベルの問題がスムーズに解ける生徒を学校は希望しているからです。無理して難関校に合格しても、入学後の勉強についていくのは大変です。

理系に力を入れている私立中学の場合

中でも理系に力を入れている私立中学であれば、理科の難問が珍しくありません。高校で習う物理のレベルを求めることもあります。

知識に加えて発想力を試す問題もありますので、この点での見極めが重要です。

3.あせらずに基礎を確認する

受験間近ではありますが、まだあせる必要はありません。確実な基礎力を身に付けましょう。

応用問題をやっても点数が稼げない、学力が伸びないと感じていれば、素直に学校の教科書や塾のテキスト、市販の参考書などを読み返しましょう。

基礎知識があれば、本番で逆転することも可能です。

無理して難しい問題集に手を出すより、やさしい問題集を繰り返した方が解答パターンを覚えられます。効率的な答案作成に役立つでしょう。

一方で、基礎力があると過信してはいけません。

応用問題が解けない理由は、基礎が弱いことです。軸にしているテキストを何回も繰り返しましょう。

そういう意味では隙間時間を有効に活用しましょう。

参考「集中力は10分しか続かない?隙間時間を使ったコマ切れ勉強のススメ

4.集中力を高める

ほぼ100%受かる!そう言われていた生徒であっても、本番の雰囲気に飲まれて失敗するパターンもあります。

周りで鉛筆を走らせる音・せき払い・教官が歩く音、何かと気になり集中力が途切れます。

難しい問題が出てパニックに陥ることもまれではありません。そこで重要なのが集中力です。

日頃から静かすぎる環境で勉強をしてはいけません。ある意味で雑音に慣れるべきです。

参考「究極の受験対策!試験で点を取りたければ雑音に慣れるべし

はやり言葉でもありますが、自分なりに集中できるルーティーンを作りましょう。何かの呪文でもOKです。

ただし他人に迷惑をかける、音を出してはいけません。鉛筆で机をたたく行為は受験当日使えません。

5.体調管理こそ重要

体調管理についてより細かく解説しましょう。つまり勉強ができても、当日体調を崩してしまえば意味がないからです。

(1)夜更かしは厳禁

受験勉強の代名詞は徹夜かもしれません。しかしこれは無意味です。記憶は睡眠によって蓄積されるとも言われます。

塾で遅くなることもあるでしょうが、夜12時前には床に就きましょう。

勉強するならば朝の方が良いでしょう。一度眠って、前日の内容で忘れていたことを繰り返します。

夜中に勉強していると、何を覚えて、何を忘れたか、わからなくなります。区切る意味でも、しっかりと眠りましょう。

(2)テスト開始時間に合わせた生活スタイル

テストは何時から始まるでしょうか。また会場まで行くのに何時間かかるでしょうか?

当日何が起きるかわかりません。30分以上の余裕を持って家を出ましょう。

たとえば、9時から試験なら8時半には到着する。片道1時間かかるなら、電車の遅れを勘案して7時には家を出る。

ならば朝食の時間を考慮しても6時起きがベストかもしれません。

とはいえ当日急にやると、体が言うことを聞きません。おなかが痛くなるかもしれません。

体のサイクルは急に変わらないので、1カ月ほど前からテスト開始時間に合わせた生活スタイルを始めましょう。

(3)朝食をしっかり取る

若い間は朝食をしっかり取りましょう。1日の生活リズムを作ります。午前中の栄養補給にもなります。

そういう意味では消化が速い米食がおすすめです。

パンや果物、ヨーグルトなども朝の定番ですが、日本食がバランスの意味で、冬の朝に体を温めるという意味でもベストです。

朝食をしっかり食べるには、前夜遅くに食べない方がよいでしょう。

塾や部活で遅くなったとしても、寝る2時間前に固形物を食べてはいけません。

(4)予防接種を受けよう

100%の保証はありませんが、インフルエンザの予防接種を受けておいた方が安心です。

学校によっては後日試験をしてくれる場合もありますが、受験当日に休んだら終わりです。もちろん無理して受験してもいい結果は得られません。

日頃から健康管理に徹してれば、インフルエンザが発症する可能性は減ります。結局は免疫力の問題になるからです。

(5)ストレスをためない

受験のプレッシャーなどによってストレスがたまります。それが健康を害する原因にもなります。勉強が思うように進まないイライラもあるでしょう。

そういう意味では、自分なりのストレス解消法を持ちましょう。

ゲームやテレビ禁止の家庭もあるようですが、多少の息抜きは必要です。

試験当日でも使えるリラックス法として、効率的な深呼吸の方法を身に付けましょう。

ゆっくりと1から5まで数えながら大きく息を吸います。息を止めながら3つ数えて、今度は5つ数えながらゆっくりと吐き出します。

緊張していたり体調が悪いと息を吐くのが難しくなります。これが原因で次の息が吸えません。その場合は、口をすぼめて「ふー」と言いながら吐きましょう。

これは呼吸器疾患の際に使われる口すぼめ呼吸です。意外なほど有効です。

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受験はまだ間に合います

秋が深まり冬が来ても、まだ間に合います。あわてる必要はありません。

逆にあせったら失敗します。落ち着きましょう。

目標を設定して計画を企てます。一歩一歩、確実に進みましょう。

かけ足だと転ぶリスクの方が大です。安易な近道には落とし穴があります。気を付けましょう。

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