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2017年も終盤を迎えます。

そろそろ今年の重大ニュースが発表される時期です。中学受験では時事問題として出題されます。

それに備えて、2017年のできごとを振り返りましょう。

今回は理科編です。

理科の分野でも時事問題は登場します。得点配分としては小さいですが、知っていれば確実に点数が取れる問題です。

そうした小さな努力の積み重ねが、中学受験の合格への近道です。

参考「2018年度中学受験理科の入試問題で見られた7つの傾向と2019年度への対策

朝起きられない子供…やる気の問題ではない理由【キリツテイン】

時事問題が中学受験の合否を決することもある

時事問題と聞けば社会をイメージするかもしれません。

とはいえ理科でも、小問題として、または関連項目を考えさせる問題が登場します。

わかりやすいのはノーベル賞です。日本人が受賞すれば、ほぼ確実、受賞者名を問われます。

時事問題が中学入試に採用される理由は、

  • 第一に勉強ばかりではなく、世の中に関心を持っているか
  • テレビのニュースや新聞を見ているか

ある意味で常識の有無を問いたいためです。単なるガリ勉は、これからの時代不用です。

また理科への関心があるのか?を見極めたい、ということもあるでしょう。

中でも理数系に力を入れている私立中学校であれば男子校や女子校を問わず、その問題の解答が合否に関係してくるかもしれません。

たかが時事ですが、あなどれません。

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中学受験に出る?2017年のできごと

時事問題のまとめ方はさまざまありますが、時系列で考えるより、内容でまとめた方が整理しやすいでしょう。

たとえば、地学と生物は時事問題が多くなります。

逆に物理や化学は、内容が難しすぎるので、出題は少ないでしょう。

1.地学分野

(1)太陽フレアが発生、地球への影響は

日本時間の2017年9月6日午後9時頃、大規模な太陽フレアが発生しました。これは太陽の黒点付近で起きる大規模な爆発です。

幸い地球に対して大きな影響はありませんでしたが、今後も起きる可能性があります。

参考「大規模な太陽フレアが発生!私たちの生活への影響と対策を解説

第一に「太陽フレア」という名称を覚えましょう。

影響として、地球の磁場を乱すので電子機器が故障する危険があります。

スマホに依存する現代生活との関連を考えておきましょう。

(2)惑星探査機の名前を覚えよう

2017年は土星探査機カッシーニ・木星探査機ジュノーの活躍がありました。そこから土星や木星の状況がわかりつつあります。

さらに土星の衛星エンケラドスでは生物がいる可能性も?探査機の名前を整理しておきましょう。

参考「NASAが発表!土星の衛星エンケラドスに地球外生命体か

ちなみに日本版GPSを作る準天頂衛星は「みちびき」です。

2017年6月に2号機、同年8月に3号機、そして10月に4号機が鹿児島県種子島宇宙センターからH2Aロケットによって打ち上げられました。

(3)金井さんISSへ

本稿執筆時点においてはまだ予定ですが、2017年12月に金井宣茂(かない のりしげ)さんが国際宇宙ステーションISSへ行きます。

成功すれば、名前が出題されます。過去の宇宙飛行士の名前と間違えないようにしましょう。

(4)新燃岳噴火

地球の問題もあります。火山の噴火です。

今年は大きな地震がありませんでしたが、九州で新燃岳が噴火しました。

岩石の種類や作られ方の話と関連した出題が予想されます。

参考「火山の噴火は予測できるのか?噴火のしくみから考える

(5)大型台風上陸

10月22日に行われた総選挙とぶつかったのが大型台風21号でした。

ここ数年、自然災害による被害が増えています。後述するアメリカのパリ協定離脱とあわせて、地球温暖化問題との関連は要チェックです。

参考「ようやく台風1号ですが、台風が発生する仕組みとは

最近は天気図の写真などが登場します。

典型的な季節の気圧配置、たとえば、

  • 冬型は西高東低
  • 梅雨前線
  • 秋雨前線の位置
  • さらに天気は西から東へ変わっていく!
  • 雲の動き

などを確認しておきましょう。

参考「天気図を見る際に知っておきたい5つのポイント

2.生物分野

(1)特定外来生物ヒアリが日本上陸

一番恐れていた生物、ヒアリが日本に上陸しました。

ここで重要なのは特定外来生物です。在来種と外来種の違い、動物種をまとめておきましょう。

たとえば

  • アメリカザリガニ
  • ブラックバス
  • カミツキガメ

植物なら

  • 西洋タンポポ
  • セイタカアワダチソウ

は外来種です。

参考「ヒアリが神戸港から日本へ上陸!家にアリが侵入するのを防ぐには

(2)対馬でカワウソが発見された

絶滅危惧種という観点から対馬で見つかったカワウソが登場するかもしれません。実際は二ホンカワウソではなく、朝鮮半島から流れ着いたユーラシアカワウソという説が有力です。

参考「対馬でカワウソが38年ぶりに見つかった?研究者の責務は何か

一方でパンダの赤ちゃんが生まれました。単なるお祝いムードではなく、こちらも希少動物という意味での出題があります。

トキは有名です。ウナギやマグロも絶滅が危惧されています。食生活との関係も重要です。

参考「祝出産!赤ちゃん誕生!その裏にあるパンダの繁殖が難しい5つの理由

(3)ノーベル賞の有力候補だったゲノム編集

内容は難しいのでつっこんだ問題はありませんが、遺伝子操作の新しい技術として「ゲノム編集」があります。名前だけ憶えておきましょう。

2017年のノーベル賞最有力候補と言われていました。

参考「厚労省はゲノム編集の研究を規制するのか

3.物理分野

(1)重力波の観測がノーベル物理学賞

2017年のノーベル賞物理学賞は、アインシュタインからの宿題でもある重力波の観測が受賞しました。

アメリカのLIGO(ライゴ)と呼ばれる施設ですが、2015年に同賞を受賞した梶田隆章(かじた たかあき)さんの研究とも関係しています。

参考「2017年科学系ノーベル賞の内容をやさしく解説します

重力波とは、ブラックホールのような質量の大きい天体同士がぶつかると空間が歪み、それが波として伝わる現象です。

重力波は日本でも研究が行われています。岐阜県の神岡鉱山にKAGRA(かぐら)と呼ばれる重力波望遠鏡を建設中です。

参考「重力波を再観測!ブラックホールの合体は頻繁に起きるようです

(2)北朝鮮が水素爆弾の実験を行う

喜ばしくない話題ですが、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が水爆実験を行いました。

この点だけみると社会の話ですが、水素の核融合反応という視点で考えると、日本の原子力発電所とも関係する問題です。

参考「北朝鮮が水爆実験に成功?水素爆弾とは何か

4.化学分野

(1)アメリカがパリ協定離脱

アメリカの大統領がトランプさんに変わりました。ちょっと過激なイメージがあり、最初にやったのがパリ協定からの離脱です。

これは地球温暖化対策にとって重要な国際的取極めです。二酸化炭素の大量排出国が参加しないと、どうなるでしょうか。

参考「アメリカがパリ協定から離脱を表明!日本への3つの影響とは

とはいえ地球温暖化は本当でしょうか。

上述したように大型台風が発生したり異常気象が起きている現状を考えると、実感はあります。

しかしメカニズムが解明されているわけではありません。記述問題に備えて、自分なりの意見をまとめておきましょう。

参考「地球温暖化に関する3つの誤解?本当に解決すべきなのか

(2)放射性廃棄物の処理問題

2011年の東日本大震災によって福島第一原子力発電所で事故が発生しました。

その際に出た放射性廃棄物、いわゆる核のゴミをめぐって、自治体同士の押し付け合いが起きています。

参考「【放射性廃棄物】我が町に核のゴミ?最終処分場の有望地が公表される

放射性廃棄物は目に見えません。幽霊におびえているような印象もあります。

この点に関しても、あなたの意見を述べよ!的な問題に備えて意見をまとめておきましょう。

参考「日本原子力研究開発機構で被ばく事故!シーベルトとベクレルの話

5.その他技術

(1)車の自動運転が普及する

技術的な問題として、昨今急速に普及しているのが車の自動運転技術です。

みなさんの家にある車も、自動ブレーキ装置などが装備されていますか。

中でも期待されているのがアクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ誤発進防止装置です。

みなさんが大人になる頃は、完全自動運転車が登場しているでしょうか。

参考「自動運転車にも保険適用?交通事故の示談交渉が解決しやすくなるか

(2)リチウムイオン電池の発火

あまり大きな事件として扱われませんが、スマホなどに搭載されているリチウムイオン電池の危険性が指摘されています。

今年も何件か事故が発生しています。長く使っていたり、落下などの衝撃を受けた物は、突然発火することがあります。

参考「リチウムイオン電池とは何か?なぜ問題視されないのか

そもそも電池とは何でしょうか。電気が流れる仕組みとあわせて調べておきましょう。

参考「電池の原理を知りましょう!ここにもイオンが活躍しています

(3)AI(人工知能)が進化する未来とは

急速に進化しているのがAIつまり人工知能です。

頭脳ゲームである囲碁や将棋でも、AIが人間に完勝しました。上述の自動運転技術もAIのおかげです。医者の代わりに病気を見つけることもできます。

参考「人工知能は人間に勝ったのか?囲碁・将棋界から引退するAIの今とこれから

皆さんが大人になる頃は、AIがもっと進化して生活の大部分を占めるようになるでしょう。

どんな未来があるのか?こちらも意見をまとめておきましょう。

朝起きられない子供…やる気の問題ではない理由【キリツテイン】

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中学受験の時事問題におすすめの教材

中学受験用の時事問題を集めた副読本がそろそろ出版されます。進学塾に通っている人は、そこからもらえる(買わされる!)でしょう。

とはいえ、それらは社会が中心です。そして少し理科が載っている程度です。もちろん参考になります。

主なものは下記の通りですが、いずれも甲乙つけがたいです。

独学もしくは中小塾で中学受験を目指す人は、書店で見て、読みやすいタイプを購入しましょう。立ち読みでもOKですが、一読することをおすすめします。

1.日能研ブックス『2018年度中学受験用2017年重大ニュース』

実績としては申し分ないのが日能研です。実際の入試問題に出た!予想問題集は的中率が高いとの評価があります。

2.サピックス小学部『サピックス重大ニュース 2018年中学入試用』

首都圏では絶対的な中学受験塾トップのSAPIXです。私立中学の先生にアンケートをして、それに基づき作成しているので、信用性は高いです。

3.学研プラス『2018年入試重大ニュース 時事問題に強くなる本』

塾も経営していますが市販の参考書出版社として有名なのが学研です。そのため一般的な人が知るべきツボは押さえています。大人でも常識を得るために使えます。

朝起きられない子供…やる気の問題ではない理由【キリツテイン】

テレビを観て時事問題に強くなろう

受験勉強が追い込みの季節ではありますが、テレビを観ましょう。そして新聞を読みましょう。

そろそろ重大ニュースを紹介してくれます。そこで2017年をおさらいしましょう。

ちょっとした用語も、耳に入っているだけで中学受験の問題がスムーズに解けますよ。

参考「中学受験に向けた正しい参考書の使い方(理科編)

参考「2018年度中学受験理科の入試問題で見られた7つの傾向と2019年度への対策

参考「合格は1年前の秋に決まる!中学受験なら5年生の秋が受験校選択の分かれ目

参考「中学受験に向けた正しい参考書の使い方(理科編)

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