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今まで塾に通っていた小学生の我が子が突然「塾に行きたくない!!」と言い出したら、どうすればいいのでしょうか。

まずは、子供が塾に行きたくない理由・原因を探るべきです。

そして、行きたくない理由別に対応していきましょう。

一番やってはいけないことは、無理強いして塾に行かせることです。

子供が「塾に行きたくない」と言い出すのには、よほどの事情があるはずだからです。

あなたが「子供を塾に行かせたい」と思う気持ちもわかります。

しかし、親の価値観を押し付けてはいけません。

まずは落ち着いて、子供が塾に行きたくない理由を探り、理由別に対処しましょう。

ここであなたが対応を間違えると、最悪の場合、親子関係に亀裂が入るなど、事態は深刻化してしまいます。

今回はそんな事態の深刻化をさけるべく、小学生の子供が「塾へ行きたくない」と言い出した場合の理由別塾を辞めた場合の対処法を解説します。

子供の話を聞くときの注意点

もう塾には行かない!

子供がそう言い出したら、まずは理由を聞かなくてはなりません。

ただし、子供に塾に行きたくない理由を聞くときに、気をつけてほしい注意点があります。

それが次の2つです。

  • 子供目線で考える
  • 子供の気持ちを尊重する

あなたが真剣に向き合えば、子供は塾に行きたくない本当の理由を話してくれます。

逆に、あなたが上から目線を強めれば、子供の拒否感は倍増し、事態は悪くなるでしょう。

1.無理やり言わせない

まず、子供が塾に行きたくない理由を無理やりに問いただしてはいけません。

そのせいで嘘をつくことがあるからです。

または、もっとかたくなになり、理由を言わない場合もあります。

子供が塾に行きたくない理由を言わない場合は、1週間程度塾を休ませて様子をみましょう。

それで落ち着くこともよくあるからです。

2.親の価値観を押し付けない

子供が塾に行きたくないと言い出しても、親の価値観を押し付けてはいけません。

たとえば、

  • 私立中学以外は学校じゃない
  • 東大が一番いい大学だ

といった、あなたの価値観です。

では、その価値観は本当に正しいのでしょうか。

子供に勉強させたいのは、親の見えや世間体ではありませんか。

子供は正直です。親のそうした思いを知って、うんざりしていますよ。

忘れてはいけないのは、子供にも人格があることです。

子供には自分の人生を選ぶ権利があります。

そのため、あなたの価値観を押し付けるのではなく、選択肢を広げるような提案型の会話をしましょう。

私立中学のメリットなどを親子で一緒に考えるとよいかもしれません。

3.聞く耳を持つ

塾に行きたくないという子供の理由・意見に耳を傾けましょう。

親は聞く耳を持ちましょう。親の方がそれを聞くことを拒んでいませんか。

すると子供は「言ってもムダなんだ」とあきらめ、伝えることを止めて、心を閉ざしてしまいます。

親が子供の言いなりになる必要はありませんが、小さい子供ではあっても、子供自身の意見を尊重しましょう。

そして、それを親子で一緒に考えましょう

親にそうした姿勢が見えてくれば、子供も正直に話すようになります。

4.親の武勇伝を自慢しない

塾に行きたくないという子供に「自分は毎日10時間勉強した」など、あなたの武勇伝を話すのは止めましょう。

時代が違います。

そのような発言は、子供にとってプレッシャー以外の何物でもないからです。

特に親が

  • 医者
  • 東大卒
  • 教師
  • 警察官

など、高い地位にいるほど、子供には重荷になっています。

知人の塾では全国でトップクラスにいたのに、親が「自分はもっと頑張っていた」と更なる努力を要求し、プレッシャーに押しつぶされて、成績がガタ落ちになった子がいたそうです。

あなたの子であっても、子供は別人格です。

5.友達や兄弟姉妹と比べない

塾に行きたくないという子供を友達や兄弟姉妹と比べてはいけません。
  • お兄ちゃんは○○中学に入ったのに
  • 妹の方が賢いね

ありがちな発言ですが、絶対に禁句です。

かつて、まったくやる気のない中学3年生を受け持ったことがあります。

全然勉強をしないので、彼と世間話をしてみました。

すると、自分の境遇を話してくれました。

実家は自営業で自分は長男だけど、親は次男に継がせようとしている」とか。

親に信用されていないと感じていたようです。これでは、勉強のやる気が出ないのも当然です。

6.質問には具体的に答える

  • どうして勉強しなければいけないの?
  • なぜ塾へ行かなければならないの?
  • 中学受験する必要がどこにあるの?

塾に行きたくないと言い出した子供が、質問をしてくるでしょう。

そうした質問には、あなたが具体的に答えましょう。

「あなたの将来のためです」

そんな抽象的な言葉は、厳禁です。

大切なことは、中学受験のための勉強ではありません。

何のために中学受験をするのか?それを親子で一緒に考える、目標を共有することです。

塾に行きたくない理由1:特になし

ただ何となく、理由はないけど、塾に行きたくない。

子供が塾に行きたくない理由として、実際はこれが一番多いかもしれません。

大人でも、朝起きて会社に行きたくないときがあります。

たまたま体調が悪い日なのかもしれません。

対処法:当日は休ませましょう

塾に行きたくない理由が特に無い場合、その日は無理をさせず休ませましょう。

次の日は行くようになるかもしれません。

たまたま、ということも多いからです。

ただし、親はここで子供の気持ちを見極めることが大切です。

何か別に塾に行きたくない本当の理由がないか、探りましょう。

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塾に行きたくない理由2:違った目標がある

子供に勉強以外に違う目標がある場合、塾に通う時間がもったないと感じてしまいます。

これが、塾に行きたくない理由の場合があります。

最近多いのは、

  • サッカーなどのスポーツ
  • ピアノなどの音楽関係

これらのジャンルに進みたい子供たちです。

また、女の子はパティシエになりたいなど、料理にも興味を持っていることも多くいます。

もちろん、学校や塾の勉強をすべきことは子供自身も知っています。

だから、葛藤があります。

そのモヤモヤをうまく表現できないので「塾に行きたくない」と言い出すようです。

対処法:やりたいことをやらせてみる

この場合の基本対処は、子供のやりたいことをやらせてみることです。

サッカーやピアノのおけいこを優先したカリキュラムを組んでみましょう。

その際は、ちょっと厳しめの指導者にお願いしましょう。

残酷な言い方かもしれませんが「上には上がいる」子供に限界を自覚させることが有効です。

たとえばサッカーや野球の場合、小学校6年生の段階で、相応のチームからスカウトがなければ、プロへの道はほぼ絶望です。

塾に行きたくない理由3:親に甘えたい

子供が塾に行きたくない理由が、親の関心をひきたい、ダダをこねて甘えたい場合もあります。

特に兄弟姉妹がいれば、その子に嫉妬(しっと)しているかもしれません。

また共働きの親の場合、この理由で子供が塾に行きたがらないのは、ありがちです。

親に全然かまってもらえず、子供は寂しく感じているため、塾を嫌がるのです。

対処法:甘えさせてあげましょう

この場合の対処法は、休日でもいいので、子供と一緒に遊んであげましょう。

家事は後回しにして、子供とじっくり会話しましょう。

そして、たまには子供を抱きしめてあげましょう。

それで安心し、親からの信頼を得たと思うようになれば、積極的に勉強するようになるでしょう。

過保護と甘えは違います。

小学生、特に低学年の間はかまってあげましょう。

そうしないと、上手く自立できず、ずっと親を頼るようになってしまいます。

塾に行きたくない理由4:友達と遊びたい

子供が塾に行きたくない理由が「友だちと遊びたい!」という場合もあります。

小学6年生のほとんどは、中学受験をしません。そうした友達と遊びたいのでしょう。

「なぜ自分は一緒に遊べないのか」と、子供は悩んでしまうのです。

対処法:「今」勉強する理由を考えよう

この場合の対処法は、今勉強する理由を親子で考えることです。

受験のための勉強ではいけません。何のための受験なのか、その理由を親子で共有すべきです。

また、ゲームやテレビなどの遊びを制限してはいけません。

制限するとストレスがたまり、隠れて見る、やるようになります。

そもそも「ゲームやテレビはダメで、勉強はいい」という、その違いは何でしょうか。

あなたはそれを明確に説明すべきです。

参考「【塾講師が解説】中学受験で合格したいなら子供にテレビを見せましょう

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塾に行きたくない理由5:途中に嫌なものがある

子供が塾に行きたくない理由は、塾へ行く途中に嫌な物があるからかもしれません。

たとえば

  • イヌに吠えられる
  • 嫌いな友人宅の前を通る
  • 不気味な道がある
  • 変な人に声を掛けられる

などです。

また、通塾の途中で乗り物酔いしていないでしょうか。

単純に通塾が疲れるから、という場合も多くあります。

もちろん私立小学校へ電車通学している子もいますが、塾への片道が30分を超えると小学生にとって重荷です

対処法:親が通塾路を確認しよう

この場合の対処法は、まず親が通塾経路を確認しましょう。

特に、帰り道など真っ暗になる場合は、怖い思いして帰宅しているかもしれません。

ならば親が送り迎えしましょう。

または、通塾経路を変えてみるのもよいでしょう。

塾に行きたくない理由6:勉強が難しくてついていけない

これも子供が塾に行きたくないときに多い理由です。

塾の勉強についていけないから、塾に行きたくないことがあります。

集団型の進学塾では、授業ペースが速くなります。

板書も多い上に、学校とは違った授業内容です。

そのせいで、子供がパニックになっているかもしれません。

また、

  • 宿題が多すぎる
  • 毎週実施されるテスト毎にクラスや席順が変わる

これも子供にとってプレッシャーです。心が疲れてしまいます。

対処法:クラスや塾を変える

この場合の対処法は、2つあります。

まず1つめは、能力別にクラス分けしている塾に通っているのであれば、ランクを落としてもらいましょう

ただしクラスが落ちると、それで子供がやる気をなくすこともあります。

2つめは、マンツーマン型の塾に変更することです。

この場合、もっと根本的には、進学塾から補習塾に変えてみることも検討すべきです。

どちらの場合も、親の一方的な決断ではなく、どうしたいのか、子供と話し合ってから決めましょう。

塾に行きたくない理由7:塾でいじめがある

塾と言えども人間関係があります。

そこでもいじめは発生します。

また塾で発言して間違える、それを友達にひやかされて、子供が傷ついているかもしれません。

これが、子供が塾に行きたくない理由かもしれません。

対処法:塾のスタッフと相談しましょう

この場合の対処法は、いじめがありそうか、塾のスタッフと相談しましょう。

その結果によっては、塾を変えましょう。

この場合、同じ小学校に通う友達がいない塾にしてみるのもよいでしょう。

また「発言して間違えることは悪いことではない」と、あなたから子供に言ってあげましょう。

子供の積極性が失われる方が心配です。

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塾に行きたくない理由8:塾の先生が嫌い

特に女の子に多い塾に行きたくない理由が、塾の先生が嫌いだからです。

先生が嫌いになると拒否反応が強くなります。それだけでも塾に行きたくない理由になります。

対処法:先生を変えてもらう

この場合の対処法は、塾に相談して先生、もしくはクラスを変えてもらいましょう。

もちろん、塾を変える方法もあります。

とはいえその前に、子供が塾の先生の何が嫌なのか、その理由も明確にしておきましょう

塾の先生からの暴言やいじめがあるなら論外ですが、スパルタ系の塾であれば、そのやり方にびっくりしているかもしれないからです。

塾に行きたくない理由9:目標を失う、何かに失望した

小学校高学年になると、自分の限界がみえてくるのでしょうか?

このことが、子供が塾に行きたくない理由となる場合があります。

たとえば、現実を知り、子供が自分の目標を失うことがあります。

また、世間を知るようになると絶望感が生まれます。

特に女の子は早熟なので、何かを察知するようです。

対処法:親子で出かけましょう

じっくりと時間をかけて親子で話し合いましょう。

新たな目標を見出すために、親子で出かけてみましょう。

オススメなのは

  • 大学のオープンキャンパス
  • 博物館
  • 美術館
  • 工場見学

などです。

いつもとは違う世界が見えてきます。

ちなみに、女の子の方が気持ちの切り替えが速い場合が多くあります。

そのため、何かのきっかけで急に勉強するようになり、成績が伸びることも珍しくありません。

行きたくないなら塾を辞めさせる勇気も必要です

ところであなたは、何のために子供を塾へ通わせているのでしょうか。
子供は何のために塾に行っているのでしょうか。

まずはそこから親子で考えましょう。

そして、子供が本当に塾に行きたくないなら、辞める勇気も必要です。

独学でも勉強は可能です。

参考「小学6年生の4月からでも間に合う!独学で取り組む中学受験の必勝法

最近は、便利かつ有効な通信教育や市販の教材がたくさんあります。

子育てに絶対的な正解はありません。

子供が塾に行きたくないと言い出したら、

  • その理由
  • 子供の性格
  • 家庭の事情
  • 目標

これらに応じた教育方法を考えましょう。

「塾を辞めるのは不安!」と思うかもしれませんが、今は家庭学習に利用できるいろいろなサービスがあります。

家庭学習の方法を解説したコチラもご覧ください。→参考「小学生の家庭学習のコツ・勉強法を解説します

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