中学受験理科の望ましい勉強法は、1冊の問題集を繰り返し解くことです。

その理由は、現実問題として国語や算数の勉強を優先することになり、理科に費やせる時間が限られるからです。

つまり、効率的に学べる問題集の選択が重要になります。

しかし、安心してください。この記事を読めば、中学受験を予定している子供に必要な理科の問題集(小学3・4年生用)が必ず見つかりますよ!

ちなみに、この記事でいうレベルとは、次のような子供を対象にしています。

基礎レベル 家庭学習の習慣がない子供
中級レベル 家庭学習はできているけど、いまいち成績が伸びないと感じている子供
上級レベル 本人が積極的に中学受験を目指している子供

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小学3・4年生の基礎レベル

家庭学習の習慣を身につけると同時に、学校で学んだ内容の復習をしましょう。

1.文理「教科書ワーク」

「教科書ワーク」を使うと、学校の復習ができます。

家庭学習の方法がわかる

「教科書ワーク」をオススメする理由は、家庭学習の方法がわかるからです。

家庭学習の方法とは、学校で学んだことを、その日のうちに復習して確認することです。

「教科書ワーク」の内容にそって進めていくと復習ができて、理科の基本も学べます。

毎日繰り返すことで家庭学習の習慣が身につくでしょう。

注意点

学校の教科書は市区町村によって違います。

子供が使っている教科書の出版社を確認して、それに対応した教科書ワークを購入しましょう。

(下記の画像リンクでは、教育出版版紹介しています。その他の出版社はこちらからご覧ください)

その他の教科書出版社はこちら

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2.清風堂「5分間理科ドリル・小学〇年生」

「5分間理科ドリル」を使うと、家庭学習の習慣が身につきます。

短時間で終わるので子供も飽きない

「5分間理科ドリル」をオススメする理由は、短時間で終わるからです。

5分間なので子供が勉強に飽きません。

「短時間で効果があるの?」と思うかもしれませんが、短時間であっても続けることにより家庭学習の習慣が身につきます。

毎日少しずつでも続けることが大切です。3・4年生の間に1日5分でも机に向かう習慣があれば、5・6年生になった頃に役立つでしょう。

数少ない理科ドリルのうちのひとつ

理科ドリルはあまり売られていません。「5分間理科ドリル」は、その数少ないうちのひとつです。内容もまとまっていて使いやすいでしょう。

実は、本屋で売られている他の理科ドリルでも学習効果は大きく変わりません。

しかし、国語算数で紹介したドリルと同じ出版社のほうが要領がわかり、扱いやすいはずなので、このドリルをおすすめします。

小学3・4年生の中級レベル

理科に対する興味が出てきたら、その興味を広げられるようにしてあげましょう。

1.旺文社「理科問題の正しい解き方ドリル 〇年」

「理科問題の正しい解き方ドリル」を使うと、理科の基本が身につきます。

わかりやすいから良い

「理科問題の正しい解き方ドリル」をオススメする理由は、わかりやすいからです。

小学3・4年生の理科に難しい話はありません。そのため、問題集もわかりやすいのが一番です。

「理科問題の正しい解き方ドリル」には多くの図や絵があり、これが問題を解くヒントになります。

また解説には、考える時のポイントが示されているので、親が採点するのも楽です。

1枚ずつだから目標を作りやすい

1ページで完結できる構成なので、1日1ページなど目標を持って勉強できるでしょう。

また、穴埋め式なので無理なく解いていくことができ、理科の基本も身につきます。

2.くもん「理科集中学習小学〇年生」

「理科集中学習」を使うと、着実に理科がわかるようになります。

スタンダードな問題集

「理科集中学習」をオススメする理由は、これがスタンダードな問題集だからです。

出版社のくもんは、学習塾のくもん。だから学習のコツを知っています。

大切な部分をまず簡単に説明し、それを理解したかどうかを問うように穴埋め式問題があり、さらにまとめの問題でもう一度解かせます。

繰り返し解くことによって知識の定着ができる構成で、「問題集の定番、これが問題集だ!」という感じの問題集です。

だから「理科集中学習」を使っていれば、小学3・4年生がやる理科の学習は、安心かつ確実です。

理解することを優先した構成

「知っているか」ではなく「理解しているか」を問う形式になっています。

理科は暗記科目ではありません。「原理を理解すれば理科は難しくない」ことを実感できる問題集です。

3.文英堂「これでわかる理科」

「これでわかる理科」を使うと、わからない部分を確認できます。

問題集と参考書がセット

「これでわかる理科」をオススメする理由は、参考書とセットの構成だからです。

小学生が使っている理科の教科書を見たことがありますか? 説明文が少なく、ほとんどが絵や写真です。

子供の興味をひくという点では良いのでしょうが、ひとりで学ぶには使いづらいでしょう。

その点「これでわかる理科」は参考書+問題という形式になっているので、わからない部分をすぐに参考書で確認できます。

子供の理解を深め、学習効果を高めてくれるでしょう。

参考書として使える

学校で使う理科の教科書は、中学受験には全く役に立ちません。内容が薄すぎるからです。

そのため、中学受験をするなら理科に関する参考書を1冊用意することをオススメします。その手始めとして「これでわかる理科」シリーズは使いやすいでしょう。

個人的な意見ですが、「これでわかる理科」の方がわかりやすくかつ具体的な記述もあるので、学校の教科書より理科の勉強に適していると思います。

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小学3・4年生の上級レベル

理科が楽しく感じていれば、ちょっと難しい問題集にもチャレンジしましょう。理科を得意科目にしておくと、難関校の受験も難しくなくなります。

1.Z会「グレードアップ問題集 理科3・4年」

「グレードアップ問題集」を使うと、ハイレベルな理科が学べます。

難しい問題もあるから子供のやる気がアップ

「グレードアップ問題集」をオススメする理由は、難しい問題もあるからです。

理科が好きな子は、学校の学習では満足できないでしょう。

その点「グレードアップ問題集」は、学校ではやらない発展的な問題も取り入れています。ハイレベルな学習ができるので、子供も満足してやる気もアップするはずです。

3・4年生がセットで1冊

1冊で小学3年と4年のどちらも使えます。その理由は、学校で習う小学3・4年生の理科自体が、内容的に濃くはないからです。(まとめた方が経済的でもあります。)

言い換えると、上級レベルの小学3年生であれば、4年生や5年生の内容も理解できるでしょう。

理科は独学で先取りできる科目なので、意欲があればどんどん上学年の問題集を使って勉強を進めていきましょう。

2.みくに出版「ウイニングステップ 小学4年」

「ウイニングステップ」を使うと、3・4年生の理科をまとめて学習できます。

理科の基礎から応用まで学べる

「ウイニングステップ」をオススメする理由は、基礎から応用まで1冊で学べるからです。

「ウイニングステップ」に3年生用はなく、4年生用だけです。1冊で3年と4年の両方をまとめて学習できるようになっています。

また、単元ごとにA・B・Cとレベル別の問題になっているので、基礎から応用まで確実に学んでいくことができるでしょう。

中学受験対策になる

みくに出版は、中学受験塾である日能研が使っている問題集も出版しています。

「ウイニングステップ」は、日能研に通っていない一般消費者向けに発刊している日能研ブックスシリーズのひとつです。

同塾が持つ入試問題データベースを活用しているので、実践的な中学受験対策になるでしょう。

3.旺文社「小学総合的研究 わかる理科 問題集」

「わかる理科 問題集」を使うと、受験モードになれます。

早めに受験対策が始められる

「わかる理科 問題集」をオススメする理由は、中学受験対策になるからです。

この問題集は、はっきり言って中学受験対策用です。そのため3・4年生が解くとすればかなり難しいと感じるでしょう。

しかし、難関校を目指すなら早めの対策が求められます。わからない問題があっても、解答編にある解説を読みながら解き方を考えていくと、理解が深まるでしょう。

参考書と一緒に使うと効率アップ

旺文社の参考書「小学総合的研究わかる理科」と一緒に使うと学習効率がアップします。この参考書を事典代わりに利用してみましょう。問題集を解くヒントがもらえるはずです。

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どの問題集がいいのかわからないときは…?

「問題集が多くて、どれがいいのか選べない!」

そんなあなたには、Z会小学生向けコース(通信教育)をおすすめします。

おすすめ理由は、小学3年から中学受験講座を選択ができる点と、タブレット学習ができる点。映像授業で要点がよりわかりやすくなりました。

小学3年生は1日あたりの学習時間が40分、小学4年生は1日あたり60分と、無理なく始められるカリキュラム。

しかも、通信教育でありながら、難関中学校の受験対策が可能なことも魅力です。

まずは、気軽に資料請求ウェブ上で中学受験コース体験をお試しください。

問題集を使うときに親が気をつけたいポイント

1.問題集に載っていない知識を追加しない

問題集に載っていない知識を追加してはいけません。子供が混乱するからです。

小学3・4年生は、理科が始まったばかりで、新しい教科に慣れない子もいます。そこへ教科書や問題集に載っていない話を追加すると、子供は理解できずに混乱するようです。

質問に答えるときの注意点

子供が理科に興味を持ち、質問してくれば教えてもよいですが、その際には注意があります。

たとえば、親の世代で習ったことと今習っていることで違っている項目がある点です。

具体的には、冥王星は2006年に惑星ではなくなりました。また3・4年生では「光合成」「上弦の月」などの用語は使いません。

子供は、学校の授業・問題集・親の話が違っていると、どれを信用すればよいかわからなくなります。結果的に理科が嫌いになることもあるようなので注意しましょう。

2.プレッシャーを与えない

中学受験をすることを含めて、勉強に対するプレッシャーを与えてはいけません。

たとえば、家庭学習の習慣が身についていない段階で、勉強を無理強いしてはいけません。勉強嫌いになるからです。わかりやすい問題集を使って、まずは机に向かうところから始めましょう。

最近は、自分も中学受験を経験した理系のお母さんが増えています。そのため我が子の理科の成績が伸びないと「自分の子なのに、こんな簡単な問題がなぜわからないのか」とイライラしたり、説教をするようです。

子供は有言・無言のプレッシャーを感じてイライラ・ビクビクしています。これが理科に対するトラウマにならないかと心配です。

親が理系であればこそ、理科が楽しくなるように解説してあげましょう。

3.図鑑を併用しよう

わからないことがあれば、すぐに図鑑で調べさせましょう。すぐに自分で調べる、これが勉強の基本です。

また図鑑が身近にあると、理科への興味が増します。動物や植物、そして宇宙に関する図鑑をそろえ、いつでも読めるようにしておくとよいでしょう。

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自然観察をしましょう

理科の学習効果を高める一番の方法は、自分で体験することです。

具体的には、動物や植物を観察する、天体の動きを観測することです。また、実験なども安全な範囲でやらせてみましょう。

自然観察や実験が、理科を学ぶ上では最も重要、かつ効果的な方法です。

小学3・4年生の理科は、内容的に難しくありませんが、理科の基本が詰まっています。しっかりと学習させましょう。

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