騙される親?高校生がアルバイト承諾してもらう説得法NO2
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この記事では、私自身が高校生の娘がアルバイトを許可した体験談を交え、高校生のアルバイトに対する親の考え方をご紹介します。

もしかすると、高校生のアルバイトへの見方が変わるかもしれません。

先の記事では子ども向けに、高校生のアルバイトを親に承諾してもらうために、何が必要か?親を説得する方法をご紹介しています。

高校生の子どものうまい言い訳に丸め込まれてしまわないように、そちらもぜひご覧下さい。

高校生のアルバイトは反対よりも賛成した方がいい理由

親が高校生のアルバイトを反対する理由は、職種も大きく関わってくるでしょう。たとえば、「工事現場は危険だからアルバイトは認められない」という場合です。

しかし、どこでアルバイトをしようと同じことだと、私は考えています。もちろん職種のことではありません。高校生のアルバイトを通じて、子どもが学び成長できるので、どこでしようと同じだという意味です。

私は高校生のときに遊ぶお金がほしかったのに、親には不順な言い訳でごまかしてアルバイトを始めました。そんな理由で始めましたが、高校生時代のアルバイトを通じて経験した人との関わりや学んだことなどは、今でもはっきり覚えています。それに、多くの人生に必要な勉強ができたと感じています。

どんなアルバイトであっても、多くの人と関わります。「若い時の苦労は買ってでもせよ」というように、若い頃に経験したことは絶対マイナスにはなりません。むしろ、必ずプラスになると言ってもいいでしょう。

各家庭のしつけや事情があるでしょうが、高校生のアルバイトに対し、個人的に私は賛成派です。

高校生の娘が居酒屋のアルバイトをしたがった理由

私の娘が高校生の頃、アルバイトをしたいと言いだしました。それは、居酒屋でした。

娘の口実に騙されてあげる?

私の娘はどちらかと言えば、消極的な性格でした。アルバイトをしたいと言いだしたのは、高校1年生の頃。私は、個人的にアルバイトには上述した理由で賛成だったため、してもいいと承諾の意思は伝えていました。

ただし、アルバイトを許す条件が2つありました。

  • できるだけ家の近辺ですること
  • 勉強がおろそかにならないこと

するとある日、娘は家の近くの居酒屋でアルバイトをしたいと言ってきたのです。自転車で3分の距離にある居酒屋、アルバイトの時間は、18時〜22時でした。

なぜ娘にそこでアルバイトしたいのかと訪ねたところ、娘は色々なことを言いました。

  • コンビニなどでは、同級生に会う確率が高くなるから
  • にぎやかな居酒屋では、大きな声をハキハキと出さなければいけないだろうから
  • 予測のつかないことを言われることが多くて、自分で考えて物事を判断しなければいけないだろうから

そして結局のところ、消極的でモジモジする性格を改善したいというのが目標だと言いました。

それは、コンビニへ行ってもどこへ行っても同じです。仕事をするのですから、ハキハキする必要があるのには変わりありません。

娘のアルバイトをしたい理由を聞きながら、自分の若かりし頃のことが頭をよぎりました。「私の子なのだから、うまい言い訳を考えるのは似ているのかも知れないな。」

同時に、16という年齢でも多少お酒の席のことを知っておいてもいいかも知れないとも考えました。

それに娘がもし時給の面だけを考えていたとしても、騙されてあげてもいいかなと考えたのです。

近所ということもあり、「勉強に支障が出たら、すぐ辞める。」という条件つきで、娘のアルバイトを承諾しました。

アルバイトをして変わっていく娘

週に3回アルバイトを始めた娘でしたが、その居酒屋は連日忙しく、帰ってくればもうヘトヘトでした。

  • 来店した人数にに合わせて、案内する席を自分で考える
  • 足りない小皿を持っていったり、新しいおしぼりを自分の判断で持って行く
  • 食器を下げるときは、失礼にならないタイミングを自分で考える
  • 飲み物がなくなった頃に、声がけする

居酒屋でも、常にお客様への配慮が要求されます。それに、アルコールをはじめメニュー全てを覚えなければなりません。やらなければならないことが山積みだったようです。

覚えなければならないことや、ずっと周囲を気遣わなくてはならないことが多く、アルバイトをはじめてすぐに娘は根をあげそうになっていました。

居酒屋はザワザワとうるさい空間なので、大きな声を出さなければお客さんとは会話できません。おまけに、もっと大声を出さなければならないことがありました。

その居酒屋では、イベントとしてクジを引いてもらい、ドンドンと太鼓を叩きながら「お客様!おめでとうございます!大当たりを出されました〜!」と大声を張り上げるのです。

引っ込み思案の娘には色々大変なことがありましたが、アルバイトをはじめてから、私が何度か居酒屋へ行ってみると、最初は恥ずかしそうにしていた娘に変化が表れました。あれだけモジモジしていた娘が、堂々とするようになったのです。

「貫録が出た」という感じでしょうか。印象が明らかに違うようになり、積極的に行動できるように変わっていきました。

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高校生のアルバイトはムダにはならない

騙される親?高校生がアルバイト承諾してもらう説得法NO2

その後、店がなくなってしまったので、娘は約1年でアルバイトをやめました。

娘は決して元々が暗かったわけではありませんが、アルバイト後は大きな声でハキハキと話し、自然に笑顔を作るのが上手になりました。

他人に対して気遣いができるようになり、空気の読み方もうまくなっていったのです。おかげで高校での交友関係も広がっていきました。

娘が高校生でアルバイトを経験して特にいい影響を与えたのが、自分に自信を持てるようになったことです。自分に自信が持てなくて消極的だった娘が変わったのです。

娘は自分が変わった理由を「ありがとう。」という言葉だった言います。特に年配のお客様が「おねえちゃん、よく気がつくね。どうもありがとうね。」と本当に嬉しそうに言って下さったそうです。

娘は「その言葉を聞くと、自分も本当に嬉しくてなんとも言えない気分になった」と話していました。

一方で、大嫌いな店長には目上の人への態度で接しなくてはいけません。理不尽なことで叱られても笑顔で対処する術を学びました。

もちろん、ガマンしたり、お客様に配慮したりしなければならないのは居酒屋だけではありません。スーパーのレジ打ちでもコンビニでもファミリーレストランでもどんな職業でも同じです。職種は関係ありません。

しかし、スーパーやファミレスでは、無理に大声をはりあげて接客する必要はありません。かわいらしい小さな声でも十分に接客できます。居酒屋で元気よく声を出して働いたことで、娘はハキハキと人前で話せるようになりました。

居酒屋という気楽に人と触れ合えるバイト先を選んだことが、その近道になったのだろうと感じています。

また、お酒が入った大人に気持ちよく飲んでもらうためには、ファミレス以上の気遣いが要求されます。

さらに娘は、厨房で盛り付けの手伝いも経験し、お客様へ出す料理にも気遣いが必要だと学べました。

このような気遣いを通じて、他人を思いやったり、どうすればお客様が楽しくお酒を飲めるのかを考える想像力を養い、それを実行する力を身につけました。

とにかく私は、高校生の娘を信じ居酒屋へアルバイトを許可しのは、間違いではなかったと感じています。

お金を稼ぐのがどれだけつらいのか、嫌なときでも笑顔を作らなければいけないことなど、娘はさまざまな経験を通し一周り成長したからです。

もし、あなたの高校生の子どもがアルバイトをしたいと言ってきたら、週に1回だけでもいいので、アルバイトをさせてみるに越したことはないでしょう。

ちなみにその後、娘は歯医者助手のバイトへ行き、大学生になった今は家庭教師のアルバイトをしています。

多くの仕事に携わり経験を積んでいくと、その分だけいろいろな知識が増えます。その知識や人間関係の構築は、勉強よりも大切かもしれませんね。

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