高校生の娘が赤ちゃん返り!?原因と改善策
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まだ子どもだと思っていても、高校生にもなるとほぼ自我が確立され、半分大人になっていてもおかしくありません。

しかし自分自身がわからず迷ってしまうのも、高校生。育った環境や世間・感情などが入り混じったり、自分の理想像と実際の自分の姿との葛藤したり、などで疑問を感じてしまう時期でもあるでしょう。

そんな高校生が、赤ちゃん返りをしてしまうことがあります。

高校生が赤ちゃん返り!?

一般的に赤ちゃん返りといえば、小さな子どもに起きる現象でしょう。自分の妹や弟が生まれたときに、今までできていたことをしなくなり、まるで赤ちゃんのような行動をとることです。

「高校生にもなって、そんな行動をするわけがない」と考えてしまいがちですね。

しかし、完全に大人になりきれていない高校生が赤ちゃん返りをしてしまっても、決して不思議ではありません。実際に赤ちゃん返りで悩んでいる親、そして高校生の当人も自覚しているケースもあります。

私は高校1年生なのに、赤ちゃん言葉を使ったり癇癪を起こしたりすることがあります。お母さんに「抱っこしてー」なんて言ったり「やだやだ」と駄々をこねたり、幼稚園児並みの精神状態になります。
冷静になったときに、私はこの歳になって何をしているのかと自己嫌悪に陥りますがどうしてもやめられません。

出典:okwave.jp

私には高校1年生の娘がいるのですが、去年の3月頃から赤ちゃん返りをしています。はじめはおねしょだけだったのですが次第にお漏らしもするようになり仕方なくおむつを当てるようになったのですが、そこから娘の赤ちゃん返りが始まりました。

出典:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

  • 一緒に寝たいと甘えてくる
  • おっぱいが飲みたいと赤ちゃんのようなことをいう
  • おもらしやおねしょをする
  • 着替えができないとダダをこねる
  • 学校に行きたがらず不登校になる

本人も親も、とても戸惑ってしまうでしょう。赤ちゃん返りは幼児退行している状態であり【心の病】です。

高校生の赤ちゃん返りの原因は、いったい何なのでしょうか。

高校生が赤ちゃん返りをする原因

高校生の赤ちゃん返りの現象は、自己防衛の表れの一つです。「誰かに助けてほしい。」と救いを求めているともいえます。では、高校生が人に救いを求めるとは、どういったことなのでしょうか。

愛情を求めている

高校生の赤ちゃん返りで考えられる原因は、愛情不足です。

幼少期に愛情をかけてもらえなかった記憶は、子どもの中に一生残ります。愛情をかけてもらえなかったことで、自己肯定をできない子に育ってしまった可能性があるのです。

それが何らかのきっかけで表面化します。

  • 学校でのいじめや人間関係のもつれ
  • 勉強や受験の失敗
  • 環境の変化

このような何らかのストレスに子どもの心が耐えられなくなり、現実逃避の気持ちが働きます。現実逃避は本人が自覚している場合もあれば、無意識に行うこともあります。

「十分に愛情をかけて育ててきたのに」そう感じる親御さんもいらっしゃるでしょう。しかし愛情を感じるのは、高校生の子ども自身ですね。

親と子どもの価値観が違っているのは当然です。しかし、子ども自身が「愛情がほしい」と思うのは、愛情が足りていないからともいい切れないのです。「もっと、今以上に愛情がほしい」と感じているだけかもしれません。

自分で自分を認められず自信がなくなったため、その不安を取り除くために愛情を欲している場合もあります。

人の欲望は底なしです。旅行へ行っても、もう1日遊びたい・帰りたくないと誰もが感じるでしょう。お腹がいっぱいだけど、おいしいからもっと食べたいと感じる気持ちも同様です。精神的に歯止めが効かなくなっているともいえます。

自分の存在価値を確認したい

  • 誰にも必要とされていないと自分の存在価値を見出せないとき
  • 何らかのきっかけで、自分を認めて欲しいと強く願ったとき
  • 期待をかけられて、それが達成できず失望感が重くのしかかったとき
  • 挫折してしまい、折れた心を元に戻せなくなったとき
  • 不安や恐怖心を感じ、どうしようもないとき

このようにプレッシャーにより自分自身の心をうまく保てなくなってしまうのが、高校生の赤ちゃん返りの原因です。

「どうしたらよいのかわからない。」葛藤を抱えてもどうしようもできないのは、救いを求めているからですね。

小さな子どもの赤ちゃん返りの原因も、多くは「愛情」という救いを求める行動。大人であっても、誰かに救いを求め、甘えたい気持ちを感じるときもあるでしょう。半分大人である高校生が、救いを求めてるのは当然です。

つまり、「高校生にもなれば、しっかりして当たり前」こういった考えを持つのは、間違っているといえます。上述したように、大の大人であっても不安にさいなまれるときもあります。全て投げ出したくなることがありますね。

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高校生の娘の赤ちゃん返りへの対処法

高校生の娘が赤ちゃん返り!?原因と改善策

認めてあげる

赤ちゃん返りのような心の病は、外見ではわかりません。そのため「高校生にもなって何をいってるの!?」とあきれてしまうのが、通常の人の感覚でしょう。

しかし、子どもが自己防衛のために無意識にとった行動に対し、親が否定的に対処してしまえば、子どもはさらに自分に自信を持てなくなってしまいます。

高校生の娘の赤ちゃん返りに対する一番の対処法は、【認めてあげる】これを根本にしなければなりません。

自分で自分を認められなくなっているのですから、親が否定すれば子ども自身を認めてくれる存在は、誰もいなくなってしまいます。逃げ場がなくなってしまうのです。

「親だからこそ本当の姿を見せられる。」高校生の赤ちゃん返りは、本人にとって最終手段なのかもしれません。

ですから高校生の子どもの赤ちゃん返りを否定せず、「ずっとあなたの味方よ。」と認め・受け入れて、安心させてあげる必要があります。ただし、認めてあげることと、甘やかすのは全く別の問題です。

受け入れと甘やかしは違う

拒否と受け入れは全く正反対の対処ですが、子どもの赤ちゃん返りを受け入れて認めてあげるのは決して甘やかすわけではありません。

「高校生の赤ちゃん返りは、心の病なのだから。」と特別視して甘やかしてしまうと、子どもは完全に甘やかしてくれる存在へ逃避してしまいます。

親が子どもの心を休める場所になってあげるのは、大変いいことです。しかし、ずっとそのままで済むわけではありませんね。

ですから、自分だけが特別だと思わせてはなりません。ゆっくりできるときは甘やかしても構いませんが、するべきことはきっちりとやらせましょう。学校や勉強、家のお手伝いなど、しなくてはならないことはたくさんあります。

「かわいそう。」だからと考えて接してしまうと、赤ちゃん返りがもっと悪化する原因になり兼ねません。

  • 赤ちゃん返りの行動をごく自然に受け入れてあげ、拒否しない
  • 赤ちゃん返りしているからといって、特別扱いしない

この2つを根本に接しましょう。

特別扱いしないのは、拒否には入りません。

親自身の中できっちりと線引きをし、高校生を大人として扱う部分は変わりなく接してあげて下さい。

半分大人になっている高校生ですから、その線引きも自然に理解するでしょう。そして、あせりは禁物です。「いくら認めてあげても、赤ちゃん返りが改善されない。」こういった考えを持ってしまうと、あなた自身の態度に表れてしまい、子どもは親の愛情の薄さを感じ取ってしまいます。

一番必要な愛情が欠けると、子どもの赤ちゃん返りを改善できなくなります。あまりにひどい場合は、心療内科で相談したりカウンセリングを受けるようにした方が良いですね。

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