【子どもの精神的不安】心配されたい高校生の心理とは?
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高校生ともなれば、子ども半分大人半分です。

親に四六時中構ってもらって育った幼少期。親は自立心を養おうと、成長するとともに「自分の事は自分で行わせる」というしつけを始めるでしょう。

そうやって少しずつ自立し生きていく術を学んでいく中、誰かに心配されたい高校生がいると言います。

高校生が「心配されたい。」という心理は、どのようなものなのでしょうか。

心配されたい高校生の声

高校生が心配されたいという悩み。多くの声が上がっています。

心配されたい。病気になりたい。

高校生女子です。
ほんとに変だと自分でも思うのですが、人に心配されたいと思ってしまいます。
誰かの前で泣いてみたり、体育の時に過呼吸になって倒れる
とか。それで周りの友達や先生に心配される妄想ばかりしてしまいます。

(中略)
人にバレないように我慢してしまうんです。誰かと目が合ったらとりあえず笑顔を作ってしまいます。

出典:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

  • 心配されたい
  • 病気になりたい

しかし、自分をさらけ出せない葛藤(かっとう)。このように苦しんでいる高校生もいます。

学校で心配されたくて仕方ないです。
保健室に行き、ベッドで寝たり、先生と話をしたりしたいです。教室に帰されても友達に大丈夫?と言われたいです。
ほんと馬鹿らしくて甘ったれです。

出典:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

めいは
「心配されたい」
という欲望を持つ
この春から高校生になる
女の子です。

めいって変なのかな-ぁ…

出典:www.casphy.com/bbs

「心配されたい。」と感じている感情を、自分で【甘ったれ】【私って変?】そう感じてしまう高校生は、悩みを誰にも打ち明けられない状態です。
それだけではなく、自分でもなぜそう思うのかわかっていない高校生が多いようです。

心配されたい高校生の心理

原因がわからない精神的苦痛

高校生が「心配されたい」という気持ちを持つのは、精神的な不安を抱えている状態と言えます。

通常高校生と言えば、人生に不安もなく健全な毎日を過ごしているべき年代です。大人からすれば、生活の心配もしなくていい気楽な毎日を送れるうらやましい時期と感じますね。

しかしそれは、大人から見た高校生の現状です。実は高校生でも、大人と変わりない悩みを抱えているもの。

高校生が毎日こなすタスクは、大人となんら変わりありません。勉強に部活、朝から夕方まで自由な時間なくこなす学校での生活。バイトでおこづかいを稼いでいる高校生もいるでしょう。

(関連:高校生女子のアルバイト反対する?賛成する?

上がらない成績、毎日覚えることばかりで、頭はフル回転させなければなりません。大学受験や将来への不安は、計り知れないものがあります。

さらに、人付き合いは大人と同様。一切心労がないわけではありません。高校生にもなれば、恋愛も経験するでしょう。もしかすると、大人以上の苦痛を感じているかもしれません。

しかし、めまぐるしく追われる毎日の中、何が原因か高校生自身でもわかっていない現状が多いでしょう。

何が原因かわからないものを埋められるのは、人の愛情です。

原因がわからない空虚感を埋めたい

自己承認欲が満たされると、不安を回避できます。しかし愛情を求める感情は、親からの愛情不足だけが原因とは言えません。

愛情を求めるのは、高校生が抱えている【さまざまな不安を消し去るための手段】とも言えるでしょう。

精神的苦痛を感じると、人は誰でも助けを求めます。しかし、原因がわからない悩みは解決しようがありません。

誰かから心配されていると、それだけで人の心は和らぎます。

  • 誰かから愛されている・心配されている安心感
  • 自分は誰かに必要とされている幸福感

「何かはわからないけど、誰かに手を差し伸べてもらいたい」そういった高校生の不安が「心配されたい。」という感情に変わると考えられます。大人であっても、そういった感情を持つ場合がありますね。半分子どもの高校生が「心配されたい。」と考えていても、不思議ではありません。

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心配されたい高校生が増加している?

現代、全国の精神疾患の人数は、徐々に増加傾向にあります。平成11年度から26年度では、約180人万人と驚くべき増加率となっています。

精神疾患を有する総患者数の推移
(出典:厚生労働省資料

そして年代別では、0〜24歳までの年代は36.8万人。この調べはわかっているだけのデータであり、実際に病院へ受診していない方を含めるとどれほどの数字になるでしょうか。
24歳までの年齢には、高校生も含まれています。

精神疾患を有する外来患者数の推移(年齢階級別内訳)
(出典:厚生労働省資料

高校生では内科などを受診する際、小児科が良いのかどうか迷う方も多いでしょう。心療内科やメンタルクリニックを、よく見かけるようになった昨今。その中でも、子どものメンタルクリニックも増加傾向にあります。

上述したデータからだけではなく、精神的な負担を抱えている高校生含めた子どもが増加している現れであるとも言えますね。

「心配されたい。」気持ちを誰にも言えず、抑えている高校生に危惧されるのは感情のエスカレートです。

笑顔でいる高校生の心の内に、どんな悩みを抱えているかはわかりません。小さな子どものように泣いて助けを求められない分、不安が蓄積しないようコミュニケーションを大切にしたいものです。

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