
ヒッグス粒子やニュートリノ、そしてブラックホール!
宇宙の創世に近づくような新発見が相次いでいます。
そこで子供ならずとも思うでしょう。
宇宙のはじまりはどうなっていたのか。
科学的知見が増えれば?
将来的に解明されるのでしょうか。
今までにわかっていることをまとめてみましょう。
神様は誰が創った
100年前であっても?
宇宙は神様が創った!
多くの人が信じていました。
アインシュタインでさえも?
神様が創ったと考えていました。
だから宇宙が膨張している?
彼は納得しませんでした。
聖書を開いてみましょう。
「初めに神は天と地を創造された。」
これで始まります。
では神様は誰が創ったのでしょうか。
一方で古事記を紐解いてみましょう。
「天地の初発の時、高天の原に成りませる神の名は・・・」と続きます。
つまり既に天地がある場面からスタートします。
その天地は誰が創った?
神様を創った誰かがいたことになります。
もはや無限のパラドックスです。
とはいえ神様が創った!
それで納得できていれば?
幸せだったのかもしれません。
パンドラの箱は?
開いてしまいました。
ビッグバンの前には何があった
現在の主流は?
ビッグバン仮説です。
つまり宇宙のはじめには?
超高密度の1点!
いわゆる質点だけがありました。
そこから大きな爆発!
ビッグバンが生じたのです。
以後宇宙は膨張し続けています。
こちらも何となく理解はできます。
証拠もあるようです。
とはいえ最初の点はどうやって作られたのか。
また何故ビッグバンは生じたのでしょうか。
こちらも天才物理学者と称されるホーキング博士は?
ビッグバンの前は考える必要がない!
そう言ったとか。
天才の領域を凡人が理解しようとしては?
いけないのでしょうか。
ひも理論
質点は0次元です。
つまりスタートをゼロにするから話がおかしくなる?
ならば1次元で考えよう!
それが昨今注目されている「ひも理論」です。
球として考えるのではない?
紐や輪ゴムのような形を基本に据えるのです。
とはいえ決定打はありません。
賛否両論あります。
百歩譲ったとしても?
最初の紐はどこから生じたのか?
根本が解決されていません。
物理学者は考えたくない
そもそも物理学者としては?
宇宙のはじまりを知りたいけど考えたくない!
それが本音かもしれません。
つまり無から有が生じてしまえば?
物理の法則が根底から崩れてしまうためです。
もちろん理論を疑うところから科学はスタートします。
途中で妥協するくらいなら?
神話で納得していればよかったのです。
パンドラの箱を開けてしまったのなら?
元に戻すべきなのです。
部屋を散らかしたままでは?
親に?
神に!
怒られてしまいます。
他にも宇宙がある
こちらも仮説です。
私たちの知っている宇宙以外にも宇宙がある!
そんな話もあります。
この説を応用すれば?
いわゆるワープ!
突然宇宙人がやってきても説明はできるようです。
一方で壁をすり抜けられる!
トンネル効果と呼ばれる理屈もあります。
とはいえ、その宇宙は誰が創ったの?
根本的な課題は謎のままです。
無ではなくプラスマイナスゼロ?
無と考えるからおかしくなります。
ゼロなら?
プラスマイナスゼロ!
つまりはじめは穏やかな水面のような感じです。
そこに小石が投げられると?
波が立ちます。
地球上では摩擦や重力があるため?
再び穏やかになります。
とはいえ真空の無重力空間なら?
等速運動が続きます。
ランダムな動きも加わります。
そうして混沌とした宇宙ができあがる。
覆水盆に返らず!
人間には理解できない
人間はどこまで科学?
自然の法則を理解できるのでしょうか。
先にも指摘しましたが?
例えばバレーボールの表面を歩いているアリをイメージしましょう。
アリがどんどん前進しても?
彼女にとっては無限の空間が続いています。
果てがないからです。
とはいえそれを観察している人間にとっては?
バレーボールは有限空間です。
同じことが言えるでしょう。
3次元空間しか認識できない私たちには?
多次元空間は理解できません。
きっと宇宙は私たちの理解を超えた存在なのでしょう。
それが神なのかもしれませんが。