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東京で8日連続の冬日(最低気温が0℃未満)を記録しました。

正確な記録が残っている中では、史上最大クラスの寒波と言えるでしょう。

2018年1月22日には、東京でも23センチの積雪がありました。やはり地球温暖化が原因でしょうか。

参考「異常気象ではありません。猛烈寒波に襲われた3つの理由

雪国の人には笑われるかもしれませんが、東京ではこの寒さによって水道管が凍結、もしくは破裂する被害が増えているようです。

水は凍ると体積が増えます。

2月上旬は再び大寒波が来ると予想されています。また水道管の凍結が起きるかもしれません。

水道管の凍結や破裂を防ぐ方法を考えましょう。

私は学生時代、北海道に住んでいました。当時体験した最低気温は、-15℃です。鼻毛も凍る世界でした。

そこで得た経験と知識の一部をご紹介します。

水道管凍結を防止する方法

住宅事情によって水道管凍結・破裂防止の方法は異なります。家庭の状況に応じて対応してみてください。

1.水道管の元栓を閉める

北国では元栓を閉めて寝るのが常識です

北海道では、冬の夜、水道の元栓を閉めて寝るのが当たり前です。場合によっては日中でも閉める必要に迫られる日があります。

とはいえ東京の家で、水道の元栓などあるのでしょうか。我が家は都内の一軒家ですが、元栓が見当たりません。

つまり、水道凍結は想定されていないということです。そういう家庭がほとんどでしょう。

元栓の閉め方も重要です

もちろん元栓があるなら、閉めて寝ましょう。

ただし閉め方も大切です。ただ閉めればいいというわけではありません。

北国出身者であれば知っていると思いますが、水道の蛇口を全開にして水が流れている状態にしてから元栓を閉めます。

そうしないと、元栓から蛇口までにたまっている水が凍ってしまうからです。

水洗トイレの便器には不凍液を入れる

屋内で凍ることは、ほぼないと思いますが、盲点なのがトイレです。

トイレの凍結防止には、夜寝る前にトイレの不凍液(凍結防止剤)を入れておきましょう。

ホームセンターへ行けば、車バッテリー用の不凍液が売られているでしょう。これが使えます。(家庭用の凍結防止剤もあります。)

水洗トイレの場合、便器に水がたまっています。寒い日、トイレに暖房がなければ、トイレが凍ることがよくあります。

便器にたまっている水が凍ると、最悪の場合、便器が割れます

それを防ぐために、不凍液で対策をするのです。

なお汚い話で恐縮ですが、トイレの凍結対策には、夜おしっこをして流さず、ためておく方法もあります。

要は、純粋な水は凍りやすい、不純物が混ざっていれば凍りにくい、という原理です。道路に撒く融雪剤も、その原理を応用しています。

2.水を流しておく

流れる水は凍らない

流れる水は凍りません。川や海は、基本的に凍りません。逆に、池や湖は凍りやすくなります。

滝が凍って見えるのは、舞ったしぶきが凍って固まるからです。本体の流れは続いています。

オホーツク海などで見られる流氷は、動きの小さい沖合で凍ります。その氷が岸へ流れつく現象です。もちろん北極海の場合は、寒さが違います。これは例外です。

水を流しておく

そのため水道管凍結対策、特に元栓がない家庭なら、水を流しっぱなしにしておきましょう。どこか一つの蛇口だけで大丈夫です。

水道管内で常に流れている状態であれば、-10℃以下にならない限り、凍らないので水道管の凍結や破裂対策ができます。

もちろん、蛇口を全開にして水を流す必要はありません。

ちょろちょろと糸のように流れる、このギリギリの状態でOKです。

ちょっと難しいですが、慣れると簡単にできるようになります。

この程度だと、水道代も心配ありません。一晩で湯船1杯分ほどです。

トイレでムダに数回流した方が、水の量としては多いはずです。

そもそも水道管凍結によって生じる修理代より、水道代の方が断然安いでしょう。

3.屋外でむき出しになっている水道管を保護する

屋外でむき出しの水道管が凍結・破裂しないようにする対策は、タオルなどを巻いて外気に触れないように保護しましょう。

それだけでも凍結を防げます。

室内の水道管は、まず凍りません。室内が氷点下になることは、よほどのボロ屋ではない限りありえないからです。

問題なのは屋外にある管です。

庭用など、野外にむき出しの水道管は注意しましょう。

また最近は給湯器が外に設置してあります。そこにもむき出しで、寒さにさらされているの管があります。

金属製の管なら凍るだけですが、塩化ビニル製のパイプは簡単に割れます。

参考「ビニール袋とは何か?燃やしてよいのか?レジ袋は環境破壊の原因か

ホームセンターへ行けば、発砲スチロール製のパイプ用保護材が売られています。自宅の管の太さに応じて購入し、露出している管を覆いましょう。

4.給湯器を点けておく

給湯器の場合には、夜間電源を点けっぱなしにしておきましょう。最近の給湯器は、水道管凍結防止として、夜間に水を定期的に流してくれる機能があります。

ただし、ノーリツやリンナイのサイトに

給湯機器は気温が下がると安全装置が作動し機器の凍結を防止いたしますが、接続されている配管までは凍結を防止できません。配管が凍結した場合はキッチンやシャワーのお湯側の蛇口からお湯も水も出なくなる状態となります。(ノーリツ)

冬季の給湯機器の破損・故障にご注意ください|【ノーリツ】の給湯器・湯沸かし器

最近のガス給湯器は、凍結予防装置が搭載されていますが、給湯器に接続されている配管までは予防できません
配管には保温材をかぶせるなど、配管の凍結予防措置をしていただくことをおすすめします。 (リンナイ)

凍結により給湯器からお湯も水も出ません。どうすればいいですか?|リンナイ

とあります。

屋外にむき出しになっている給湯機器の配管は、上記3の凍結防止の対策が必要です。

参考「【実話】AIが暴走する!あなたの家でも起きる可能性のある恐怖

水道管が凍結したときの対処方法

急ぐときはぬるま湯で溶かす

「水道管が凍結した!」とパニックになりますが、いきなりお湯をかけてはいけません

一番いいのは、気温の上昇で自然に溶かすことです。

どうしても急いでいるときにも、あせってはいけません。

水道管にタオルなどを巻いて、約40℃以下のぬるま湯をかける程度でゆっくりと温めましょう。

「速く溶かしたい!」と高温のお湯や熱湯をかけると、

  • 温度差で水道管が割れる
  • つなぎ目から水が漏れる

結果、修理代が高くつきます。

そのため、水道管の凍結はジワジワと溶かしましょう。急激な温度差は水道管によくありません。

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水道管凍結指数をチェックしよう

冬の間、日本気象協会のウェブサイトでは、水道凍結指数を毎日教えてくれています。

寒くなりそうな日は、前もって水道凍結指数を調べておいて対策を取ると万全でしょう。

水道凍結指数 – 日本気象協会 tenki.jp

水道管凍結の目安は-5℃です

家の構造によっても異なりますが、水道管凍結の目安は、-5℃です

もちろん用心すべきですが、0℃になったからすぐに凍るわけでもありません。

水道凍結指数が見られないときでも、天気予報で最低気温が-5℃以下と言っていたら、何らかの水道管凍結の対策を施しましょう。

かつてはよく水道管が凍結していました

私が子供の頃、昭和40年代ですが、小学校の校庭にある水道がよく凍っていました。

昼になってようやく解け始め、その氷で遊んでいたことを昨日のように思い出します。

一方で温暖化の影響なのかもしれませんが、平成になってからは暖冬が続いていました。最低気温が氷点下になる冬日などは、ほとんどありませんでした。

そうした油断はあるかもしれません。

自然はドラマとは違います。何が起きるかわかりません。一般市民であっても想定外を想定しておくことが大切です。

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